本研究では「児童の動物概念育成のための指導法についてその1」に引続き,各学年の具体的な指導法を提示する。わが国の生物教材の多くは伝統的に取り上げられ続けているものが多い。しかし,モンシロチョウのように,急速な都市化のため入手が困難になった種がある。また,動物概念を形成するためにより適当と考えられる種を新たに検討する必要がある。ここでは,観察や入手の容易さから3年でカブトムシを教材化した。4年ではこれまでほとんど教材化されたことのない野鳥を取り上げた。4年春の単元ではツバメの行動観察を取り上げた。また,冬の単元では校庭におとずれる,数種類の野鳥の観察を取り上げた。5年では,成長と連続の概念を重視する立場から,従来欠けていた孵化後のメダカが成熟するまでの観察を取り入れた。6年では,人体と魚の比較観察を通して動物体の構造と機能及び,それらの多様性と同一性について学習できるようにした。また,児童自身が観察した生物を独自の図鑑としてファイルできる生物図鑑シートや,身の回りの生物を観察するための野外観察シートを開発し,理科の指導時間以外にも生物概念を豊かなものにできるようにした
本研究では,将来,子どもたちが自分の力で科学的な学びを創造していくことを見据え,第4学年において「子どもが自分で見つけた疑問を,クラスの仲間と話し合いながら科学的な方法で解決していく」ことを目標として...
本研究では,児童生徒が「理科における学びの愉しさ」を実感するために,さまざまな授業方略を取り入れた授業開発および授業実践を行った。小学校の実践では,「ものの重さ」を取り上げ,誤反応を起こしやすい概念を...
本研究では子どもの誤概念,素朴概念をより科学的概念へと転換するための試みとして,『血液のはたらき』の単元においてぬり絵付き科学読み物を理科授業に導入し,その効果を検証した。その結果,次の点が明確になっ...
本研究の目的は児童の動物概念を育成するための具体的指導事例を提示することである。わが国の昆虫教材では伝統的にモンシロチョウが取り上げられてきたが,環境の変化や観察のしやすさなどの点から3年でアゲハとカ...
本研究では, 中学校理科における「身の回りの物質」と「化学変化と原子・分子」をつなぐ小単元を開発・実践し, 粒子概念の育成と深化を図る学習指導のあり方について検討することを目的とした。気体による現象や...
本研究の目的は, 小学校第4学年理科「電気のはたらき」の単元において, 子どもの思考や表現を生かした科学的なモデルづくりの観点から, 子どもの多様な学びや学び合いの可能性を探るとともに, 導入した授業...
本研究では,小学校第6学年に新設された単元「電気の利用」において,電気を利用した道具についてのとらえを「電気を消費するもの」から「電気を他のエネルギーに変換するもの」へと高めるとともに,各々のエネルギ...
本研究の目的は, 小学校第4学年理科「電気のはたらき」の単元において, 子どもの思考や表現を生かした科学的なモデルづくりの観点から, 子どもの多様な学びや学び合いの可能性を探るとともに, 導入した授業...
中国の小学校理科の授業では教科書を主体とする学校が一般的で、観察や実験はほとんど行われていない。生物分野の授業で「動物の体のつくり」の学習の中で血流や心臓を観察することは、児童に関心をもたせるだけでな...
本研究の目的は, (1)エネルギーに関する科学読み物を読むだけの場合と科学読み物の講読に加えて, 内容に関する製作活動を行った場合, 子どものエネルギー理解に相違が生ずるのかどうか, (2)エネルギー...
児童が主体的な態度で理科の学習や、総合学習で自然の探求に取り組むことができるようになることは理科教育の主要な目的のひとつである。そのためには普段の理科の授業のあり方が重要で、理科教育の内容が全体として...
新中学校学習指導要領では,理科の指導においてもその特質に応じて,道徳について適切に指導する必要があり,道徳教育の要としての特別の教科である道徳科の指導との関連を考慮する必要があることが示されている。こ...
複式学級の理科授業で一つの学年を直接指導し、もう一方の学年が間接指導となる時、間接指導の学年では、危険性のある実験内容は行えない。また理科授業の導入部は直接指導する必要があるので、間接指導になる学年は...
新中学校学習指導要領では,理科の指導においてもその特質に応じて,道徳について適切に指導する必要があり,道徳教育の要としての特別の教科である道徳科の指導との関連を考慮する必要があることが示されている。こ...
本研究では,将来,子どもたちが自分の力で科学的な学びを創造していくことを見据え,第4学年において「子どもが自分で見つけた疑問を,クラスの仲間と話し合いながら科学的な方法で解決していく」ことを目標として...
本研究では,将来,子どもたちが自分の力で科学的な学びを創造していくことを見据え,第4学年において「子どもが自分で見つけた疑問を,クラスの仲間と話し合いながら科学的な方法で解決していく」ことを目標として...
本研究では,児童生徒が「理科における学びの愉しさ」を実感するために,さまざまな授業方略を取り入れた授業開発および授業実践を行った。小学校の実践では,「ものの重さ」を取り上げ,誤反応を起こしやすい概念を...
本研究では子どもの誤概念,素朴概念をより科学的概念へと転換するための試みとして,『血液のはたらき』の単元においてぬり絵付き科学読み物を理科授業に導入し,その効果を検証した。その結果,次の点が明確になっ...
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