知的障害を合併する5年生の自閉症男児に対して、特別支援学級での感情語を利用した言語コミュニケーション指導についての実践を報告した。実践では、子どもからの伝達が必要となる多様な場面(文脈)を反復的に提供し、感情語や自分の感覚を表現する言葉の発話を促した。特に、感情語「うれしい」については、これまで「ありがとう」とのみ言っていた場面で、「ありがとう」に加えて「うれしい」も相手に伝えるように指導した。結果は交流学級の児童による質問紙によるアンケート調査、保護者からの聞き取り、指導者の観察記録をもとに分析した。感情語の発話が相手の反応を誘発したことをきっかけに、本児は反応を期待してコミュニケーションに積極的になり、やりとりの往復回数も増加した。結果から、感情語の利用は言語コミュニケーション能力の育成に有効であることが示唆された
本研究では,自閉症児を対象として,読み書き指導を中心とした学習指導を実施した際の初期の学習過程と発達的変化に関する考察を行った。読み書き能力の指導の初期においては,パズル・塗り絵を中心とした目と手の協...
埼玉県越谷市自閉症の人とのコミュニケーションにおいては,間主観的なかかわりあいに基づく援助が求められる.その1つがファシリテイデッド・コミュニケーション(FC)である.筆者は,FCの成立には,援助者と...
本実践研究は、井上美由紀・松田幸恵・齋藤絵 美・下平弥生・高橋晃・宮㟢眞(2012)に続く実 践研究である。昨年度の研究テーマは、自閉症児 のコミュニケーション・会話の指導でった。今年 度は、自閉症...
CA7歳10カ月の高機能自閉症児童を対象に、表情理解学習プログラム(若松、投稿中)を用いた計14回の学習を行った。その結果、表情理解テストの正答数(MAX=36)は学習前の7から32に上昇した。また、...
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交信関係を確立することが困難であった一重複障害児が食事場面をきっかけとし、食べ物とのかかわりを深めていった。指導者は本児と経験を共有するなかで本児が食べ物の移動を認知することを基盤として交信関係を確立...
自閉性障害児・者は,他者の表情理解のみならず,音声からの他者感情の理解にも困難を有しており,そのための効果的な学習方法の開発が必要である。そこで,本研究は,教育や福祉の現場などでの実践に役立つ音声理解...
本研究は、自閉症児に対して、遊戯療法を通して共感模倣を行った事例報告である。研究の結果、初診時は対象児の要求言語が「て」や「ててて」であったのに対し、セッションを続けるうちに「かえう(帰る)」というこ...
自閉性障害児・者は,他者の表情理解のみならず,音声からの他者感情の理解にも困難を有しており,そのための効果的な学習方法の開発が必要である。そこで,本研究は,教育や福祉の現場などでの実践に役立つ音声理解...
本研究の目的は,関連性理論からみた自閉症児の発話解釈の特徴を調査することであった。対象は,自閉症児20名(実験群)とLD/ADHD児13名(対照群)であった。方法として,まず関連性理論に基づいた課題を...
application/pdf本研究では、自閉症児の親への看護師の子育て支援を検討するために、自閉症に関する専門的知識のある看護師によって実際に行われている支援内容を明らかにすることを目的とした。小児...
一般に、自閉症児の中核障害は対人社会性にあり、それは「心の理論」が欠如しているためだと言われている。また、自閉症児は模倣行動に障害があることがわかっており、それが心の理論の欠如に繋がっている可能性が示...
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