入学時のオリエンテーションで行なわれた性格テストが、本学看護学生の学生生活における自己の成長にどのような影響を与えているか、また、本学看護学生の入学年度集団による特性の相違を明らかにすることを目的として、本学1986年入学生と1987年入学生を対象に1年入学時と4年卒業時に実施したTAOK(Transactional Analysis and OK positions)、YGテスト(矢田部ギルフォード性格テスト)の結果と、自己の成長との関連を検討した。また、1987年入学生には3年次にも同様な調査を行ない、その効果について検討した。その結果は以下のごとくであった。1.TAOKによるエゴグラム・「基本的構え」及びYGテストの結果は、集団の特性を反映している。2.3年次にもテスト及び調査を行なうことは、学生自身が自己を見つめる機会となる。3.1986年入学生と比較して、1987年入学生では、学外活動や自主性を重んじられる卒業論文などの要因が、自己の成長に影響を与えたと認識した者が多い。4.1987年入学生の3年次と比較して、4年次では、学外活動や大学4年間を通しての経験が、自己の成長に影響を与えたと捉えている者の割合が2倍に増加している。5.1986年入学生では、4年次には「基本的構え」の自他肯定をしている者、1987年入学生では、3年次には自他肯定している者、4年次では自己否定・他者肯定している者に、過去の経験を自己の成長に結びつけている割合が多い。6.1987年入学生では、「自分がプラスに変化したことがら」について、3年次から4年次の間に「物事をさまざまな側面から捉えられるようになった」と答えた者の割合が2倍に増加している
1989年に「本学学生が看護を学ぶことを決定した動機」を発表したが、看護教育をめぐる変化、社会情勢の変化の中で、本学の入学生が看護を学ぶことを選択した動機、看護を学ぶ場として本学を選択した動機、前回...
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