自主教材「くすのき」の語彙は、学習者にとって必要な初級語彙を満たしているだろうか。一般的、基本的な語彙と、特定の学習者のための独自の語彙という二つの柱を軸に検討していく。一般的、基礎的な語彙の規準として「3・4級語彙」及び「基本語彙」を用い、「くすのき」の語彙の分析を試みる。さらに、「くすのき」に提示されていない「3・4級語彙」を品詞別に見ていきながら、本教材に欠けている初級語彙を明らかにする。また、「3・4級語彙」および「基本語彙」の両方に含まれていない語に、「くすのき」独自の語彙が含まれると考え、これらの語彙が学習者のニーズに応えたものであるか、独自語彙の選定のあり方について検証する。最後にこれらの分析を通して見えてきた「くすのき」の語彙選定に関わる問題について考察し、解決の方法を探りたい
日本開化小史巻の六目録/第十二章/文學進歩の景況/文學貨財の進歩常に小遲速ありと雖も大体に於ては併行す/二千四百年代の文運は撥乱反正二千五百年代の/文運ハ守成修補/封建開化の性質(上下懸隔、重族)/社...
筑波大学留学生センターで開発中の中級前半者向け教材の会話クラス該当部分を紹介する。それを使って学習した学習者の自己紹介の録音資料を使って、日本人への聞こえ方の調査を実施した。その結果、中級前半の学習者...
ここ数年驚く程のスピードで作業療法士養成校は増加しており、入学者選抜方法も非常に多様化している。当校作業療法学科においても平成5年度入学者より一般入試と推薦入試の二種の方法で入学者選抜を行っている。そ...
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本論の目的はふたつある。ひとつは、鶴屋南北の『心謎解色絲』を『ロミオとジュリエット』の翻案であるとする主張を退け、1879年の春から夏にかけて刊行された『遊戯雑談 喜楽の友』という雑誌に連載された「ロ...
本研究は、心理臨床の視座から日本における「喪失と悲哀」に関する文献を収集し、文献目録を作成すると同時に、研究の時代的推移と動向をレビューすることを目的とするものである。その結果、1964年から1994...
本稿は日本語音声教育のために著者が開発中のビデオ教材について紹介するものである。日本語学習者が一般に苦手とする“特殊拍を含む音節の長さの実現”には、語の長さの配置を知り、適切な長さで発音することが求め...
本論文は,日本の上場企業の財務諸表から構築したパネル・データを用いて,1980年代から2000年代前半にかけて企業の流動性資産(現預金)の保有行動がどのように変化してきたのかを実証的に検証している.1...
音韻論で境界を設定する場合の考え方としては、「語」や「文節」に対応するような音韻上のまとまりをひとつの領域と考え、これに特徴的な素性が発話内での環境に応じて変化するという考え方と、逆に「語」に帰するこ...
本研究は、グループホームで生活している痴呆性高齢者の生活上のニーズを明らかにし、グループホームケアの効果および課題について検討することを目的とした。研究方法は、グループホームに入居している痴呆性高齢者...
文部科学省科学技術・学術政策局からの平成21年10月1日付け21科原安第10号「管理下にない放射性同位元素等に関する一斉点検及び報告依頼について」に基づき、本学では、熊本大学放射線障害防止専門委員会に...
本稿は、A保育園が取り組んだ、保護者に向けての保育活動の発信方法を文章から写真を交えた保育ドキュメンテーションに変更した後に、保護者に対してアンケート調査を行った結果を報告するものである。その結果、文...
本稿では、日韓共同理工系学部留学生事業の予備教育生・学部留学生向けに整備改訂した『日・韓・英物理学関連用語集(2013版)』について報告し、これをコンテンツとした教材開発の可能性について述べる。この用...
本研究はグループホームの痴呆性高齢者の行動特性を大集団ケアの場として代表的な介護老人保健施設の痴呆性高齢者の行動特性と比較し、グループホームケアの意義および効果について検討することを目的とした。研究方...
初級教科書の作成を初めて2年半、ようやく「試用版」の完成にこぎつけることができた。新学期からの試用を前に、ここで一度、これまでの作成過程を振り返ってみることによって、今後の課題をさぐりたい。 私達が目...
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