左右に振動する単振子の糸の上部が, 縮閉線である楕円に接する振子を試作し, コンピュータ測定を実施した。楕円の水平方向半径を25cmに設定し, それに比較して,鉛直方向半径を, 1.2倍の30cm, 1.4倍の35cm, 1.6倍の40cmの3種を選んだ。四半楕円をXYプロッタで描き, 厚さ10cmの発泡スチロール板を電熱線で切り, 左右対称の装置を作製した。装置の上部で, 2個の四半楕円が突き合わされ, その位置で糸の上端を固定し, 下端に錘を吊すと, 重力の作用のもと, 錘は楕円の伸開線に沿って振動する。糸の長さは, 水平半径を基準にして, 1倍の25cm, 1.5倍の37.5cm, 2倍の50cm, 3倍の75cmの4種である。縮閉線に糸が接して振動するとき, 錘が, 間隔4cmの2本の水平光線を切る一連の時刻を, 1/500秒の精度でコンピュータ計測した。振幅に対する周期変化率の数表を提供している。A trial equipment was made similar a cycloid pendulum devised by Christiaan Hyugens. Three ellipses of horizontal radius 25 cm and vertical radii 30, 35 and 40 cm were chosen as the evolute curves and each quarter ellipse was drawn by using a XY plotter. After cutting the foamed styrol plates 10 cm thickness with heating wire, the symmetri...
半導体2次元光点位置検出素子を用いて,ばね振子の鉛直面内運動をコンピュータ計測し,その実験結果を先に報告した。錘は複雑な運動を行うが,左右に1回振動する間に,上下に2回振動するように,条件を整えると,...
鉛直に張ったばねを,ばねに対して横に引くと,変位に比例しない非線型復元力が得られ,ばねを緩く張るときは,振幅の増加と共に周期が減少する漸硬ばねに,強く張るときは,振幅の増加と共に周期が増加する漸軟ばね...
ばねを鉛直に緩く張り,ばねに対して直角に変位すると,変位に比例しない非線形復元力が得られ,振幅の増加と共に周期が減少する漸硬特性を示す。これに対して,物理振子は,振幅の増加と共に周期が増加する漸軟特性...
左右に振動する単振子の糸の上部が ,縮閉線である楕円に接する振子を試作し, コンピュータ測定を実施した。楕円の水平方向半径を25cmに設定し, それに比較して, 鉛直方向半径を, 0.4倍の10cm,...
左右に振動する単振子の糸の上部が,縮閉線である円に接する振子を試作し,コンピュータ測定を実施した。円の半径を50cmに設定,四半円をXYプロッタで描き,厚さ10cmの発砲スチロール板を電熱線で切り,左...
左右に振動する単振子の糸の上部が,縮閉線である円に接する振子を試作し,コンピュータ測定を実施した。四半円周を30cmに設定(円の半径は19.1cm).四半円をXYプロッタで描き,厚さ10cmの発泡スチ...
左右に振動する単振子の糸の上部が,縮閉線である放物線に接する振子を試作し,コンピュータ測定を実施した。放物線はY=KX^(1/2)で表され,実験に選定した係数Kは,0.2,0.3,0.4,0.5の4種...
振動の復元力を角変位の任意関数で実現できる振子の試作とコンピュータ計測を行った。回転角の関数で半径が変化する輪軸を作製し,輪軸の面に沿って,下端に錘を取り付けた糸を吊るすと,左右の輪軸の半径の差により...
サイクロイド振子は,振子時計の精度を向上するために,ホイヘンスが考案した振子で,その周期は振幅に依存せず一定である。今年度から実施された高等学校の物理Ⅱで,従前にはなかった課題研究,「物理学の歴史的実...
水平に張ったばねの中央を,ばねに対して横に引くと,変位に比例しない非線型復元力が得られ,ばねの張り方の強弱によって,漸軟ばねにも漸硬ばねにもなる。これまでに種々報告してきた物理振子は漸軟ばねに対応し,...
よく知られたサイクロイド曲線を表す式の中で、1個の実数パラメータBを導入すると、変形サイクロイド曲線を定義することができ、この曲線群において、B=0の場合は円、B=1の場合はサイクロイドに帰着する。零...
ウィルバーフォース振子は, 柔らかい螺線状ばねとその下端に吊るされた錘からなり, 鉛直上下振動と水平回転振動を交互に繰り返す。上下周期は, ばね定数と錘の質量で決まり, 水平周期は, ねじれ定数と錘の...
高等学校の物理Ⅱにおいて,従前にはなかった課題研究:「物理学の歴史的実験例の研究」が設けられた。科学史的,並びに,物理実験教材開発の見地から,単振子の周期をコンピュータで測定した。振子の等時性は,ガリ...
運動をコンピュータで測定し,測定した運動状態の関数としての電圧信号を,コンピュータから作り出し,元の運動を制御する実験例を示した。実験に使用した振動体は,軸が重心を通っているので,適当な慣性モーメント...
物理振子のパラメトリック励振を, コンピュータ計測により実施した。一般に, 振動を決める要素は, 単振子では, 糸の長さや重力の加速度, ばね振子では, 錘の質量やばね定数, また, 支点が固定されて...
半導体2次元光点位置検出素子を用いて,ばね振子の鉛直面内運動をコンピュータ計測し,その実験結果を先に報告した。錘は複雑な運動を行うが,左右に1回振動する間に,上下に2回振動するように,条件を整えると,...
鉛直に張ったばねを,ばねに対して横に引くと,変位に比例しない非線型復元力が得られ,ばねを緩く張るときは,振幅の増加と共に周期が減少する漸硬ばねに,強く張るときは,振幅の増加と共に周期が増加する漸軟ばね...
ばねを鉛直に緩く張り,ばねに対して直角に変位すると,変位に比例しない非線形復元力が得られ,振幅の増加と共に周期が減少する漸硬特性を示す。これに対して,物理振子は,振幅の増加と共に周期が増加する漸軟特性...
左右に振動する単振子の糸の上部が ,縮閉線である楕円に接する振子を試作し, コンピュータ測定を実施した。楕円の水平方向半径を25cmに設定し, それに比較して, 鉛直方向半径を, 0.4倍の10cm,...
左右に振動する単振子の糸の上部が,縮閉線である円に接する振子を試作し,コンピュータ測定を実施した。円の半径を50cmに設定,四半円をXYプロッタで描き,厚さ10cmの発砲スチロール板を電熱線で切り,左...
左右に振動する単振子の糸の上部が,縮閉線である円に接する振子を試作し,コンピュータ測定を実施した。四半円周を30cmに設定(円の半径は19.1cm).四半円をXYプロッタで描き,厚さ10cmの発泡スチ...
左右に振動する単振子の糸の上部が,縮閉線である放物線に接する振子を試作し,コンピュータ測定を実施した。放物線はY=KX^(1/2)で表され,実験に選定した係数Kは,0.2,0.3,0.4,0.5の4種...
振動の復元力を角変位の任意関数で実現できる振子の試作とコンピュータ計測を行った。回転角の関数で半径が変化する輪軸を作製し,輪軸の面に沿って,下端に錘を取り付けた糸を吊るすと,左右の輪軸の半径の差により...
サイクロイド振子は,振子時計の精度を向上するために,ホイヘンスが考案した振子で,その周期は振幅に依存せず一定である。今年度から実施された高等学校の物理Ⅱで,従前にはなかった課題研究,「物理学の歴史的実...
水平に張ったばねの中央を,ばねに対して横に引くと,変位に比例しない非線型復元力が得られ,ばねの張り方の強弱によって,漸軟ばねにも漸硬ばねにもなる。これまでに種々報告してきた物理振子は漸軟ばねに対応し,...
よく知られたサイクロイド曲線を表す式の中で、1個の実数パラメータBを導入すると、変形サイクロイド曲線を定義することができ、この曲線群において、B=0の場合は円、B=1の場合はサイクロイドに帰着する。零...
ウィルバーフォース振子は, 柔らかい螺線状ばねとその下端に吊るされた錘からなり, 鉛直上下振動と水平回転振動を交互に繰り返す。上下周期は, ばね定数と錘の質量で決まり, 水平周期は, ねじれ定数と錘の...
高等学校の物理Ⅱにおいて,従前にはなかった課題研究:「物理学の歴史的実験例の研究」が設けられた。科学史的,並びに,物理実験教材開発の見地から,単振子の周期をコンピュータで測定した。振子の等時性は,ガリ...
運動をコンピュータで測定し,測定した運動状態の関数としての電圧信号を,コンピュータから作り出し,元の運動を制御する実験例を示した。実験に使用した振動体は,軸が重心を通っているので,適当な慣性モーメント...
物理振子のパラメトリック励振を, コンピュータ計測により実施した。一般に, 振動を決める要素は, 単振子では, 糸の長さや重力の加速度, ばね振子では, 錘の質量やばね定数, また, 支点が固定されて...
半導体2次元光点位置検出素子を用いて,ばね振子の鉛直面内運動をコンピュータ計測し,その実験結果を先に報告した。錘は複雑な運動を行うが,左右に1回振動する間に,上下に2回振動するように,条件を整えると,...
鉛直に張ったばねを,ばねに対して横に引くと,変位に比例しない非線型復元力が得られ,ばねを緩く張るときは,振幅の増加と共に周期が減少する漸硬ばねに,強く張るときは,振幅の増加と共に周期が増加する漸軟ばね...
ばねを鉛直に緩く張り,ばねに対して直角に変位すると,変位に比例しない非線形復元力が得られ,振幅の増加と共に周期が減少する漸硬特性を示す。これに対して,物理振子は,振幅の増加と共に周期が増加する漸軟特性...