ピア・ラーニングの授業では、教師がグループ・ディスカッションに参加しないため、授業改善の手がかりを得ることが難しい。そこで、本稿では、ピア・リーディング授業のグループ・ディスカッションを調査データとし、多肢選択的な課題と自由記述式の課題という異なる形式の課題が出された2回の授業の談話を比較することで、学習者の合意形成に影響を与える談話上の諸要因を探った。分析の結果、問題形式、問題数、司会役、発話機能がピア・リーディング授業の合意形成に影響を与える要因であることが明らかになった。また、それを踏まえた教師の指導として、①問題形式の長所・短所を知る、②時間にあった問題数の設定を考える、③学習者に司会役の役割と重要性を伝える、④議論を進める過程での「整理」の意義を理解させる、⑤議論を深めるため、「否定」の意義を伝える、という5点に工夫が望まれることが示唆された
本研究の目的は、学生の理解度や特性に着目し、「わかる授業」を進めていくための方法を検討することである。地域看護学方法論IIの授業に出席した本学看護学科3年次学生を対象にアンケート調査を行い、テキストマ...
知識は獲得しただけでは,実際の問題に適用できるとは限らない.したがって,知識を利用する経験を通して使いこなせるようになることを目的とした,知識定着の過程が必要となる.定着支援の手段として,知識を用いて...
本稿では動機づけを高める方略として多読を捉え、日本語中級レベルでの多読が内発的動機づけにおいて有効に作用するか考察した。またメタ認知活動の側面からも分析を加えた。意識調査、フォローアップインタビュー、...
埼玉県越谷市教育心理学,認知心理学の観点から「学び合い」のある授業づくりを協働による問題解決を通した学習として捉え考察した.知識の深い学習のためには,学習者が既に持っている知識や方略を活用しながら,新...
本稿では、学生の自己評価力を高めるための教授法「協議ワークを取り入れたピアレビュー」についてオンデマンド型授業でのよりよい実施方法の示唆を得ることを目的として、京都大学の社会学の教養科目で当該教授法を...
本研究は、実社会と見立てた教室において異文化理解能力を身につけることができるか、すなわち、ピア・ラーニングという協働学習によって効果的な異文化間教育が行えるかについて考察したものである。2014年度前...
本稿では、協同学習と協働学習とを分類するという類型論について、実践の焦点を定め、評価を行っていくという実践的課題を念頭に置きながら、その到達点と課題を検討する。まず、類型論として最も多く見られる単純な...
本稿は、「専門職の学習共同体」としての学校についての先駆的な研究機関であるテキサス州のサウスウェスト教育開発研究所(SEDL)の研究チームの文献に注目する。SEDLは、「どんな学校を専門職の学習共同体...
文章読解はすべての学習の基盤となり、高校卒業後の学びを継続するために必要である。本研究では高校生の語彙力と読解方略の関連を検討することを目的とする。高等学校は入学者選抜によって学力、特性に応じた区分が...
本研究の目的は、学習者自身によるパフォーマンス評価の評価結果は妥当な評価に近づきうるかどうかを明らかにすることである。本研究ではまず、「市民的オンライン推論能力」を素材として、パフォーマンス課題とルー...
さまざまな文化的背景や学習目標を持つ上級レベルの講読クラスにおいて、テキストは共通の関心事である「日本文化」を扱うことが少なくない。このことは、文化的な摩擦を事前に回避するという名目で、結果として一方...
学部生・大学院生向け授業で学習者の日本語(ロールプレイビデオと作文)と日本語母語話者の日本語(ロールプレイビデオと作文)をもとに,談話の構造について考える授業を行った。開講してみると留学生の参加も多く...
本研究は、日本語学習者が執筆した作文の文章構成と、その作文が有する説得力の高さとの関係を論じたものである。文章構成については、段落分けと文章型の観点から検討を行った。段落分けについては、一定の話題のレ...
publisher奈良本研究の目的は、ストレス状況によって、気分や自動思考に違いが見られるかを検討することである。そして、CBTの代表的な認知的技法である認知再構成法を通して、認知と気分の関係を明らか...
publisher奈良教育過程は一般に教授学習過程とみなされている。それゆえ、教育過程は当然のことながら、教授者と学習者の正常なる人間関係に基づくものである。しかしながら、現実の学校においては、教授と...
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