本稿の目的は,諸外国のカリキュラムの動向や特徴を概観した上で,比較教育的視座から新しい算数・数学科学習指導要領を考察し,カリキュラムに関する今後の研究課題を提案することにある。具体的には,2007年に一部改訂されたイギリスの「ナショナル・カリキュラム」,PISAで好成績をあげているフィンランドの「ナショナル・コア・カリキュラム」,アメリカの「学校数学のための原則とスタンダード」を考察し,各カリキュラムの特徴を指摘した。その上で,今後の日本のカリキュラム研究への示唆として,1.「内容」と「プロセス」という2つの視座からカリキュラムの充実を図ること,2.カリキュラムにおいて達成度規準を具体化すること,3.社会生活との関連性という視座から指導内容の選択・配列に関する枠組みを検討すること,の3つを指摘した
埼玉県越谷市 全国学力・学習状況調査において,これまでに中学校数学科で出題された記述式の問題のうち,特に「見いだした事柄や事実を説明する問題」に注目し,調査結果を基に今後の指導の改善の方向性を探った。...
本研究以三位不同背景的國小六年級教師為對象,探討個案教師於教室內實施數學課程的情形。本研究採用個案研究法,透過教學觀察、訪談和文件來蒐集資料,從教師使用數學任務的來源、類型和實施方式等三個面向來了解教...
本稿では, 昭和43年度(1968年度)から平成12年度(2000年度)までに提出された, 広島大学大学院教育学研究科の教科教育学専攻数学教育学(数学内容学は除く)修士論文64編を対象にして, 各論文...
博士(政策科学)同志社大学日本の子どもたちの数学へのアフェクト(意欲、価値意識、不安などの心的要因)は、国際的な調査結果では最低レベルである。明治から戦前までは数学へのアフェクトは扱われず、前後の学習...
日本の子どもたちの認知的学力としての数学の到達度は高いが数学へのアフェクトは低いことをTIMSSやPISAという国際的調査の結果から示している。日本の数学教育政策にアフェクトが扱われてきたかについて、...
本研究は日本・中国・韓国の高校数学の教育課程及び教科書を基に目標や内容の取扱いについての比較を行い,それぞれの特徴を明確にするための調査研究である.その結果,中国や韓国は教育の目的を人材養成におき,国...
中学校・高等学校の数学の学習指導要領における、ある教育内容は教育制度の多様化の方向とかかわっている。この問題を次の2点のように、教育内容をしくみなおすことによって多様化の批判を試みた。1.中学校におけ...
本研究の目的は,RME(Realistic Mathematics Education)理論の特徴を明らかにして,具体的な実践例の分析を踏まえ,日本の数学教育への導入の可能性について考察し,示唆を得る...
「わかる」と「できる」の関係は複雑である。「わかる」は、評価の4観点のすべてにわたって使われる。一方、「できる」は、「~を説明すること」、「~を求めること」というように、主に「技能」に関わる言葉として...
大正から昭和の敗戦前に、数学のベストセラー受験参考書を書いたカリスマ塾教師、藤森良蔵は「考へ方研究社」の事業として高等数学の普及(大学教育の開放)にも力を入れた。高校受験生や理工系の学生がエリートであ...
本研究は,中学校・高等学校数学科の教育実習をより効果的で意義あるものとするために,附属学校での実践の分析を通して,教育実習の評価の改善を目指すものである。今年度は,実地指導に先立って教育実習生から提出...
本稿は, 日本の数学教育学における近年の研究動向をレビューし, 今後の研究に対する展望を述べようとするものである。日本数学教育学会の数学教育論文発表会において発表された近年(1991~2000)の論文...
埼玉県越谷市今回、改訂された学習指導要領の算数・数学科について述べる。指導内容に関する規定では、上限の規定が多く設けられ、丸暗記による学習が有効となるよう設計されている。したがって新しい学習指導要領で...
2002年からの新指導要領では、従来2年次に行ってきた「資料の整理」は高校へと移行する。資料の処理の仕方を学び、それを活用することによって見えないものが見えてくるという体験は、将来にわたって有効である...
数学的遠近法の教材化について,先行実践(大澤,2001,2002 ; 小関,2001,2002 等)に見られる「既習内容の深化」とは異なる視座からの教材化の可能性を模索した。数学的遠近法を「文化的な遺...
埼玉県越谷市 全国学力・学習状況調査において,これまでに中学校数学科で出題された記述式の問題のうち,特に「見いだした事柄や事実を説明する問題」に注目し,調査結果を基に今後の指導の改善の方向性を探った。...
本研究以三位不同背景的國小六年級教師為對象,探討個案教師於教室內實施數學課程的情形。本研究採用個案研究法,透過教學觀察、訪談和文件來蒐集資料,從教師使用數學任務的來源、類型和實施方式等三個面向來了解教...
本稿では, 昭和43年度(1968年度)から平成12年度(2000年度)までに提出された, 広島大学大学院教育学研究科の教科教育学専攻数学教育学(数学内容学は除く)修士論文64編を対象にして, 各論文...
博士(政策科学)同志社大学日本の子どもたちの数学へのアフェクト(意欲、価値意識、不安などの心的要因)は、国際的な調査結果では最低レベルである。明治から戦前までは数学へのアフェクトは扱われず、前後の学習...
日本の子どもたちの認知的学力としての数学の到達度は高いが数学へのアフェクトは低いことをTIMSSやPISAという国際的調査の結果から示している。日本の数学教育政策にアフェクトが扱われてきたかについて、...
本研究は日本・中国・韓国の高校数学の教育課程及び教科書を基に目標や内容の取扱いについての比較を行い,それぞれの特徴を明確にするための調査研究である.その結果,中国や韓国は教育の目的を人材養成におき,国...
中学校・高等学校の数学の学習指導要領における、ある教育内容は教育制度の多様化の方向とかかわっている。この問題を次の2点のように、教育内容をしくみなおすことによって多様化の批判を試みた。1.中学校におけ...
本研究の目的は,RME(Realistic Mathematics Education)理論の特徴を明らかにして,具体的な実践例の分析を踏まえ,日本の数学教育への導入の可能性について考察し,示唆を得る...
「わかる」と「できる」の関係は複雑である。「わかる」は、評価の4観点のすべてにわたって使われる。一方、「できる」は、「~を説明すること」、「~を求めること」というように、主に「技能」に関わる言葉として...
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数学的遠近法の教材化について,先行実践(大澤,2001,2002 ; 小関,2001,2002 等)に見られる「既習内容の深化」とは異なる視座からの教材化の可能性を模索した。数学的遠近法を「文化的な遺...
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本研究以三位不同背景的國小六年級教師為對象,探討個案教師於教室內實施數學課程的情形。本研究採用個案研究法,透過教學觀察、訪談和文件來蒐集資料,從教師使用數學任務的來源、類型和實施方式等三個面向來了解教...
本稿では, 昭和43年度(1968年度)から平成12年度(2000年度)までに提出された, 広島大学大学院教育学研究科の教科教育学専攻数学教育学(数学内容学は除く)修士論文64編を対象にして, 各論文...