本研究では,相手をライバルとして認知する前からライバルとして認知した以降の相手に対する感情や行動の変化について探索的に検討することを目的として,ライバルが存在した大学生23名に対して半構造化面接を用いた調査を行った.ライバルを「基準」「目標」「好敵手」に分類し,分類間の比較を行った.結果,ライバルに対する競争心を明確にライバルに示すかどうかが対人関係の進展に影響することが示唆された.「基準」的なライバルに対しては競争心を示さないため,二者関係の親密化には影響がみられないが,「目標」的なライバルでは明確にライバルに競争心を示すため,相手に対する影響の認知も報告され,また,「好敵手」に関係が変化することでより二者関係が親密になる者が多くみられた.この「好敵手」への変化は,明確な競争心を示すことと,能力的に対等になることによりもたらされることが明らかとなった.The purpose of this study was to conduct an exploratory examination of the changes in the feelings and behavior of people towards another party prior to their acknowledging them as a rival and after acknowledging them as a rival, which it did by performing surveys using semi-structured interviews on 23 undergraduate who had a rival. Rivals were classified into <stan...
最近の若者の一つの特徴として,自分自身ばかりに注意が集中して,他人に関心を持たないという傾向が指摘されることがあるが,さらには,他者に関心を持たないだけでなく,他者を軽視あるいは蔑視するような心性を指...
本研究の目的は、子どもの知的能力と母親の養育態度との関係を子どもの達成動機という媒介変数を用い、これら三者の関係を明らかにすることである。母親の養育内容・養育時間と子どもの達成動機との関係を分析した結...
認知カウンセリングを通して, 小学6年生の女児を対象とした算数の個別学習援助を行った。クライアントのAは, 自己効力感や学習意欲にはそれほど問題がなかったものの, 以前習得した解き方を解答時に思い出せ...
本研究の目的は, 第一にピアジェが認知発達プロセスを解明する為に創出した課題の中での代表的な課題である系列化課題に焦点を定め, その系列課題解決に必要な認知操作の発達的変化を追求していく中で, どのよ...
本研究は, 観察・実験における思考活動と, この思考活動に影響を及ぼす要因の関係を構造方程式モデリング(SEM)を用いて明らかにすることを目的とした。このため, まず, 先行研究をもとに観察・実験にお...
本論文では,学生の問題解決過程および誤りに対する認知的競点からの考察に基づいて,学生モデルの記述法であるプロセスモデルと,プロセスモデルで記述された学生モデルを生成するプロセス駆動型モデル推論法を提案...
ニュートン力学の概念に対する認知構造の発達過程について検討を行った.専攻領域の異なる37人の大学生を対象に,46個の古典力学の単語をカテゴリー分けする作業を行った(実験1).その結果演験参加者の水準は...
publisher奈良臨床心理学関係の実習授業において、認知行動療法(Cognitive Behavior Therapy:以下CBTと略記)に関する以下の二つの実習を行った。一つは、自己の体験をCB...
観点別学習状況の4観点のうち,とりわけ,自ら学び自ら考える力などの「生きる力」,知識や技能に加え思考力・判断力・表現力などまでを含む「確かな学力」の核心をなすともいえる「思考・判断」の評価が最も難しい...
415-420В данной работе представлены результаты исследования роли рефлексии в актуализации позна-вате...
姿勢課題と認知課題の二重課題パラダイムを用いて、認知課題付加による立位姿勢制御に及ぼす影響について検討した。小児26名(平均月齢68.76±3.16ヶ月)を対象とし, 対象者を開脚立位群と閉脚立位群の...
新・中学校学習指導要領では,国語科の目標として,「伝え合う」という学習活動が新たに盛り込まれた。「伝え合う」ための具体的な学習活動として,どのような活動が想定されるのだろうか。筆者は,伝え合いが実現で...
本研究は,社会科における思考支援の方法を明らかにすることを目的とし,思考ツールを用いた授業に着目した。特に,帰納的推論を働かせるためのアプローチについて考察を行い,以下の成果を得た。(1)先行研究では...
Предпринята попытка соединения преимуществ качественного нарративного анализа с количественной формо...
publisher奈良本研究の目的は、ストレス状況によって、気分や自動思考に違いが見られるかを検討することである。そして、CBTの代表的な認知的技法である認知再構成法を通して、認知と気分の関係を明らか...
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