Research and Development of quantitative CBF measurement with MRI

  • 椎野, 顯彦
  • 犬伏, 俊郎
  • SHIINO, Akihiko
  • INUBUSHI, Toshiro
Publication date
May 2005

Abstract

科学研究費補助金研究成果報告書研究種目: 基盤研究(C)研究期間: 2002~2004課題番号: 14571309研究代表者: 椎野 顯彦(滋賀医科大学・医学部・教授)研究分担者: 犬伏 俊郎(滋賀医科大学・MR医学総合研究センター・教授)これまでに報告してきた定量のための不確定因子とその対策法 1)AIFのpartial volume effectは、体軸方向に直角で大きな血管である、上矢状静脈洞(VOF)との比を求めることによって症例ごとに補正する。この結果、M1などの太い血管にこだわることなく、さらに細い動脈であっても同じ結果が得られることがわかり、M1の走行位置にとらわれずにスライス位置の選択が可能である。 2)Gradient echo (GE)法とSpin echo (SE)法。理論的にはSE法の方が太い血管に影響されにくくCBFの評価としては理想的であるが、虚血急性期の症例においては測定の失敗は極力避ける必要があるため、より感度のよいGE法が選択されることが多いと思われる。我々の施設では、multishot-EPIによりsusceptibilityの影響を少し下げるとともに、画像の歪みも抑え、良好な結果を得ている。 3)Pixel by pixel deconvolutionとSNR。Deconvolutionの際のnoiseによる定量値誤差の影響を調べるためには、ROI法を用いる。CBFを求めたのち、任意の部位に大きなROIを設定して、そのTICをdeconvolutionして求めたCBFの値とpixel-by pixelで求めた値と比較する。この時の比を求めればnoiseに由来する誤差を補正できる。 4)Noise filterの設定。P=0.2と固...

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