本論文では、談話分析の手掛かりを会話分析(CA)に求め、談話の中で倒置文がどのような現われ方をするのか、即ち、倒置文の談話の中での分布を前後のコンテクストとの関わりの中で調べることを目的とする。CAでは発話者がどういう人物であるか、その意図は何であるのか、(状況を含む広義の)コンテクストはいかなるものであるのか等の点は考慮の対象外になるが、「隣接ペア」の概念を用いて、ある発話がどのように先行する発話に影響され、更に次の発話に影響を及ぼすかを観察するのに適していると思われる。ここでは、倒置文はアトランダムに現われるのではなく「隣接ペア」の中での第二文(ABというペアならばBにあたる)に現われ、それが「修正」の機能を持つことが明らかにされる。また、倒置文の使用は発言権の維持につながることも指摘される
application/pdf韓国語の非対格動詞は、「到着する、着陸する」などの出来事が終わった後の結果状態に焦点が置けれる と「溶ける、凍る」などの出来事の途中過程に焦点が置かれる とに二分類す...
この小論では、日本語方言区分の実際と基準について論じる。一般的に現代日本語は、東日本・西日本・九州・琉球という四大方言への区分がなされる。24他方でアクセントによる区分では、無型・一型・二型という理論...
1. はじめに2. データ3. ポジティブ・ポライトネスとネガティブ・ポライトネスの分布状況と分析4. 会話分析5. 終わりに本稿はBrown & Levinson(1987)のポライトネス理論に基づ...
[[abstract]]本研究では、日本語母語話者と台湾人日本語学習者による接触場面での自然会話を取り上げる。分析に用いた対面接触場面での会話は、人間の相互作用としての「言語運用」の分析に適した形で文...
日本在住および中国在住の中国人ビジネス関係者を対象とし、日本語によるビジネス電話会話の終結部の分析を行った。中国人ビジネス関係者がクレームの電話を受けたという場面設定で会話を抽出した結果、中国人ビジネ...
本稿は、日本語と英語会話の相づちの出現頻度及び出現実態をターン交替との関わりで調べ、両言語における相づち行動の共通点と相違点を明らかにするものである。資料には日本語母語話者、及びニュージ-ランド(以下...
埼玉県越谷市本稿以拒绝的语言表达方式为中心,对中日两国的语言交流方式的差异进行了考察。本次通过对日本的已走上社会参加工作的人,大学生,非学习日语的中国人,学习日语的中国人进行问卷调查,就拒绝的语言表达...
本研究は日本語と中国語の依頼会話の好ましい展開パタンを明らかにすることを目的とし,依頼者と被依頼者の相互行為の観点から依頼会話を分析したものである。その結果,「予告」の発話は両言語において現れやすい場...
母語話者の談話には、丁寧体と普通体の混在が見られることが指摘されている。しかし、スピーチレベルシフトの生起は、複雑な要因が絡み合い、学習者に習得しにくい項目と言われている。本稿は、母語話者1名が4名の...
筆者は2008年度から共通教育科目の留学生対象の講義科目である「日本事情1・2」を担当することになった。一般に「事情」というタイトルを冠する科目は,体験学習や伝統文化の紹介を中心に据えた内容であったり...
本研究は、「そう」という形式を含む相づち表現「そう」「そうだ・そうです」「そうですか」「そうですね」を中心に、その用法を分析することによって、相づちによって表現される話し手の立場・態度の様相の一端を示...
神奈川県茅ヶ崎市第2 言語学習者たちの言語運用力の差異は、言語学習環境を取り巻く様々な要因とともに、学習動機、言語への関心度や必要度、言語能力、適正など多様な学習者の個々の要因に帰することが多いと考え...
本研究の目的は、日本人が何を手がかりにどのように間接的断りを理解しているのかを談話レベルで探ることである。依頼に対する応答の会話3例を談話の展開によって数段階に区切り、そのテープを日本人31名に聞かせ...
論説 / Article日本語の自然発話において名詞句が連続して生起するパターンは普通に観察される現象である。本稿では、日本語の照応表現のタイプとして、裸名詞句、指示形容詞句、指示代名詞、ゼロ代名詞を...
日本人留学生と交流経験を持つ、中国人ホスト学生15名及び中国人ホストファミリー6名を対象として、異文化接触における認知と対応について半構造化面接を実施し、AUC-GS学習モデル(田中・中島,2006)...
application/pdf韓国語の非対格動詞は、「到着する、着陸する」などの出来事が終わった後の結果状態に焦点が置けれる と「溶ける、凍る」などの出来事の途中過程に焦点が置かれる とに二分類す...
この小論では、日本語方言区分の実際と基準について論じる。一般的に現代日本語は、東日本・西日本・九州・琉球という四大方言への区分がなされる。24他方でアクセントによる区分では、無型・一型・二型という理論...
1. はじめに2. データ3. ポジティブ・ポライトネスとネガティブ・ポライトネスの分布状況と分析4. 会話分析5. 終わりに本稿はBrown & Levinson(1987)のポライトネス理論に基づ...
[[abstract]]本研究では、日本語母語話者と台湾人日本語学習者による接触場面での自然会話を取り上げる。分析に用いた対面接触場面での会話は、人間の相互作用としての「言語運用」の分析に適した形で文...
日本在住および中国在住の中国人ビジネス関係者を対象とし、日本語によるビジネス電話会話の終結部の分析を行った。中国人ビジネス関係者がクレームの電話を受けたという場面設定で会話を抽出した結果、中国人ビジネ...
本稿は、日本語と英語会話の相づちの出現頻度及び出現実態をターン交替との関わりで調べ、両言語における相づち行動の共通点と相違点を明らかにするものである。資料には日本語母語話者、及びニュージ-ランド(以下...
埼玉県越谷市本稿以拒绝的语言表达方式为中心,对中日两国的语言交流方式的差异进行了考察。本次通过对日本的已走上社会参加工作的人,大学生,非学习日语的中国人,学习日语的中国人进行问卷调查,就拒绝的语言表达...
本研究は日本語と中国語の依頼会話の好ましい展開パタンを明らかにすることを目的とし,依頼者と被依頼者の相互行為の観点から依頼会話を分析したものである。その結果,「予告」の発話は両言語において現れやすい場...
母語話者の談話には、丁寧体と普通体の混在が見られることが指摘されている。しかし、スピーチレベルシフトの生起は、複雑な要因が絡み合い、学習者に習得しにくい項目と言われている。本稿は、母語話者1名が4名の...
筆者は2008年度から共通教育科目の留学生対象の講義科目である「日本事情1・2」を担当することになった。一般に「事情」というタイトルを冠する科目は,体験学習や伝統文化の紹介を中心に据えた内容であったり...
本研究は、「そう」という形式を含む相づち表現「そう」「そうだ・そうです」「そうですか」「そうですね」を中心に、その用法を分析することによって、相づちによって表現される話し手の立場・態度の様相の一端を示...
神奈川県茅ヶ崎市第2 言語学習者たちの言語運用力の差異は、言語学習環境を取り巻く様々な要因とともに、学習動機、言語への関心度や必要度、言語能力、適正など多様な学習者の個々の要因に帰することが多いと考え...
本研究の目的は、日本人が何を手がかりにどのように間接的断りを理解しているのかを談話レベルで探ることである。依頼に対する応答の会話3例を談話の展開によって数段階に区切り、そのテープを日本人31名に聞かせ...
論説 / Article日本語の自然発話において名詞句が連続して生起するパターンは普通に観察される現象である。本稿では、日本語の照応表現のタイプとして、裸名詞句、指示形容詞句、指示代名詞、ゼロ代名詞を...
日本人留学生と交流経験を持つ、中国人ホスト学生15名及び中国人ホストファミリー6名を対象として、異文化接触における認知と対応について半構造化面接を実施し、AUC-GS学習モデル(田中・中島,2006)...
application/pdf韓国語の非対格動詞は、「到着する、着陸する」などの出来事が終わった後の結果状態に焦点が置けれる と「溶ける、凍る」などの出来事の途中過程に焦点が置かれる とに二分類す...
この小論では、日本語方言区分の実際と基準について論じる。一般的に現代日本語は、東日本・西日本・九州・琉球という四大方言への区分がなされる。24他方でアクセントによる区分では、無型・一型・二型という理論...
1. はじめに2. データ3. ポジティブ・ポライトネスとネガティブ・ポライトネスの分布状況と分析4. 会話分析5. 終わりに本稿はBrown & Levinson(1987)のポライトネス理論に基づ...