赤系統の植物染料として代表的な茜染めに関する文献やホームページ上の公開情報などから得られた染色方法について比較検討を行なった。さらに、調査資料に基づいて媒染剤の種類や使用濃度、媒染方法などを規定し、六葉茜により絹および羊毛の染色を行なった。茜染めの媒染では、アルミニウム、鉄、銅などの金属塩の媒染剤の使用濃度を資料掲載数が多く、これらは人体や環境に対する安全性からも媒染剤として適している。媒染剤の使用濃度を資料掲載数により検討した結果、酢酸アルミニウムは5%、木酢酸鉄は2%、酢酸銅は3%の記載が多く見られた。本研究では、これらを基準濃度として、それぞれ12倍、1倍、2倍、の濃度を染色時の媒染剤濃度とした。アルミおよび銅媒染では、媒染方法や媒染剤濃度の違いによる染色布(絹、羊毛)の色調変化はほとんど認められない。また、赤系統の発色を得るためには、絹および羊毛のいずれも後媒染が有効であることを示唆した
本研究においては,明治期の輸出用実物衣装の観察と考察,及び椎野正兵衛の「ものづくりの精神」への理解という2つを取り入れた衣生活学習を開発し,実践・評価して,普及可能な学習モデルとして提案することを目的...
publisher奈良ウコン(Curcuma longa Linn.)はショウガ科(Family Zingiberaceae)こ属する熱帯植物である.東南アジア地方が原産地と見なされている.ウコンの地...
The bark of Rhaphiolepis umbellata Makino has been used to produce the characteristic black color of...
赤キャベツから抽出したアントシアニン系色素の水溶液を用いて絹布を染色した。色素溶液のpH および濃度,布を色素溶液に浸漬する時間,媒染剤の使用およびその種類による染色布の色調の変化や,保存条件による染...
ドラゴンフルーツ(ピタヤ)は中南米原産のサンカクサボテンの果実で,近年では鹿児島県でも栽培されるようになり,主に食料品として利用されている。また,世界的にも研究が進められており,果実の色の異なる各品種...
In article the chemical intensification of process of a dyeing of cotton textile materials is consid...
藍は栽培が容易で、その色素は生活を豊かにしてきた身近な自然の恵みであり、人間と自然との関わりを体験できる教材としての応用が考えられる。そこで、本研究では、小学校において蓼藍を栽培することを想定して、児...
ドラゴンフルーツのなかで鮮やかな赤色を示すレッドピタヤの果実は様々な食品の着色に用いられている。一方,レッドピタヤの果皮部分も鮮やかな赤色をしているが,あまり利用されることなく,ほとんどが廃棄されてい...
赤キャベツから得た色素液を用いて、無媒染およびナトリウム(Na)、マグネシウム(Mg)、アルミニウム(Al)、カルシウム(Ca)、鉄(Fe)および銅(Cu)の6種の媒染剤を用いた後媒染により染色した絹...
近年,ドラゴンフルーツに含まれる成分について研究が進められており,色の異なる各品種の利用法についての報告が行われている。しかし,ドラゴンフルーツに含まれるベタレイ ン類は4大色素の一つとして重要な植物...
Спосіб забарвлення гістологічних зрізів дає змогу на завершальному етапі отримати максимально чисте ...
ソメモノイモの染色性について検討し, 次の結果を得た。1)ソメモノイモの熱水抽出物は約17%であった。2)素材に絹布を用いて染色条件を検討した。その結果, 最適染色条件は染料濃度が5%, 染色温度が8...
ラオスにおける染料植物利用の現状を把握することを目的として, 国内16ヶ所を対象に聞き取り調査を行った.その結果, 57種の利用が確認できた.この57種は, 複数の調査地において頻繁に利用される19種...
P(論文)"日本の国民の染織文化は,木綿の発達によって変革したといえる.特に江戸時代から明治期における日常衣料の代表は木綿縞であり,それらは常民の染織文化である.縞は,織物技術上から見て,最も素朴な発...
[[abstract]]本研究主要探討木質材料染色塗裝之視覺意象,其研究樣本首先於實驗室中按照標準程序製作,其次將樣本與語意差異法問卷予以受測者填寫,最後運用統計方法針對問卷進行分析,其研究結果顯示:...
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