博士(神学)同志社大学本稿では近代日本の平和思想の原型とも呼ばれる内村鑑三と、彼を徹底的に継承した矢内原忠雄の平和思想の具体像を確認しその意味を明らかにしようとした。これらの思想は国家に対する無条件的•絶対的服従が求められた時代の中で、キリスト教信仰に基づく「良心の自由」による生を送るようにし、さらに神から与えられた使命によって現実を批判し、宗教的信念による普遍的倫理実践の姿勢を引き出した。In this paper, I tried to clarify the peaceful thought of Uchimura Kanzo who is referred to as a model of peace thought in modern Japan and Yanaihara Tadao who succeeded to Uchimura\u27s thought thoroughly. They acted out of religious conviction. And that means they lived under their freedom of conscience which is predicated upon the Christian faith. As a result, they criticized the reality of war and national policy and kept their universal ethics through the power of religion during their lifetime
Tadao Kanzo (1839〜1961) welcomed the separation of religion from politics and the freedom of religi...
YANAIHARA Tadao is an outstanding scholar of colonial policy after World War I in Japan. He is also ...
The reason for our choosing salvation as the central topic of this study is to be found in the fact ...
矢内原忠雄(1893-1961)は、無教会主義の創始者である内村鑑三の弟子である。これまでの神学における先行研究では、内村や矢内原の「日本的基督教」構想を分析することで、国家に対して無批判に迎合せず、...
ヒックの宗教多元主義は、西洋キリスト教に対する問題提起となった。しかし、宗教多元主義は非西洋的な社会においても、批判的な役割をもちうるのか。本稿では、滝沢克己を宗教多元主義者として位置づけ、この疑問に...
1.本書の構成と内容。あいまいな「平和」の語がもった多様な意味について,戦後史を4つに時期区分し,多角的に検証していく。2.到達点。「平和」概念のあいまいさを明示し,保守主義の「平和」論を俎上に載せた...
本稿は滝沢神学における問題意識の究明を目的とする。そのため、滝沢神学の最初期の二つの論文、「信仰の可能性について」と「イエス・キリストのペルソナの統一について」に焦点を当てる。次に、両論文の背景として...
The traditional Japanese concept of life and death is said to be drastically different from that of ...
日本人は無宗教であると言われる。本研究では、大学生9名(男2人、女7人;平均年齢21.5歳)を対象に、宗教・信仰の実態を面接法で調査した。語り内容をKJ法で分析した結果、寺社参拝、あるいはおみくじやお...
近年,中世の律宗・律僧に対する関心は高く,多くの研究が蓄積されているものの,いまだそれらの中心は叡尊・覚盛ら南都の戒律復興僧が占めていると言って良い状況にある。そこで本稿では,叡山の戒律復興運動に対す...
本稿の対象は、昭和戦前期にカトリック思想家として存在感を放った吉満義彦である。その思想の構造と特質に関しては二〇一一年度に著した論考と、本年度末に公刊される新稿で明らかにした。本稿はそれらの考察を承け...
日本人の宗教意識や宗教行動は, 一般に無自覚的, 年中行事的, 人生儀礼的, 共同体的であるといわれている. 社会的貢献の意識が弱く, 社会改良のモデルが宗教の中に見られないとも言われている. 本論に...
Uchimura Kanzo (1861-1930), a Japanese Christian writer, trained in Eastern traditions and Western c...
Prior to dealing with the problem \u27On Education and Christianity in Japan,\u27 I feel the necessi...
This presentation as a part of the Center for Global Understanding and Peacemaking\u27s 2018 panel ...
Tadao Kanzo (1839〜1961) welcomed the separation of religion from politics and the freedom of religi...
YANAIHARA Tadao is an outstanding scholar of colonial policy after World War I in Japan. He is also ...
The reason for our choosing salvation as the central topic of this study is to be found in the fact ...
矢内原忠雄(1893-1961)は、無教会主義の創始者である内村鑑三の弟子である。これまでの神学における先行研究では、内村や矢内原の「日本的基督教」構想を分析することで、国家に対して無批判に迎合せず、...
ヒックの宗教多元主義は、西洋キリスト教に対する問題提起となった。しかし、宗教多元主義は非西洋的な社会においても、批判的な役割をもちうるのか。本稿では、滝沢克己を宗教多元主義者として位置づけ、この疑問に...
1.本書の構成と内容。あいまいな「平和」の語がもった多様な意味について,戦後史を4つに時期区分し,多角的に検証していく。2.到達点。「平和」概念のあいまいさを明示し,保守主義の「平和」論を俎上に載せた...
本稿は滝沢神学における問題意識の究明を目的とする。そのため、滝沢神学の最初期の二つの論文、「信仰の可能性について」と「イエス・キリストのペルソナの統一について」に焦点を当てる。次に、両論文の背景として...
The traditional Japanese concept of life and death is said to be drastically different from that of ...
日本人は無宗教であると言われる。本研究では、大学生9名(男2人、女7人;平均年齢21.5歳)を対象に、宗教・信仰の実態を面接法で調査した。語り内容をKJ法で分析した結果、寺社参拝、あるいはおみくじやお...
近年,中世の律宗・律僧に対する関心は高く,多くの研究が蓄積されているものの,いまだそれらの中心は叡尊・覚盛ら南都の戒律復興僧が占めていると言って良い状況にある。そこで本稿では,叡山の戒律復興運動に対す...
本稿の対象は、昭和戦前期にカトリック思想家として存在感を放った吉満義彦である。その思想の構造と特質に関しては二〇一一年度に著した論考と、本年度末に公刊される新稿で明らかにした。本稿はそれらの考察を承け...
日本人の宗教意識や宗教行動は, 一般に無自覚的, 年中行事的, 人生儀礼的, 共同体的であるといわれている. 社会的貢献の意識が弱く, 社会改良のモデルが宗教の中に見られないとも言われている. 本論に...
Uchimura Kanzo (1861-1930), a Japanese Christian writer, trained in Eastern traditions and Western c...
Prior to dealing with the problem \u27On Education and Christianity in Japan,\u27 I feel the necessi...
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The reason for our choosing salvation as the central topic of this study is to be found in the fact ...