弥生文化の所産である青銅器の系譜を追求するため、本論では銅矛をとりあげた。中国では殷後期に、銎に両耳をもっ銅矛が出現する。しかし西周以降、中原および河北では無耳有穿の銅矛および戟の刺部が主流をしめている。一方春秋末以後、湖南を中心とする江南地域では銎部に鼻あるいは環耳をもつ矛があらわれ、戟は形づくらず特有の変化をしめす。河北の戦国時代青銅器文化の影響をうけて銅利器の鋳造を開始した北鮮では、いぜん実用の武器として銅矛は使用されていた。しかし南鮮では儀器化のきざしがみえる。弥生前期末近くに始まる日本の青銅利器は、慶州を中心とする朝鮮南部のものを舶載し、以後南朝鮮の工人の手によって、日本の青銅利器の鋳造が開始される。そして鋳造という利点を十二分に活用することなく一方向的な変化を示すものをつくりつづけ、弥生時代の社会の規制力をうかがわせる。To trace the genealogy of bronze produced in the Yayoi 弥生 culture, spear-heads are treated in this article. In China in the latter half of the Yin 殷 dynasty appeared the spear-heads with ears at the socket, but in Chung-yüan 中原 and Ho-pê 河北 after the period of Si-chou 西周, the copper arms with no ears but a hole, and tz'u-pu 刺部 of Chia 戟 were prominent. On the other hand, since...
人类历史根据使用工具的材质不同,可以划分为石器时代、青铜器时代、铁器时代。而日本则是从石器时代突然进入铁器时代,但是据考古发掘材料表明,日本也确实经历过使用青铜器的繁盛时期,这个时期被日本考古学界称为...
日本書紀の歴代天皇紀中、その上代の部分には、全く記事を有しない空白の年次が非常に多い。いまこれらの空白年次を除外して計算すると、その結果は治世年数に関し記註崩年干支と極めて緊密な関係があることが発見さ...
個人情報保護のため削除部分あり本稿においては、明清時代の珠江デルタを対象として、特定の地域における宗族形成の実態を追求した。その結果明らかにされたのは、明代中期以降、郷紳等の階層が、その在世中に商業・...
初期金属文化波及によって影響を受けた朝鮮土着の文化は、引き続き漢の直接の支配が及ばなかった南鮮において独特の発達を見たのは当然である。その文化を代表する考古学的資料として先ず銅剣を祖形とする磨製石剣と...
京都府雲ノ宮遺跡は、山城で最古の弥生式遺跡である。私はこの遺跡の土器にせっして以来、畿内の前期弥生式土器を古・中・新の三段階に大別する考えをもつようになった。本稿では、雲ノ宮遺跡とその土器についてのべ...
五世紀の百済には、「王」・「侯」を従える所謂が成立していた。ところが、この頃、ほぼ期を同じくして、日本と他の朝鮮諸国にも「大王」が成立していた。高句麗には四世紀末期に、倭国には五世紀前期に、新羅には六...
大化改新、律令制度を理解する一方途として、改新前地方支配組織の発展をとりあげる。中央機構で組織としての朝廷と伝統的首長としての皇室とが分立する結果、前者が後者を構成的に疎外する過程は、他方地方に対する...
一九六二年七月五日、龍大の講演のテキスト。龍大所蔵の西域文書の重要性について述べ、併せて西域文化研究会の研究と出版の業績の偉大さに言及した。西域は中国文化と中央アジア文化の交流混合の所 (例、銅銭と銀...
五世紀の日本や朝鮮の国際関係を、同様に中国南朝の冊封をうけていた他の諸外国の事例と関連させて検討するとき、そこに、従来よりは、豊富な史料と広い視野を獲得しうることとなろう。本稿は、かかる問題関心のもと...
個人情報保護のため削除部分あり本稿は、六・七世紀の百済の中心地であった朝鮮半島錦江下流域の三国時代墓制の変遷を検討し、そこから当該地域の歴史的変遷を考察することを目的とする。まず、古墳に副葬された土器...
十六世紀中葉からのヨーロツパ諸国との交流を契機として、天文学的理論・世界知識・世界地図などの分野を開拓されたわが国の地理学は、いわゆる蘭学の興隆によつて、地動説などのより新しい展開をみせはじめた。この...
新中国において革命後新たに発見された西周時代の青銅器銘文によって現れる、西周時代の土地、人民の恩賜策命によってえられる知識によって、従来の古典と、青銅器銘文とをもととしてつくられた西周時代の土地制度に...
北宋的士大夫文人「再發現」商周古代銅器與其文化價值之後,在有利的政治、社會條件之下,透過文物本身以及金石圖錄、禮圖與其他圖籍的媒介,在中國南北各地出現各種仿商周古銅器的器物,古銅風格的流行也影響到周邊...
漢代の画象石の機織圖は既知の三種に新出のものを加えて五種となつた。この機織圖に基き、その技術的解明を試みた。先奏や魏晋以降の機織法は具體的に知る史料がないが、我彌生式土器時代及古墳時代の機織法は幸い出...
個人情報保護のため削除部分あり同善会は、明末に生れ、すくなくとも清末まで続いた代表的な善会(社会福祉団体) である。にもかかわらず、これまで同善会が正面からとりあげられることはなかった。本稿は、中国社...
人类历史根据使用工具的材质不同,可以划分为石器时代、青铜器时代、铁器时代。而日本则是从石器时代突然进入铁器时代,但是据考古发掘材料表明,日本也确实经历过使用青铜器的繁盛时期,这个时期被日本考古学界称为...
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個人情報保護のため削除部分あり本稿においては、明清時代の珠江デルタを対象として、特定の地域における宗族形成の実態を追求した。その結果明らかにされたのは、明代中期以降、郷紳等の階層が、その在世中に商業・...
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