量研では、全8機のITERジャイロトロン実機の製作を完了し、5機の性能試験を実施し、出力1MW/効率50%/300秒発振の高繰り返し運転を90%以上の運転信頼度で成功させている。また、ITERの幅広い運転領域に対応するために複数周波数ジャイロトロンの開発研究も進めている。開発試験では、狙い通りに170GHzと137GHz発振では1MW/300秒、104GHz発振では0.9MW/300秒という単一ジャイロトロンによる3周波数での高出力連続運転を成功させた。核融合エネルギー連合講演
1.日本が調達する機器ジャイロトロン8機のうち、2機が2022年1月に出荷し、2月にITERサイトに到着した。2022年度内には高周波建屋への据付け作業が開始される計画で、ジャイロトロンシステム構築後...
ITERブランケット冷却配管の保守ツールの調達に向けた開発を進めている。調達活動から得られた以下の成果について報告するとともに、会議の参加者との議論の結果を設計に反映することで調達活動に資する。(1)...
現在、国際協力による核融合実験施設であるITERがフランスにおいて建設されている。ITERの目標は、核融合エネルギーの科学的・技術的実現可能性を証明することであるが、技術目標として、核融合工学技術を統...
量研機構では、ITERジャイロトロンの完成検査を実施している。1機目のITERジャイロトロン完成検査では、ITERの要求する170GHz/1MW出力/効率50%にて300秒連続発振や0.9MW出力での...
量研では、ITERのプラズマ中の電子温度及び密度を計測するため鍵となる高出力のYAGレーザー装置の開発を進めている。2012年に開発した原型YAGレーザー装置をベースとして、主に以下の2点を改良した。...
ITERは国際協力に基づいて建設・運転される核融合実験装置であり、日・米・欧・露・中・韓・印の7か国が締結したITER協定に基づいている。ITERの主要な構成機器は参加国が物納することになっており、日...
ITERブランケット遠隔保守機器は3つのパッケージに分割して順番に設計作業を進めており、現在最も設計が進んでいるのが主要部分である保守用ロボットアームを含むパッケージ1機器である。その他、パッケージ1...
ITERのブランケット冷却配管の遠隔保守に用いる配管溶接ツールの開発の最新の成果について報告する。各種ツールヘッド・ツールヘッド位置決め装置・ツールマニピュレータを用いたツール作業の全体シナリオおよび...
ITER用 ECH&CDシステムは、ファーストプラズマの着火に使用されるシステムであり、ジャイロトロンの調達が先行して進んでいる。量研機構では、ITERジャイロトロン実機の性能確認試験を実施し、長パル...
日本が調達するITERダイバータ不純物モニターは上部、水平部ポートにそれぞれ一系統、下部ポートに三系統の光学系機器を有している。真空容器内に配置される光学系機器の設計にはプラズマによる厳しい環境(熱、...
NIFS一般共同研究研究会「大型ヘリカル装置の初期DD実験における水素同位体挙動と安全管理」(トリチウム研究会2018)に出席し、「ITERにおけるトリチウム除去系のあり方と設計活動」というタイトルで...
ITERのトリチウムプラントの概要と、日本が調達責任を有するトリチウム除去系に関する設計の現状と課題について紹介する。ITERトリチウムプラントは大きく分けて6系統のシステムで構成され、ITER機構の...
量研は、ITER国内機関として8機のジャイロトロンを調達する。ITERジャイロトロンは、2016年より製作を開始して、2021年5月に8機目が完了した。これらのジャイロトロンは、量研のテストスタンドに...
ITERでは、20MWの電子サイクロトロン波入射を行うために24本の170GHz/1MWジャイロトロンを用いる。ITER国内機関として、量研機構は8本のITERジャイロトロトンの調達を行う。既に2本の...
本研究ではITERダイバータ領域用の紫外-近赤外域分光計測システム開発の一環として、タングステンダイバータ化したITERにおける燃料/壁材由来の中性粒子及びイオンの発光とそれに寄与する素過程について検...
1.日本が調達する機器ジャイロトロン8機のうち、2機が2022年1月に出荷し、2月にITERサイトに到着した。2022年度内には高周波建屋への据付け作業が開始される計画で、ジャイロトロンシステム構築後...
ITERブランケット冷却配管の保守ツールの調達に向けた開発を進めている。調達活動から得られた以下の成果について報告するとともに、会議の参加者との議論の結果を設計に反映することで調達活動に資する。(1)...
現在、国際協力による核融合実験施設であるITERがフランスにおいて建設されている。ITERの目標は、核融合エネルギーの科学的・技術的実現可能性を証明することであるが、技術目標として、核融合工学技術を統...
量研機構では、ITERジャイロトロンの完成検査を実施している。1機目のITERジャイロトロン完成検査では、ITERの要求する170GHz/1MW出力/効率50%にて300秒連続発振や0.9MW出力での...
量研では、ITERのプラズマ中の電子温度及び密度を計測するため鍵となる高出力のYAGレーザー装置の開発を進めている。2012年に開発した原型YAGレーザー装置をベースとして、主に以下の2点を改良した。...
ITERは国際協力に基づいて建設・運転される核融合実験装置であり、日・米・欧・露・中・韓・印の7か国が締結したITER協定に基づいている。ITERの主要な構成機器は参加国が物納することになっており、日...
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ITER用 ECH&CDシステムは、ファーストプラズマの着火に使用されるシステムであり、ジャイロトロンの調達が先行して進んでいる。量研機構では、ITERジャイロトロン実機の性能確認試験を実施し、長パル...
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