本報告では、今回、中国雲南省大理州巍山県での碑刻資料から収集した拓本資料の中から特に数点を紹介する。そして、これら資料の、従来不明な点の多かった16‐18世紀巍山周辺での仏教・道教などの中国系宗教研究における有用性について述べていく。This report introduces several rubbings of stone inscriptions collected in Weishan county 巍山県 of Dali 大理 of Yunnan province, China and shows how they are useful for the study of the Buddhism and Taoism there during the 16th-18th centuries
良寛の詩歌の中で和歌を取り上げる。良寛が最晩年に島崎木村家の庵で出合った貞心尼編の『はちすの露』から唱和編に注目したい。良寛の和歌は書や漢詩に比し評価は低かった。ひたすら和歌を学び良寛を師と呼ぶ貞心尼...
本稿では,「大学におけるアクティブ・ラーニング(以下AL)の影響に関する研究」が,その目的の一つとして「大学の社会連携活動による「地域社会の変容」を挙げていることに着目する。まず,これまで学生に行って...
宋代の都市研究では、地方都市の解剖がほとんど進んでいない。本稿では、『開慶四明続志』巻七「楼店務地」条に注釈をほどこしたうえで、宋代地方都市の一つである明州城の都市空間を復元する。楼店務地(官有地)に...
ヨルダン川の東岸で、洗礼者ヨハネによって洗礼を受けたイエススは、天から声によって、神の御子として宣言される。そして、直ちにユダヤ地方の荒地に追いやられ、そこ四〇日間サタンから誘惑を受けた。ヨハネから洗...
本稿は、初期経典における三支縁起説がどのように展開し、成立したのかという点を、upadhiの用例を通して、韻文資料を中心に考察する。結論として、「苦←所有(upadhi)」の関係がまずあり、苦の滅を説...
「ミュージアムライフ」 博物館のある人生 山西良平 1第42 回特別展「来て!見て!感激! 大化石展」 2東日本大震災に直面した遠隔地の博物館として 6調査研究事業 9資料収集保管事業 19展覧事業 ...
e-ラーニング・システムの要素を取り入れたタッチタイプ・トレーニングシステムを開発した。タッチタイプ練習全体を通した学習支援を目的とし、通常の練習の他に、履歴管理、オンライン日誌、指導者からのメッセー...
室町期に行なわれた近江国百済寺の再建復興活動および勧進活動に際して作成された勧進願文を題材にしながら、願文にみえる創建譚を検討する。特に創建の逸話には、創建譚創出時の同寺を取り巻く社会的な状況が反映し...
本稿は、説一切有部における表(vijnapti)と等起(samutthana)との関係を中心に考察を進め、身語の行為がどのように引き起こされ殺生や盗みといった行為を成立させているか、という問題を検討す...
『日本霊異記』の上巻序文に注目し、他の史料との比較を通して、8世紀-9世紀に作られた氏文の動向、かつ氏文の生成母胎となった「日本紀」言説の空間に注目することにより、『日本霊異記』が「日本紀」言説の空間...
文殊菩薩の浄土経典である蔵訳(以下、)の翻訳研究を行う。当経は未翻訳であり、詳細な解題が存在しないため、その全体像の紹介を目的とする。当経は浄土教を大乗菩薩道の展開として捉える際にも、重要な位置を占め...
本稿は、重要文化財である石清水八幡宮古文書の内、『八幡宮寺巡拝記』(桐之部 桐十一 ― 22)の翻刻である。なお、紙幅の都合で翻刻を前・後として分載し、本誌には、1丁表から30丁表まで掲載する。次号に...
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