本報は、教職科目の「教職指導」と「学校教育実践研究」の指導内容に工夫・改善を図ることが、教師を希望する学生にどのような効果があるのかについて報告することが目的である。最初に、「教職指導」においては、教師の基本的な資質である教科指導技術を養成することに加えて、学校現場で突施される「学校一日体験プログラム」を通して教科指導、学級経営、そして部活動などを総合的に関連させることができる。そのことにより、教育に対する視点が学生から教師としての立場へ移行することで、将来の教師像を客観的に見つめる機会となるばかりでなく、課題などの把握にも寄与していることが明らかになってきた。次に、「学校教育実践研究」においては、教師の現状や課題などを理解することで、教師としての使命感を高め、教育実習の事前指導として「模擬授業」を実施した。そのことにより、教科指導に必要な基本的技術の習得、学習指導案の作成を通して、教科書の活用方法、生徒の学習活動、板書計画の在り方などの研究に加え、教育基本法など教育関連法規や学習指導要領の理解に寄与していることが明らかになった。昨今の教育基本法の改正、学習指導要領の全面改定などに象徴されるように教育環境は常に変化しており、教師に求められる力量も実践的コミュニケーション能力や組織マネジメントなど多様な変化に対応するものとなってきている。従って、教職科目においても教育墳境の変化を見据え、教師の力量を高めるための指導内容となる一層の工夫・改善が必要であると考えられる
2020年から完全実施される新学習指導要領では、新しい時代を生きる子供たちに必要な力が三つの柱として整理されている(文部科学省, 2019)。すべての教科で、「何のために学ぶのか」ということを意識しな...
本研究は,第一著者が学生相談カウンセラーとして,第二著者が保健管理室の保健師として,A大学というフィールドに身を透いて実践した,実践的フィールドワークによる研究である。学生相談室と緊密な繋がりがある保...
本報の目的は、教職科目「学校教育実践研究2」における指導内容が、「学校教育実践研究1」の導入後、教育実習に対してどのような効果があったのかについて報告することである。特に「学校教育実践研究2」において...
[出版社版]子どもの食の乱れが叫ばれるようになって久しい。とくに近年では、食育基本法の制定などに見られるように、食育は社会全体でとりくむ重要課題と認識されている。なかでも、なにをどのように食べるかとい...
日本の教育現場では外国にルーツを持つ児童生徒の教育が課題となっている。特に学習や学校生活を下支えするのがこれらの子どもたちの日本語指導である。よって、教職をめざす学生には、日本語教育に関する資質・能力...
学校現場では、いじめや不登校、友達関係がつくれないなど、自分の身体性と学校空間との間に齟齬を来すような様々な臨床課題が後を絶たないでいる。この間の奈良教育大学附属中学校の「学校の森」(以下「裏山」と呼...
今日、特殊学級で学ぶ子どもたちの、自立や社会参加の基礎となる「豊かに生きる力」をどのように育んで行くかが求められている。交流教育は、特殊学級での活動では実現が難しい大集団での協同的な活動の経験によって...
本研究は、英語授業において学習者自身が学習する教材を選択することができる授業科目(コース)の構築と評価に関するアクション・リサーチの1つである。この授業科目は1学期間かけて徐々に構築される。学習者は、...
小学校では2020年度から新しい学習指導要領が施行される。新しい教科として外国語が加わるが,その評価の仕方について戸惑っている小学校教員は多いように思われる。そういった教員の一助となるよう,学習指導要...
近年、在留外国人数が大幅に増加し、日本語教育の必要性が大きく叫ばれるなか、十文字学園女子大学は2020年度に日本語教員養成課程を開設した。本稿は、本課程のなかでも特に日本語教育技術の養成に主眼をおいた...
本研究は,キァリアCAMIを用いて,大学生・専門学校生の「就職への統制感」と「就職への無力感」がどのような就職・職業に向けての自己理解に由来するかというパターンの解明を中心として分析・考察してきた。 ...
近年、知的障害児者に対する特別支援教育の術要は高まり続けているが、実態把握や環境整備を含めた指羽・支援が的確でないことが指摘されている。そこで本研究では、自立や社会参加、QOLの観点から教育成果を評価...
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