本稿は、愛知県下の1,223ヶ所の保育所が2012年度に実施した一時保育事業、病後児保育事業、休日保育事業、障害児保育事業、子育て支援センター事業の実施状況を整理し、課題を明らかにした。その結果愛知県下の保育所が行っている子育て支援事業は、事業内容別、地区別、公立保育所・民間保育所別によって違いがあることが分かった。事業内容別では、障害児保育事業の取り組みが進んでいる。また一時保育事業や子育て支援センター事業も徐々に広がっている。しかし、病後児保育事業と休日保育事業の整備が遅れている。地区別に実施状況を見ていくと、一時保育事業や障害児保育事業は、名古屋市、岡崎市、豊田市を含む西三河地区の取り組みが進んでいる。豊橋市、尾張地区、知多地区、東三河地区は、他地区と比較すると全体的に取り組みが遅れており、今後の整備が期待される。公立保育所・民間保育所別に実施状況を見ると、公立保育所の78%、民間保育所の62%が子育て支援に取り組んでいる。民間保育所に比べ公立保育所の方が、実施率が高いことが分かった
40018767778兵庫県看護協会は兵庫県からの調査委託を受け、病児・病後児保育の現状とニーズを把握し、今後の病児・病後児保育の取り組みについて検討することを目的に、兵庫県下で暮らす0歳から9歳まで...
目的:障害をもつ子どもを養育する家族には,子どもと家族が置かれた状況に気づき,問題を自覚し,生 活の調整と改善を図る力,家族エンパワメントがより必要とされる.本研究の目的は障害をもつ子どもの 母親のエ...
P(論文)法も整備され,障害のある児童生徒のニーズに応じて支援していくことのできる環境が整ってきているが,社会の発展に伴う環境の変化により障害を持つ子どもは増加傾向にある。障害児には早期療育が必要であ...
次世代育成支援地域行動計画によって,保育現場は様々な事業を担いながら,一方で人材や空間などの保育条件が充分に保障されないという矛盾を抱えて,日々実践していると考えられる。本論は,前期行動計画が保育現場...
本稿では,関連する文献,Webサイト等の情報を基に,授業「福祉行財政と福祉計画」で学生とともに,奈良市地域子育て支援センター「ゆめの丘SAHO」でフィールドワーク,インタビューを実施した内容,とくに,...
本研究の目的は,どのような領域の子どもの発達に保護者が気づきやすいかを調べること,保育者を基準としたときの,保護者の気づきやすさについて検討すること,様々な種類の行動の発達に育児がどの程度影響すると保...
進む少子化への対策として、社会全体で子どもを育てていくことを重視した施策が実施される中、「幼児教育振興プログラム(2001)」に基づき、幼稚園には「地域の子育て支援センター」としての役割が求められるこ...
本研究は,保育ニーズの多様化に応えるために社会的・構想的保育システムの構築を目指すものである。具体的には保育士のキャリアパスで考案された保育士の専門性について,保護者がどのように解釈しているのかを,保...
本研究は,公立保育所で展開される利用者支援事業について,事業の目的や支援を行う専門員の役割に着目し,保育士経験を持つ主査(利用者支援専門員)がこの事業において生かすことができる保育士の専門性と公立保育...
児童養護施設における自立支援において必要な視点を明らかにすることを目的として、児童養護施設における3つの事例への取り組みについて検討を行った。事例1は、施設内に長年にわたり存在する子ども同士の暴力体質...
地域の幼児教育センターとしての役割が求められる今日の幼稚園における子育て支援プログラムに関し、それを利用する保護者に視点を当て、実際の利用実態について調査を行った。本研究では、全国の幼稚園に子どもを在...
「食の乱れ」が大きな社会問題になっている。偏食(過剰な脂質摂取等)、孤食、朝食抜き、異味、ダイエットなど、多様な様相を呈している。このことは身体の健康のみならず、心の健康や発達にも暗い影を落としている...
40020424003保護者の保育参加は、親も子も育つという観点から有効性を示す実践が数々ある。しかし、その反面、導入に慎重な傾向も見受けられる。そこで本稿は、長野県内の幼稚園に勤務する保育者への質問...
論説 / Article近年、地方の農山漁村では、「三世代同居の大家族」にかわって「高齢者のみの家族」が増えつつある。かつてのような「長男だから親との同居は当たり前」という「規範」の弱体化に加え、地方...
児童福祉法第24条によれば「市町村長は保護者の労働又は疾病などの事由により,その監護すべき乳幼児又は39条第2項に規定があると認めたときは,それらの児童を保育所に入所させて保育しなければならない」とあ...
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