量研は、ITER国内機関として8機のジャイロトロンを調達する。ITERジャイロトロンは、2016年より製作を開始して、2021年5月に8機目が完了した。これらのジャイロトロンは、量研のテストスタンドにて性能確認試験を順次実施しており、周波数170GHz/出力1MW/効率50%/運転信頼度90%/5kHz出力変調といった試験要件に対して、既に4機が完遂し、現在5機目が試験中である。一方、ITER機構からの研究要請により170GHz/104GHzの2周波数ジャイロトロンの設計開発も行ってきた。現在、2周波数ジャイロトロン試作機を製作中であり、10月から実証試験を開始する計画である。第38回 プラズマ・核融合学会 年
量研では、全8機のITERジャイロトロン実機の製作を完了し、5機の性能試験を実施し、出力1MW/効率50%/300秒発振の高繰り返し運転を90%以上の運転信頼度で成功させている。また、ITERの幅広い...
量研機構では、ITERジャイロトロンの完成検査を実施している。1機目のITERジャイロトロン完成検査では、ITERの要求する170GHz/1MW出力/効率50%にて300秒連続発振や0.9MW出力での...
ITERのブランケット冷却配管の遠隔保守に用いる配管溶接ツールの開発の最新の成果について報告する。各種ツールヘッド・ツールヘッド位置決め装置・ツールマニピュレータを用いたツール作業の全体シナリオおよび...
ITERでは、20MWの電子サイクロトロン波入射を行うために24本の170GHz/1MWジャイロトロンを用いる。ITER国内機関として、量研機構は8本のITERジャイロトロトンの調達を行う。既に2本の...
現在、国際協力による核融合実験施設であるITERがフランスにおいて建設されている。ITERの目標は、核融合エネルギーの科学的・技術的実現可能性を証明することであるが、技術目標として、核融合工学技術を統...
ITERのトリチウムプラントの概要と、日本が調達責任を有するトリチウム除去系に関する調達の現状を紹介する。ITERトリチウムプラントは大きく分けて6系統のシステムで構成され、ITER機構の他、日、欧、...
ITER トロイダル磁場(TF)コイルは19個が製作され,日本はそのうちのTF コイル9個と全数のTF コイル構造物の製作を担う.TF コイルでは,D 型形状に巻線し,熱処理した巻線をラジアル・プレー...
本研究ではITERダイバータ領域用の紫外-近赤外域分光計測システム開発の一環として、タングステンダイバータ化したITERにおける燃料/壁材由来の中性粒子及びイオンの発光とそれに寄与する素過程について検...
ITERのトリチウムプラントの概要と、日本が調達責任を有するトリチウム除去系に関する設計の現状と課題について紹介する。ITERトリチウムプラントは大きく分けて6系統のシステムで構成され、ITER機構の...
ITER周辺トムソン散乱計測装置における集光光学系の視野調整をするために、新手法を開発した。集光光学系を通じて逆向きに真空容器内へ光を入射し、プラズマ対向壁に投影されたスポットを赤外カメラを利用して検...
量子科学技術研究開発機構では,国際熱核融合実験炉 ITER 用ジャイロトロンの研究開発を進めてきた.ITER で期待される 1 MW 出力での繰り返し連続運転に対して,空胴共振器の熱負荷を低減させた高...
ITER計画では、現在、南仏サンポール・レ・デュランスのサイトにおいて、建屋の建設が急ピッチで進められており、並行して参加7極ではITERの核となる機器の設計・製作が進展している。本プロジェクトレビュ...
ITERダイバータ赤外サーモグラフィでは高い放射線環境下にミラー及びレンズを配置し光を伝送する。そのため、ITERでの全運転期間を通して顕著な光学特性の劣化がない光学材料の選定及び遮蔽設計が必要不可欠...
ITERでは、供用期間中の構造上の機能を確保するために、ダイバータ、ブランケットなどの真空容器内機器の保守・交換を実施する事によってプラントの安全で継続的な運転を維持する計画である。保守・交換対象機器...
ITERブランケット遠隔保守機器は3つのパッケージに分割して順番に設計作業を進めており、現在最も設計が進んでいるのが主要部分である保守用ロボットアームを含むパッケージ1機器である。その他、パッケージ1...
量研では、全8機のITERジャイロトロン実機の製作を完了し、5機の性能試験を実施し、出力1MW/効率50%/300秒発振の高繰り返し運転を90%以上の運転信頼度で成功させている。また、ITERの幅広い...
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