われわれドイツ教育共同研究集団が数年来とり組みを強化している研究対象は,子供や青年の人格発達の諸問題である。その際,われわれは就学前段階における発達研究と就学段階における発達研究といういわば発達段階のアスペクト,および行動諸特性の発達の研究と精神的諸能力の発達の研究といういわば人格特性のアスペクトの2つのアスペクトのもとで,主要にドイツ民主共和国におけるそれらの分野での研究成果に学びつつ,研究活動をおし進めてきた。本論稿は就学前年令(とりわけ,年少段階)における精神的諸能力の発達についての研究成果の一部をまとめたものである。従って,本論においてわれわれは主に精神的陶冶=訓育の諸問題への理論的回答にとり組んでいるのであるが,しかし人格の他の諸側面(例えば,習熟,知的活動にたいする肯定的立場,相応の行動様式)の発達を無視しているわけではない。また,われわれは年少就学前児がおこなうべき様々な活動形態(遊び,課業,労働活動)の中で,とくに「課業」を中心に考察している。というのは,課業は子供達の系統的精神的発達の主要領域であるからである。つまり,そこにおいて合目標的に,あるいは自然発生的に獲得された諸経験が系統化され,そして精神的諸能力の発達に最良に貢献することができるような少年・少女の諸行為が組織されうるのである。いわば就学前教育の枠内での主要な教授=学習過程である課業を中心にみることによって,この論稿はあくまでもわれわれの研究集団の最重要関心事である,教科や社会科における教授=学習過程の構成についての科学的研究の成果の一部でもある。われわれは,それが教科=社会科教授における精神的諸能力の発達と教育にとっても多くの有益な示唆を提供しているし,そして提供するべきものであると考えている。...
本論文は、ここ十年来、その重要性を強調しつづけてきている「教科教授における発達論的研究」に関する取組みの一端であり、とくに遅々として進まない発達論的究明にたいして、三年来われわれ自体で集中的に取組みは...
ガウディの未完の聖堂として知られるサグラダ・ファミリア。その聖堂の「計画案をガウディは残さなかった」と言われ、それを鵜呑みにして疑わない人がいかに多いことか。しかし、建築は建築家一人の作品ではなく、オ...
Bei vergleichenden Untersuchungen des Sukkulenzgrades der pflanzlichen Organe wurden die Werte der z...
本論は、就学前年令期の子どもの集団的行動様式の発達と形成について考究したものである。われわれは就学年令期のみではなく、一貫して就学前年令期からの子どもの発達と形成の諸問題を視野のなかにいれて発達論的研...
本論文は「教科教授における児童・生徒の学習活動の研究」の一端として,活動の基礎理論の研究および歴史的研究を進めていくなかで,とくにカール・マルクスの人間的活動と自己活動の原理についての考察を意図したも...
この小論を叙述する直接的動機は、日本における帝国主義的・軍国主義的教育の復活であり、それに対する教育学研究を通しての批判的分析である。とりわけ帝国主義的・軍国主義的教育を集中的に凝集させた社会科教授の...
この論稿は,「ドイツ労働運動の教科政策と教科方法学の歴史」研究の一環として昭和49年度研究室ゼミにおいて取組んだものの一つである。すでに昭和50年度の紀要第24巻第2号において共同研究「革命的ドイツ労...
本論文は,カール・マルクス名称ライプツィヒ大学の「教科教授における能力発達」研究集団のなかで歴史教授を担当するハンス・ヴェルメス教授を中心とする研究グループの研究成果についての研究報告である.特に,か...
本論文は,精神的活動の経過資質のひとつとして考えられる可動性の発達を幼稚園年長児においてとくに考察しようとしたものである。精神的活動の経過資質としての可動性の発達を解明しようと意図するのは,子どもの精...
海洋において重要な一次生産者である珪藻の中には,ノリ養殖場に出現し,ノリ養殖に甚大な被害を与えるものがある。例えば,有明海においてはSkeletonema costatumなどの浮遊性珪藻がしばしばブ...
現在市販されている防虫繊維・抗菌繊維の活性持続性は十分に長くはなく、既存の殺虫剤や抗ウイルス剤と同等の生理活性に至っていない。そこで長期持続性あるいは半永久的な生理活性作用(防虫作用・抗ウイルス作用な...
公法上の物権法関係の存在を否定し,道路建設警察制度を前提とする伝統的公物法理論に対し,公法上の物権法関係を承認すると同時に,道路建設制度の変化を対応する議論が現れてくる。新たに登場する公物法理論は,公...
これまでの研究でトキイロヒラタケが生産するラッカーゼには、ジアゾ系染料(Birect Blue 1)とフタロシアニン系染料(Direct Blue 86)に強い脱色活性を示すLcc Iとモノアゾ系染料...
特集 : 人種主義と反人種主義の越境と転換福崎裕子 訳Special Issue: Transformation of Racism and Anti-Racism Across Borders本稿は...
唾液腺造影の影響で,67Gaシンチグラフィ上唾液腺部にドーナツ状の異常集積を認め,悪性腫瘍,膿瘍が疑われた耳下腺良性腫瘍の1例を報告する。頭頸部領域における67Gaシンチグラフィでは唾液腺造影の影響を...
本論文は、ここ十年来、その重要性を強調しつづけてきている「教科教授における発達論的研究」に関する取組みの一端であり、とくに遅々として進まない発達論的究明にたいして、三年来われわれ自体で集中的に取組みは...
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唾液腺造影の影響で,67Gaシンチグラフィ上唾液腺部にドーナツ状の異常集積を認め,悪性腫瘍,膿瘍が疑われた耳下腺良性腫瘍の1例を報告する。頭頸部領域における67Gaシンチグラフィでは唾液腺造影の影響を...
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