Relation between valency and Big Five Model

publisher 奈良本研究では、Bion(1961)、Hafsi(1997)の理論である原子価(Valency)と、パーソナリティ特性論の一種である5因子論(Big Five Model)との関連を明らかにする事で、それぞれの原子価を持つ人の対人関係における特徴を明確にすることを目的としている。そのため、原子価理論・5因子論それぞれの理論について詳しく述べた上で、それぞれの理論がどのように関係性を持っているかについて仮説を述べた。そして、個人の原子価を測定するための質問紙VAT(Valency Assessment Test)と、Big Five尺度を用いて関係性の分析を行った。その結性の傾向が明らかになった