【目的】看護学生としてのアイデンティティ(看護師を目指す一貫した自己意識)を測定するために,看護学生アイデンティティ尺度(Scale of Ego-Identity for Nursing Student: SEINS)を開発し,信頼性と妥当性について検討する.【方法】まず,同一性地位判定尺度12項目(ISS:加藤,1983)を参照し,原案12項目6 件法を作成した.次に,看護学生A群313名を対象に,本原案を用いて質問紙調査を実施し因子分析を行った.最後に,看護学生B群79名を対象に,因子分析後の尺度を用いて,その信頼性と妥当性の検討を行った. 質問紙には, 属性, 身体的健康感, ストレス感, 多次元自我同一性尺度(MEIS)を加えた.【結果】A群の有効回答者は284名であり,B群の有効回答者は78名であった.因子分析の結果,8 項目2 因子が抽出され,第Ⅰ因子4 項目を「達成志向」と命名し,第Ⅱ因子4 項目を「寄与志向」と命名した.「達成志向」と「寄与志向」の因子間相関係数は0.63であった.これをSEINSとした.累積寄与率は39.50%であった.信頼性については, α=0.77 とr =0.82 で確認された.妥当性については,r =0.58 で確認された.SEINS と身体的健康感には,V=0.28 が確認された.【考察】SEINS と正の相関を認めたMEIS の下位尺度には「心理社会的同一性(社会との適応的な結びつきの感覚)」や「対自的同一性(自己意識の明確さの感覚)」などがあることとSEINS の下位尺度の項目内容から,「達成志向」は「看護の方向性を見定め達成しようとする自己意識」と定義し,「寄与志向」については「看護に積極的に寄与しようとする自己意識」と定義...
The stability of the α- amylase inhibitor(TAI)from Toramame(Phaseolus vulgaris L.)toward the attack ...
【目的】本研究の目的は、都市郊外に居住する介護認定を受けていない高齢者を対象として、健康3要因、社会経済的要因及び就労が3年後の新規要介護度に影響する因果構造を明らかにすることである。【方法】研究方法...
本研究は、肝内胆管系の各々のレベルでの複合糖質の発現異常の観点から、胆道系疾患の発生、進展を解明することが目的である。用いた方法は免疫組織化学とコラーゲンゲル内培養法である。1.ヒト肝内胆管系での血液...
認知症の重症度とともに運転事故の危険性は高まることから,中等度以上の認知症では運転 すべきでないという点についての世界的コンセンサスは得られているが,専門学会ごとに認知症の 運転中止基準は異なる.当...
本研究は、新人看護職員研修事業である「医療機関受入研修事業」の実態とその効果を検討するため、事業参加施設と不参加施設の新人看護職員離職傾向と看護技術習得自信度について統計学的に比較した。事業で行われた...
近年,職場ストレスにより抑うつ状態をはじめ心身の不調を来し休職したり,学校や社会に不適応を起こし不登校,ひきこもりになったりする適応障害患者が増えている.診断基準上,適応障害を引き起こす要因であるスト...
本研究は,8日間の南太平洋諸島への滞在中における,活動,交流,および調整された食事摂取などのライフスタイルの変化が,特に精神的健康度に及ぼす影響について検討することを目的とした. 自主的に参加した中高...
本研究は,高齢者の身体機能や認知機能の維持を目指した外出環境を検討するため,熱帯植物温室の環境がもたらす高齢者への心身の効果を明らかにすることを目的とした.高齢者41名を対象に,熱帯植物温室体験前後の...
[目的]予防的・健康増進作業療法プログラムが,地域に在住する健康高齢者のQOLの身体の痛みに関する領域,心理的領域,環境領域,そして生活満足度に与える効果をランダム化比較試験によって検証する.[方法]...
高齢マウスの背部皮膚を板状ネオジム磁石2枚で挟み圧迫することで褥瘡を形成させ、圧迫部位周辺の皮下組織にα-Tocopherol(α-T)を投与し、その効果を組織学的に検討した。結果、α-Tの投与に伴い...
金沢大学理工学域数物科学系極低温走査トンネル顕微鏡を用いて金の(111)面で広いエネルギー領域での準粒子干渉(QPI)計測を行い,このデータに対してLASSOによる解析を行い,QPIの真髄である電子の...
エリブリンはタキサンとは異なる作用機序をもつ微小管阻害剤である.海外の第Ⅲ相試験 では,エリブリンの転移・再発乳癌に対する延命効果が示されている.今回,エリブリンの臨床 的な有用性を検討するため,2...
長崎国際大学覚せい剤などの乱用性薬物はその反復使用により依存性が形成される(薬物依存症)。この薬物依存症の主徴は退薬時に薬物への渇望が発現する点にある。薬物への渇望の誘因の1つとしてストレスが挙げられ...
国際統合報告の開示フレームワークにおいてソーシャル・キャピタル(SC)は、組織が構造化された開示を行ううえで有用な6つの資本の1つとして採り上げられている。SCと類似の協働意識は、わが国において長く共...
研究成果の概要(和文):術前経口補水液の周術期ストレスに対する効果について,下顎後退術待機患者を対象としてランダム化介入試を行った.術前2時間前までに指定飲料摂取を指示し,飲料によりORS群:2.5%...
The stability of the α- amylase inhibitor(TAI)from Toramame(Phaseolus vulgaris L.)toward the attack ...
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