An Investigation of Awareness and Actual Circumstances in Educational Out door Activities among Students in the faculty of Bunkyo University Education

埼玉県越谷市小学校，中学校の教員になると，林間学校，臨海学校，スキー教室などの学校行事を担当させられ，その計画・立案に携わることになる．本学教育学部には，野外活動科目を履修できるのは体育専修だけで，他専修の学生は野外活動科目を履修できないのが現状である．他専修の学生も体育会に所属すると1年生の夏にフレッシュマンキャンプが設定されていて，体育会員全員が参加する行事がある．在学中にボランティアとして林間学校，臨海学校，スキー教室などの学校行事に参加している．野外活動科目を履修していない学生も教員になると一応それらの行事をこなしているのが現状である．野外活動の教育的意義は，自然志向と運動志向により，社会的欲求は高い．そこで，小学校学習指導要領と野外教育，学校教育での野外活動，野外活動での指導者の役割と指導内容，学生の野外教育に関する関心，野外活動の体験，学生の野外活動に対する意識，野外活動の指導者の資質について，文献調査と学生に対するアンケート調査から野外活動の分析を試みた