甲状腺被包型乳頭癌は比較的まれであり,非被包型乳頭癌と比べて再発,癌死もほとんどなく予後は良好であるとされている.また,線維性被膜を有することから超音波検査では濾胞性腫瘍 との鑑別は困難な場合がある.症例は38歳の女性.前医の超音波検査で甲状腺左葉に2.2 cm 大の 充実性腫瘤が認められた.穿刺吸引細胞診で濾胞性腫瘍の疑いと診断され,当院に手術目的で紹介された.超音波検査で甲状腺左葉から峡部にかけて2.5 × 2.1 × 1.6 cm 大の境界部低エコー帯を 一部に伴う充実性腫瘤を認めた.濾胞性腫瘍の疑いで甲状腺左葉峡部切除術を施行した.病理組織学的に線維性被膜及び乳頭癌の核所見として矛盾しない腫瘍細胞が乳頭状構造をとる部分が認められたことにより,被包型乳頭癌と診断した.超音波検査で明らかな頸部リンパ節腫大は指摘できなかったため再手術は行わず TSH 抑制療法を行いながらで経過観察中である. Encapsulated papillary carcinoma of the thyroid is a relatively rare disease. Compared with the non-encapsulated form of the disease, it is associated with a better prognosis including lower rates of recurrence and mortality. It is characterized by the presence of a fibrous capsule; as such, it can be challenging to distinguish encapsulated pap...
To improve the availability, fermentative quality and stable storage of round-baled silage (RBS), we...
症例は36歳男性.頻尿,排尿時痛,残尿感および食思不振を主訴に近医受診.抗生剤投与されるも症状軽快せず,当院紹介受診となる.初診時検査で,白血球,好酸球,IgEの上昇を認め,経腹膀胱超音波検査,MRI...
症例は83歳,男性.近医で関節リウマチの診断で加療(プレドニゾロン2mg,メソトレキサート(MTX)4mg),他に高尿酸血症,高血圧で加療中であった.当院へ入院13日前にミゾリビン(MZ)150mg追...
甲状腺癌術後の乳糜漏は比較的稀な合併症であるが,乳糜胸となる症例はさらに稀である.今回,甲状腺癌術後に両側乳糜胸となり保存的治療で改善した症例を経験したので報告する.症例 は73歳女性.甲状腺乳頭癌...
耳下腺腫脹は臨床でしばしば遭遇する症状であり,原因となる病態は様々あるが,稀な疾患として耳下腺気腫がある.耳下腺気腫とは口腔内圧上昇によりステノン管から逆行性に空気が迷入し耳下腺腫大をきたす病態である...
虫垂憩室炎は比較的稀な疾患であり,急性虫垂炎と比べ,穿孔率が高いがその術前診断は難しい.体外式腹部超音波検査で術前に診断した虫垂憩室炎の1症例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.症例は24歳,...
80 歳,女性.急性膵炎の診断で入院した際の腹部CT と超音波検査で,胆嚢に3.6 cm 大の腫瘍を認めた.MRCP で膵・胆管合流異常症の合併は否定された.膵炎軽快後に胆嚢腫瘍の診断で腹腔鏡下胆嚢摘...
タモキシフェンは主に乳癌治療薬として使用されているが,眼副作用の報告は非常に少ない.今回,タモキシフェン内服患者における,硝子体手術後に発症した網膜静脈分岐閉塞症(branch retinal vei...
症例は60歳代男性で,下肢浮腫を主訴に受診.ネフローゼ症候群を認め,精査の結果,胃MALTリンパ腫および膜性腎症と診断された.Helicobacter pylori陰性であり,除菌は行なわず放射線療法...
症例は92歳,女性.近医で高血圧や認知症で通院加療中であった.下肢の疼痛に対し,芍薬甘草湯が処方されていた.入院4か月前から下肢の浮腫が出現したためにループ利尿薬の内服が開始された.入院10日前の血...
頭頸部領域および食道領域における各種症状に対する食道運動機能の関与を検討した.2007年9月から2012年6月までに,咽喉頭異常感などの頭頸部領域の症状および嚥下困難感,胸痛,胸やけなどの食道領域に関...
Zinc oxide (ZnO) and Al-doped zinc oxide (AZO) films were in turn deposited on cycloolefin polymer (...
1) フォッサ・マグナ西部における内陸性堆積物,地殻運動,火山活動,地形発達史等を比較することにより,第四紀地殻運動により時代的区分を試み,かかる運動の特性により,表現される現象に注目し,侵蝕区時代,...
食道アカラシアは食道運動障害を呈する疾患で,良性疾患ではあるものの,QOL を大きく障害し,食道癌の発生リスクともなるため,適切な診断治療が重要である.一般的に,治療は内視鏡的治療や外科的治療が行われ...
ビタミンB1欠乏は急性心不全,末梢神経障害,ウェルニッケ脳症など重篤な病態をきたしうるため,プライマリケア医が認識しておくべき重要な病態と考える.今回,我々は胃切除後にWernicke脳症を発症した症...
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症例は36歳男性.頻尿,排尿時痛,残尿感および食思不振を主訴に近医受診.抗生剤投与されるも症状軽快せず,当院紹介受診となる.初診時検査で,白血球,好酸球,IgEの上昇を認め,経腹膀胱超音波検査,MRI...
症例は83歳,男性.近医で関節リウマチの診断で加療(プレドニゾロン2mg,メソトレキサート(MTX)4mg),他に高尿酸血症,高血圧で加療中であった.当院へ入院13日前にミゾリビン(MZ)150mg追...
甲状腺癌術後の乳糜漏は比較的稀な合併症であるが,乳糜胸となる症例はさらに稀である.今回,甲状腺癌術後に両側乳糜胸となり保存的治療で改善した症例を経験したので報告する.症例 は73歳女性.甲状腺乳頭癌...
耳下腺腫脹は臨床でしばしば遭遇する症状であり,原因となる病態は様々あるが,稀な疾患として耳下腺気腫がある.耳下腺気腫とは口腔内圧上昇によりステノン管から逆行性に空気が迷入し耳下腺腫大をきたす病態である...
虫垂憩室炎は比較的稀な疾患であり,急性虫垂炎と比べ,穿孔率が高いがその術前診断は難しい.体外式腹部超音波検査で術前に診断した虫垂憩室炎の1症例を経験したので,文献的考察を加えて報告する.症例は24歳,...
80 歳,女性.急性膵炎の診断で入院した際の腹部CT と超音波検査で,胆嚢に3.6 cm 大の腫瘍を認めた.MRCP で膵・胆管合流異常症の合併は否定された.膵炎軽快後に胆嚢腫瘍の診断で腹腔鏡下胆嚢摘...
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症例は60歳代男性で,下肢浮腫を主訴に受診.ネフローゼ症候群を認め,精査の結果,胃MALTリンパ腫および膜性腎症と診断された.Helicobacter pylori陰性であり,除菌は行なわず放射線療法...
症例は92歳,女性.近医で高血圧や認知症で通院加療中であった.下肢の疼痛に対し,芍薬甘草湯が処方されていた.入院4か月前から下肢の浮腫が出現したためにループ利尿薬の内服が開始された.入院10日前の血...
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1) フォッサ・マグナ西部における内陸性堆積物,地殻運動,火山活動,地形発達史等を比較することにより,第四紀地殻運動により時代的区分を試み,かかる運動の特性により,表現される現象に注目し,侵蝕区時代,...
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症例は83歳,男性.近医で関節リウマチの診断で加療(プレドニゾロン2mg,メソトレキサート(MTX)4mg),他に高尿酸血症,高血圧で加療中であった.当院へ入院13日前にミゾリビン(MZ)150mg追...