Agricultural extension: Global status and performance in selected countries [in Japanese]

農業の変革と発展は、開発途上国の10億人以上の小規模農家をはじめ農村に 暮らす人々の生活にとって非常に重要である農業改良普及は、こうした変革 において重要な役割を果たし、アドバイス、情報提供、イノベーション、関係の仲介・促進、リスクや災害への対応などにより農民を支援することがで きる。本書は、農業改良普及の世界的な概要を示し、国および地域レベルの 改良普及システムを評価・比較し、以下の分野における改良普及アプローチ のパフォーマンスを検証している。本書は、一次データと二次データの両方 を用いて、共通かつ包括的な方法を適用することにより、改良普及に関する 研究に寄与するものである。改良普及制度の評価には、事例や地域間での比 較を可能にする「ベストフィット・アプローチ」という枠組みがある。その 枠組みは、成果を向上させ、財政的な持続可能性を高め、より大きな規模を 達成するためのガバナンス、能力、管理、助言方法などの改革を支援する手 がかりとなる。本書は、政策立案者、農業改良普及員、その他農業開発に関わる人々にとって、貴重な資料となると確信する。Introduction and Motivation Part 1: Global Assessment of Extension Characteristics Global Trends in Extension Provision, Staffing, and Methods Comparison of National Extension Systems: Application of the Best-Fit Framework Part 2: Performance of Extension Systems Brazil Uganda Ethiopia Malawi Democratic Republic of the Congo Conclusions and Policy ImplicationsPRIFPRI1; CRP2DSGD; DGO; PIMCGIAR Research Program on Policies, Institutions, and Markets (PIM