金沢大学がん研究所1987-1989年本研究代表者らは,米国National Cancer Instituteにて活性化ヒト末梢血単核球由来好中球,Tリンパ球,単球走化性サイトカインの精製ならびにそれらの遺伝子クローニングに成功した。好中球走化性因子とTリンパ球走化性因子はアミノ酸配列上同一であることが判明し,インターロイキン8(IL8)と命名した。単球走化性因子はIL8とアミノ酸配列上21%同一であり,単球活性化作用も有することよりmonocyte chemotactic and activating factor(MCAF)と命名した。両サイトカインは8kDaへパリン結合性で塩基性の強い白血球走化性サイトカイン(Chemokine)ファミリーに属する。本共同研究に於ては,IL8とMCAFの基礎ならびに前臨床実験として以下のような研究課題に取り組んだ。1)IL8,MCAFの構造と活性中心の決定---ヒトIL8を大腸菌で大量発現の後精製し,NMRとX線結晶回析によりIL8の3次元構造モデルを作製した。その結果,IL8は向かい合う形で水素結合をとうして二量体を形成,本体は二重のS-S結合を持つ三重鎖のベータシート構造をとりC-末端側は完全なアルファヘリックス構造をとることが判明した。IL8/MCAFの欠失変異体,キメラ分子を遺伝子組み替え法により大腸菌ならびにCHOホ乳動物細胞で発現し白血球走化性活性と受容体結合性を検討した。その結果,活性中心/受容体結合特異性決定部位はIL8分子ではHis33を中心にした領域にあり,C-末端部位は分子の安定化に寄与することが判明した。2)IL8,MCAF受容体の性状決定---ヒトIL8受容体は分子量60,000の糖蛋白で好中球上には20,00...
P(論文)近年,癌治療技術の進歩に伴い口腔癌の治療成績も向上してきているが,未だ癌細胞の有する造腫瘍性,浸潤・転移能などの悪性形質に起因する再発,転移により制御不能となる場合も少なくないのが現状である...
金沢大学附属病院子宮内膜癌におけるエストロゲン合成酵素の発現に関して追加検討した。子宮内膜癌組織と正常子宮内膜組織において、Northern blottingを用いて17 beta hydroxyst...
本研究は、肝臓での炎症の遷延化過程に関与している内因性因子を同定するために、種々のマウスの肝障害モデルの分子病理学的解析を行い、以下の研究成果を得た。1)インターフェロン(IFN)-γが炎症性サイトカ...
Leptin, the product of the ob gene expressed in adipocytes, is shown to influence energy intake and ...
金沢大学医学部・附属病院小児期のスーパー抗原に対する免疫応答能の成熟過程とそれによる疾患の病態を研究するため、(1)臍帯血リンパ球のスーパー抗原に対す反応性と、(2)ブドウ球菌の産生する外毒素であるエ...
金沢大学医学部1.内皮細胞障害におけるAGE-RAGE系の役割(1)AGE-BSA)をヒト皮膚微小血管内皮細胞に投与したところ、内皮細胞の増殖、管腔形成が有意に促進された。AGE-BSAの増殖促進活性...
金沢大学がん進展制御研究所腎尿細管上皮由来MDCK細胞はHGF存在下コラーゲンゲル3次元培養により枝分かれした管腔を形成する。この管腔形成はマトリックスメタロプロテアーゼ(MMP)の阻害剤により完全に...
リン脂質二分子膜は細胞モデルとして幅広く研究されてきた。しかし圧力効果の研究は炭素 数16および14の飽和アシル鎖を有するリン脂質DPPC、DMPCに集中しており、アシル鎖の 鎖長依存や不飽和アシル鎖...
博士(医学) 乙第3082号(主論文の要旨、要約、審査結果の要旨、本文),著者名:Norihiko AZUMA・Tomoko OTANI・Midori KOTANI・Yuki YASUDA・Hisaf...
近年,癌治療技術の進歩に伴い口腔癌の治療成績も向上してきているが,未だ癌細胞の有する造腫瘍性,浸潤・転移能などの悪性形質に起因する再発,転移により制御不能となる場合も少なくないのが現状である。癌細胞の...
思春期,青年期の適応障害患者において広汎性発達障害(Pervasive Developmental Disorders,PDD)を基盤にもつ患者の割合を検討し,その場合,どのような臨床的特徴があるかを...
金沢大学医学部セレノプロテインP(SelP)とセレノプロテインP類似蛋白(SelP-LP)のプロモーター部位をクローニングし配列比較すると、いずれのプロモーターにも肝、造血器特有の転写制御配列及び炎症...
金沢大学がん進展制御研究所マウス膜型FasLは限定分解を受け不活化される。分解されない組換え膜型FasL(CD40LFL)のcDNAをMethA細胞に導入し、細胞株MAFLを得た。40x10^6個のM...
To clarify the formation of the vitelline membrane, we investigated changes in the proteins constitu...
金沢大学医学部インスリンを産生する膵ランゲルハンス(ラ)島β細胞はきわめて再生・増殖能に乏しく、これが糖尿病発症の大きな要因の一つとされている。膵β細胞増殖を活性化する因子を明らかにできれば、これまで...
P(論文)近年,癌治療技術の進歩に伴い口腔癌の治療成績も向上してきているが,未だ癌細胞の有する造腫瘍性,浸潤・転移能などの悪性形質に起因する再発,転移により制御不能となる場合も少なくないのが現状である...
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