114　　　　　　　　　　　　　　　　　長嶋大学風土病紀要　第3巻第2号: 114-129白1961年6月農村に於ける鉤虫症の調査研究1.疫学的観察-生崎大学風土病研究所践探部(主任:片峰大助教授)坂口祐二きか　　　　ぐち　　　　ゆう　　　　　しStudies on Ancylostomiasis in the farm district. 1st report. Epidemiological study on themode of hookworm infection in a farm village of Nagasaki Prefecture. Yuzi SAKAGUCHI.Clinical Department, Research Institute of Endemics, Nagasaki University (Director. Prof, Dr.Daisuke KATAMINE)緒国鉤虫症については我国に於いても捷学Ki,吐物学to,摘地学的並に臨族L']勺の研先が行なわれ,幾多の業績が見られる¢特に城后,涛吐虫予防対策の-一環として小,中学生や一-般国民を対象とした饗団検使が盛んとなり,検使の方法も集卵子｣-,培養法が併用されるようになった･その結洪従来桐虫の著しい浸淫のかげにかくれてあまり目立たなかった鉤虫の寄生が予想外に高く,特に農村に於いては全国Ir伽こ見て20-30%を越える所が少くないことが明かにされて来た昏しかしながらこれ等の報告の多くほ単なる虫卵検索の成貼や,集団駆虫の成枯が大部分で,鈎虫浸淫の原因,或いほそれを助長する自然環境や,社会的因子等との拙速に於いて鉤虫感染の動態を把捉しようとする研究は比較的少い｡某瞭鈍虫感染の地‡蜘勺分布を見ても鮎帯から加熱端二にかけて広く分布し,我国に於いてもJ[為出帆の例外はあるが,全般的にながめると気候vp(Jill暖な九州やmm南部に多く,寒冷の地に行くに従って低率となっている傾向が見られる｡この傾向はアメリカ鉤虫に特に顕著であると云われているが,木虫の聾延が先づ節一に気候風土に強く支配されることを物語っている｡叉木症ほ農相病とも云われるように都市より農村に多く,段別やこれにともなう生活習慣が重要な因子としてI卦与していることも容易に想像されるoこのような人間の住む環境やその他の社会生物学的要因ほ地域的の特殊性があり,その差異が感染の様相にも複雑な変化をもたらすことが考えられる田一般に集団検診により発見された鈍虫鵠‥/_上者の多くは嫡感を自覚せずR常の労働に従-&している軽症I'JL祐Ji着であるが,これらにもrI旧するとしないとにかゝわらずJjj働能率の低~Fーが:>AJめられることば美山Ⅰー〔1952〕 ,柳沢〔1954〕 ,小宮〔1958〕そ0)他多くの研究者が既に指適しているころである② --刀これ等一見健]5kな保出者も,感沈澱として鈍虫の堂延に大きな役割をn上していることを知らねばならない.流行地にjJL会て個々の生活のなかに準備される感淡oj要因を明かにし,感染成止の尖態を把捉することば公衆衛生学的見地から云って極めて貞一生なる｣j二項であると考える.著者は片雌犬助教授の弧指導のもとに1960年より#{J出し/) yrき　泣揮地であ3 -U:忙山し汁､co一-ij.^i･ト�"]-｣�"#]�"'二ipi上して,住民全員につきそのニセ:/-[.:状況を調査して,そ｣>S績を解析して感染の劫態を明かにすると共に段別とOj岨係において感染成立の助fT, 1山m等を氾求した①調　査地②　概要調査の対象となった農村ほ良帖L山riI叫披什抑大榔)--｣叫に屈する松島の外~､l瑠偉で,軌｡∫湖, =戸:'iji:よ,大山IJの3土出区よりなり,人口はI10山Ii'ノ山　575壬:.をI?二える中　内陸との交泊は徒渉によって山越えし定婚]破船によるほかなく,交池本仮の純農村である中太田はrfij-M-tf)十地にある部落であるが,榔]-[畑,訂川-｣,己ミは&の中央にある遠見岳〔218.2m〕を背にした砧岸にせまるfて二陵地瑞二で,平地に乏しく狭小な:T地と山脚が仙地として利月]されている･耕作山〔I沌丁戸J之火山6･2へ/jタール, ･L田地61.1ヘクタールでJ鵬地が大部分を占め, f)し1季を止じて野菜の栽培を行って_/上計が立てられている¢一戸当りOj桝作f_圧托王壬ほ水H 5.6ア-ル,畑地65ア-ル, mも多いものでも)k山u,畑地合わせて1.2へクタ-ルに過ぎ長嶋大学風土病研究所業績　第371号農村に於ける鉤虫症の調査研究ず,いずれも零細農家である.しかも畑地は丘陵の斜山川こ階段状をなし,肥料や収牲された農作物の運搬もヰら人力に頼っている状態で,牛馬家畜の飼育耕團,多nけ　等繕ノ;上i,'のf†m化は全く見られない.農民の経折状態も決して良好ではない.従って農閉期には附近0))境抗,その他のしl嘘労働により生計を維持しているJ生i庭も少くない申IRJ巌近本邦蕗は教宅の調査によりバンクロフト糸状止の極めて膿厚な投淫があるE_とが明かにされた･1153)鉤虫卵陽性者にAlcoparによる集r∃渦区虫を行い, 48時間以内に排I[Ⅰ)[された成虫体につき,その排虫敬,種類,止堆雄を判別した･4)鉤虫感染成立の要因を追求する目的で全家庭について,尿尿の処理,施肥の状況,耕作面積,農耕従事時l一札　一年を通じての作物の種軌　裸足の習慣,かぶれの発生状況とその場所及び時觀　その他必要なる∃∃項をアンケ-一文は直接の問診,視診により詳細な調査を行い,鈍虫].B染との偵係を解･･した･第1図　　　　　　絵　島　外　平　部　落　略　図C3･.･∵=l)+_^d r?■･内ノ捕･.････■千･;*ォ7ノ態･:'犬㊥大瀬戸町酎自校a口･　▲　　　　√兵泊-　rSffl"太田･皇1.｡ユ日鉤.志･2･･淋戸畑■�"�"^>?･ .外乎部落1000m調査の方法1 〕部落全員の575名につき,直接塗抹法〔18x18mmカバー//ラス3枚は〕,m卵法〔ホルマリンエーテルは〕にて∫&4｣虫卵の検索を行い,膳紙培養を併用してその地区に於けるヅビュ鉤虫〔以下A.dと記す〕,アメリカ的虫〔以下N･a　と記す〕の両種鈎虫の鑑別を行った･2〕一部鈍虫卵l妙性者につき　Stollの稀釈虫卵算j]三法による　E.P.G.を測定した.)jは--新抑使3･Ogを45ccの所に目盛をほどこした内径3.Ocm高さ10cmの大試験管に入れ, N/10NaOH液を目盛まで注入,　ガラス球十数個を入れてよく坂巻し_撹拝し,そのO.1Sccをメスピペットにてスライドグラス上に滴下　22x45mm　カバーグラスで被い,全視野の虫卵数を算え,之に1OOを乗じた二告丈　　て　E.P.G.とし*:.. ¥^/′　　　　位l＼＼　　　賀佐世保市!好評■I･斬.七I'i fiも.＼　　　　県ー･-･＼//＼ヽヽ＼K前席･＼･大村市＼･●　　　　　　諌早市長崎市サaヽ_拘　虫の　感染動態1959年9月575名の全員に材料の提出を求め,塗抹,築那,培養の併用によって行った虫卵検索の結果第1真のような成績を得た.即ち由回虫卵保有者76名〔13. 2%〕,鈍虫卵320名〔55･7%),鞭虫卵77名〔13. 4%〕,糞線虫,輿形吸虫各2名,無鈎条虫1名を認めた.この成績を見ると他の農村に比べて由回虫の寄生率ほ比較的低く,これに反して鈎虫ほ濃厚な分布を示していることがわかる.I)検査法別虫卵検Hi率蛸虫76例,鞭虫77例は何れも塗抹法と焦卵法にて検出されたものである.鈎虫陽性者32O名の内訳ほ,塗抹法で検出されたものは163名で全陽性者の50.9%に過ぎない･又浮漁法は行なわなかったがホルマリンエ-テルを用いた集卵法でも2O3名(63･4%〕が発見されたゞけである｡培養法を行うことにより299名〔93.4II5 坂　口　祐　二去　　　　松島外平部落に脚ナる検便]jR結一札､廿土俵-叫志有者.　　　卵射り一個　　1521日向志≡　31O!:>!　山也脚　　虫　その他28112〔73, 3〕 89(58.6)　2185〔59早7〕≡ I63〔52｡6〕　45大　山　　　113　79〔69ヨ9〕　68(60.2〕 ll総計｣57ヲM3了'6(65,5)!竺_)247宴16O〔64.8) 132(53･8〕-土　　　　328 i 216〔65.9〕 188〔57巾3〕77(13. 4)3146262276〔13. 2〕3442) :%ヲ占〕に荘川三を示した･こOjように塗抹法と培養法で大きな検出率の差がみられたのは後述するように成虫I#吐数の少いものが多かったせいと考えられるが,袋巨1統治の蹴分には必づ培養?｣-を併用する必要が嫡]'Iされるo･02去　　検査はによる虫卵検山率の比較鞭　　虫irこ山片ワ:ら虫陽性者o/aそ　の他陽性者o/a計萱32｡ 100 76 100 77 100塗抹は16311扶卵法｣ 2031滋法　29950｡966[69…三44篭5977oo匂6047I 53, 21　92.2IOC1　25.03　75.0I0 0｢25. 02)鉤虫の辞漸320名の鉤虫卵保有者のうち277名について癌紙培養を行い,和られた被鞘幼虫について種類の鑑別を行ってA｡dのみの器生者8O名(鈍虫感染者の28,9%),N.acDみ88/帯(同じく31.8%),混合等比1O9名I(39,ヰoy,iが占､-1-/-J-'''一二〕A･dナ柱石省とN.a(;に:fi"荷oj比･は189:197で両種の溶性率には大差が見られないが混合^r壮者が多いのが注目される･一方172名について行ったAlcoparによる集団駆虫の結果から見ると,その8.4%に当る152名に排虫を認めた争A｡dの排出者126｣,N.alll名,誹ai虫件の総数はA･d1608隻〔含609,♀999隻〕,N･a1782隻〔杏595,♀1187隻〕である･これを1人当りの排415〔0. 9〕23虫数になおすと,　両和合せて･-:j6j22.3笠, A｡dでは12.8蟹, Ⅳ｡aほ16.1堕となる｡ 1人当りのIn生も多い排虫敗ほ247望　A.dでほ221斐　N.aでは212笠を才IJ一ている･一応この成結から永吉(1956〕の云う僅占度を求めてみると, O･99となり両柿｣>�"#土山刑余には胎んど差異がなく,怖々中等の分和をなすものとy1えられるが　Alcoparによる駆虫効米は　A･dに比し　N･a　に対しては劣るように云われている¢即虫后3矧i",j目に行った若者の検イ山,R紙でもN.a　に対する完全駆虫率りま39･1?ふこ過ぎず, N･a 60-モトのi&fi--が^j'ljlにりの数に認められるので実際の分mまⅣ.aが僅かながら憤占しているものと考えてよいかとノ虹われる･第3衰　　　培益による純血oj柿射調査地｢)I.リ'v-,.1.i¥し..ヾ',�"�".'!し沖レf ;i;i田山げl｣忘87131大　山　　5928〔32. 2)41〔31. 3〕11〔18･ 6〕≡24m2O〔〔27. 6〕山〔33. 6〕巨33. 9〕E35〔40.2〕!　246〔35. 1〕i2臥47 5);l80〔28.9〕88〔31.8〕 109〔39ー4〕■　2総　計男�"y'し/27プ11216534〔3｡. 4〕邑35〔31. 3〕 43〔38.4〕　146(27. 9)山53〔3Z l〕] 66｡4O･ 0〕戸()-戸%次に混合感染者の個々について駆虫の批米子r.しj=両朽成虫数の割合を見ると>[54真に示す様に駆虫による排虫数はA.d, N.a共に3O隻以内の者が大部分で101笠以上の者はA.d 4# N.a　3才,であったや両抑の｢TT.Eこ著明なスミワケの現象は確認[II来なかった申3〕地域別,什別にみた鈍虫感染率鈎虫卵保有率を先ず地域別に見ると,瀬戸蜘58. 6%,F]向志52｡6%,大出60･20/ら, 146名についてみたEuP.G･の平y)Jほ夫々1060, 1338, 1120,となっている宙又駆虫者の1人当りの排虫数は夫々18.5笠, 22.3珪,及び3O｡2隻である｡両柿鈍虫の割合は節3表に示した農村に於ける鈍虫症の調査研究t$4去　　　　　　駆虫成績よりみた両種鉤虫の排虫状況-一丁=Ⅶ■■駆虫者数　排山者数117I72椎　　別152〔8.4〕 ≡]I山脳ニTTで言=A･dN.a排虫者数]排虫数室性　　　　比含　　　　　　♀優占度l1126Illl∃ 16081782609〔37. 9〕　999〔62. 1〕595〔32･4〕 1187〔67.6〕()0. 99%三:,排出数　読会昆Ad N.a A.d : N.a保有者比A･d:Ⅳ.a36:3473:6017:1了調査地･･,∴v'1M+_山ルルU■l､山A-.片nA.d N.a A.d+N.amn享pln]≡毒喜喜928ユ75…7,ア!…i総　計l9王女21　　　　　　　　　　　13152　　　　41　　26　　85648319　　　8　　3722　　18　　48F126: 11156:4570:66[l【優摘EF55724015.4:7.1888101634:㌢戸萱山2:16:2鞍｣LOOl.701631608　1フ82706　　775902　100712.8 : 16.1　　　　0.9912.6: 17.212.9 : 15.30･ 941.03iiZZEI-iZ?N.a.A.d01′-1Oll-3031-5051-100101′-O2OI9331-10 ll-30274了92331′-5O1O1231EI　≡二51-1003　　　　　　2『1413101-31EE旨≡計6281I6643計　　　　　　45 88]28ように瀬戸畑,山]T句志に於いては殆んど平等の分布を示しているが,大山では培養仔虫の種類の内訳はA.dlEI･6%, N.a sl.8%, A.d+N.a　47.5%,排虫数ほA.d 163蛙, N･a 472笠, 1人当り夫々9.6隻, 27.8貨となり　N･aが勝っている.即ち地域別に見ると,3部落のうち海岸の平地にある太田部落が感染率,感172梁塵において最も高く,しかも明かにN･aの優占があることが窺われる.性別にみると鈎虫卵保有率に於いて男53.8%,女57.3%, K.P.G･夫々1055, 1413で梢々女性に高い｡駆虫によるI人当りの排虫数及び両種の比率などでは男女間に大差がない.<18 ､よ　n ji/f　二節5表　　　　　　　糞便I g山Tjの鈍虫卵数(E･P.G.志芸車声u?F生i生100一學. oo-40C之(o 41 00二W-　&Jllllllll瀬　戸　肘　　　53　　　32〔6O･4〕llf†向　志　　　58　i 38〔65｡5〕太　　　上]ミ　　　35 22〔62 < 〕98…::三三｣喜…:≡..≡y¥)…………三∃≡…5.73.5三7｡20･2〕r3〔8･6〕:3(8｡6〕旨o稚･汁:14692〔63-0〕≡24〔16.4〕ll≡…≡;｣≡≡≡≡;二≡ョ::…≡:≡三2)4)4〕鈍虫櫨粁旨の家族焚不朴上320#,<｣>鈍虫]M｣染二拝を家族別に,Faると,今戸号:iio>--(Dうち鉤ifetf'山:_を認めない家庭は6戸-0)みで他では総てI人以上の感三粁旨が認められるo家族全員が感染している凍虹が1B戸`, 3人以上の感染揖ojあるもojを珠計すると68戸の多数に上る① ↑各仙人が-一様に感決すると云う坂出ojもとに罪f'JJされたB!論値と観MIイ厄をⅩ2分布にしたがって比較すると0 50二二- Pr　昔Ⅹ2≧5.73} >0.25となり両者の戸I.1.]に有志の差が見られず,この地域に於ける鉤虫感染には家族某S'i'肘まないものど†棚T-される<,5〕年令分^検悦の批光子)iた主要腸内f^:上山卵保市率を年令j州こ見たのが節7表,茄2図である申　これによると舶血保〔 fiO:〔¶RO6(1･‖116〔11.0〕.　9〔106G133811206.2〕｣ 5〔3.4〕 128816o…:;テナ2(7CテIg喜丁~~子吉~喜卜l l｢｢/ ｢(＼∴):*�"ォIj[率は概ね6-10才:Tの19.3%を項ノj}-として其の)討築かに減少するが,40才f-Tに再び小さな山LTをホしている･鞭虫の保有率ほM山より少しおくれて11-20才f?に21.9%で最高を示し,以后わずかにM少しながら付言ばいの状Il珂が見られる①何れにしても蜘虫,鞭止Iの似合には各年令層を辿じて略々同様の感召上率を示すものとノ虹われる申これに対して捌虫の旭f]出女分和は年令による柚述がきわめて顕軒であって脚虫,取出とほプIi-つた特長がみられる中即ち満5才以下の乳蜘y己でほ7.5a/為を示しているが,年令の進むにつれてその率は上[�"""!7kし,40才市で遂に最高87.1%の高率に達している･50･才以后の高年になると再び僅かに低下する仰ドリが見ら?1-6.山i戸{_詳しくt/-f.'∴7:.土,小羊′上32･7%,i戸�"--,--:.�"'山6.2^と乳幼児より｢戸Hくなっているが,中学卒某前になると::-し激にその率は上与王-/し,16才以上の成人では,76白2%m 2図　　　　　　年イ,廿｣にみた鈍虫感染状況汁/Io----o　5-iT中㊨-　　せ　l胴亡.･一一d咽　順山20　堅草≡≡≡=芸-≡≡i 61-(if一会.(95^信桁眼界幅で示す).しui付こI.Aけ〕　　　　〕　　　　〕　　　　〕　　　　〕ト｣h3ト｣⊂〕ロ)トJ〔′【ヽ〔〔〔OOト｣し⊃l･｣a設8宗coo〕〕＼J〕〕卜｣Lコa^H^^s^BS^Ha^HR^Hr雪!ト｣〔〔〔〔′一＼po;pj-'t山Jト)ヒ｣3ヨ√善一tq/芭ooenv^y山一｣ト･｣′~ー､＼ト｣ト･｣3EE山一J＼J.Iゝ/~¥oiGOト｣四匂ト｣lid?ト｣(.亡)⊂⊃＼J⊂⊃/ー■＼PCF)h)＼Jト｣′~､＼Pト･｣hJ〕⊂⊃s^¥o⊂⊃山一⊥＼＼ーノoo en生丁山′ーー＼　′一ヽCO COト【ゝ　　(エ)(.口　　⊂)＼Jl　＼ーノGO GO CO j:ゝ.′~ヽ　.′~､ヽ､　　(　　/′へ＼Co Cn en　　トJ〔_刀　　トFゝ　　u　　卜｣ト｣　　O⊃　　Oつ　　ト｣しノ　＼ーノ　　＼ノー　＼)INJ　　>-J′(､＼　　　(^　　　4^ト【ゝ　　U｢ト｣　　(∫)＼J　　　＼J■(Jl　　トJ〔　　　′一ヽhJ　　ト･｣L｣　　ヰゝi-J JSv,＼_ノ　　＼Jト｣　　山J u　　山,･J　.fゝ　　ト｣/｢　　　〔　　　〔　　　〔　　　′｢　　′｢ト｣　　卜｣　ト｣　トJ GO　　⊂⊃ト｣　(山　　(.口　　CD CD OIU1　(山　　Oっ　　く.D CD CD〕　　　〕　　　〕　　　〕　　　〕　　　〕⊂)　　ト｣　　O　　トJ　　山-｣〔　　　　〔　　　　〔　　　　〔　　　　〔ト｣　　ト｣　　⊂)　ト｣　　OtO　,-.　rロ　　hJ　　00⊂⊃　　ト｣　(ロ　　トJ O〕　　　　〕　　　　〕　　　　〕　　　　〕⊂)　　ト｣/′｢　　　′｢⊂⊃　　⊂⊃00　　01(コ)　　CO〕　　　＼＼ーノO　　⊂)岳田　　EidP*sト｣＼JPト･｣C0＼Jト｣　　⊂⊃′一ヽ　　　〔⊂)　　⊂⊃ト｣　　Oト｣　　　ト｣＼J　　　＼J⊂⊃^No⊂⊃ト｣i■匂⊂⊃　　O〔　　　′【ヽ⊂⊃　　⊂⊃u　　ト｣(｣1　　ト｣＼J　　　＼ーノ⊂⊃/ー＼m⊂):ォjしノl･- :-,Cn′rヽ＼h)h3ト【ゝ＼J一hjBEEJiLTlO)L｣COl山-くO⊥~-し｣--　　　　　　　　　　　　-= ･　　　　　-[iI岩i｣-⊇■ト｣　　トJ　　ト｣　　トー　　ト｣en oi a一　　u Oつ　　oo en　　山⊃　　LJ lー｣-.'.[:し-‡O1鮒選F&軌浴a)鮒蘇m茄･帝12O∴lJji　山1 iWi#7去咋令別にみた脱付A-'f'J'二'l｣止]･L生染状況年　令･検一肌ii朋仰｣~片i如　山l18(22. 5;亡17ぺ12　　　　104　　　　ユ〔49, 0〕l113-15　　　　　47　　　　日〔59, 6〕16-　　　　　　　344盲279〔81. 1〕サ3い封　　年iI,性)jljにみた1エP･G･の推移----　ワj-pL- I--I. '':mZLJ･^　　　姻､息_tコI)qET　■/;-′〆′/■ト--　-'- --｣--LiOこ･■ヽ-_- ○/6〔7･ 5〕35〔33,フ〕17〔36. 2〕262〔76. 2〕-jt/　Y　　ニ　　　　.　ヰニニ･ -if　　�"　　rn　.*�e8��4ﾀ○00･　　　　　　母昏e?　　　　　　　◎ ①　　　　　　　印○'■㌣ミー.ーl　　　仁一川　　　　　　　　　ぺW l■-　　　】-I.戸　　　　　　　　　　ほ†･)壬示してい 40:.t十｣に戸:.;戸こ二上すろ6 ]盛渋皮は働き掘りの2O才!Tで淀もTIijし,l.止に糾山oj年令分布をA.dと　N-aとにわ･けて位州山:･触山Ilそ州9〔11.3〕　3〔3･8〕 l l〔1.3〕2O〔19. 2〕　14〔13. 5〕7(14.9) I 10(21.3)I〔1｡ O〕040(ll.6) ! 50(14.5)　　2(0,6)C):%$ 4凶　Illlj祐一釣山cJj咋令分山C%58Of)O　　　　　--　A.o･　　　Jp^一~J5CI′ft′ユO　　　　　　　　　　　　　　　　/′一血-I｣::Iノ｡�"｣S-う　　fi-io ii-a.n　コトriu　コト仙　っト50　31ぺ00　iii--仲f,)∴戸二8 J>三･　　令　献花人I A,d N.a-　67′-1516′-JP 9未　　　　　　　　年令別にみたl榊柑り虫叫非山状況77　　　　2( 2.6)149　　　28〔17. i 〕332　! 159(47. 9〕4〔5. 2〕山19〔12. ! 〕≡ 1ブ5〔52.了〕年令し*蛸数1山浦古放Å.d　二N.a A.dII′-2021-3031′-4O41-5051-60:　I51111　22483730■lf-N.a悦イj■省比A.drN.a10:41O8ll149　　29254　　1518: 1839:3833:2926:19｣�";l:一山二ニラ)七A.d N.a41　　22182　　54662ブ　　518438　　540320　156I人　当寸非山比A.d : N.a4.1: 3.510･1 :30.316･1:13.613.3: 18.612.3: 8.2悼,!-i比0. 621.830. 901. 040. 60,aLuJJ--CI小こ二肘ナ銅山*KのiDVi山上t_f輔光.;R､｣してみろと'$4同M>8衷に示すように両印の感染率は嶋田イIの年巾IW:移が見られ, 4OJi一冊こ夫々56. '了%,61. 1%で共に最ITl'jを示している. A.clのm移は乳幼児2廿6%-'T一二.て1(17.8%,一成人47.9%, N.aは5･2%一12, 8%-52,.9% o)上山IT･カーブを示し, N.aに於てはA.clに比べTJ､ユご二枚を午果して濫サに従->Sするようにな-つてからo)tナ/JミJ/)し坂をなす傾｢｢佃ミ石'祝される. IS才以下では　A.d仰-[[群が多く15才を越えると　N･a保イj-FT放が岬f/Jllしている･文駆虫により排戸Tlされた成虫の中Ti一榔も20才:Tに於てはI人当りの排出放は　A.d10.1イセ, N･a 30.3態と　N.aはま訂棚l‡を示し,このw代ではり]かなN.aの優位が認められる･ A.d,N･a及び両和在]lBじて見た年巾分tf/tまり}-kの戸i'dに取_1'/てゝ云う程の州foは認められないが,概ね稗咋令をii生じてE.P.G.に於､て僅かではあろがh/がワlに勝っている抹に,しししわれる｡農作業の実態と絢虫感染1〕耕作而椛卯10末Ⅷ)== I柵山山　A二1J;j戸　　　ナ√F-w¥n)2659…喜29大川25114I Ilo 575llら/111`1〔%〕806OEサ2O121榔訴の緋作血杭は水田6.2へクタ-ル,畑地61.8へクタ-ル(1F中上tJ夫々, 5.6アール, 56.2ア-ル)で畑地が大部分を占めている.これを地域別に見ると瀬戸畑では水田43アール,畑地599.2アール,山]向志12.Oア-ル, 532.4アール,太田54.4ア-ル,616.4ア-ル,で平和l地にある太田が耕作地が最も広い①　これをJEI之業人口I人当りの耕作面相こ換算すると水IJj,畑地合わせて,瀬戸畑1O･6アール, I~1向志11.4アール,大山147ア-ルとなりやはり大出に於て最も広い.地域別に見た鈎虫の感染率, I選染度もこれと全く併行して太田にl';'jしIi如ま前述した.更に部落全体について1人当りの訓作面杭を8,Qaまで,8･ l-16a,及び16. 1a以上の3群にわけて感染率を見ると夫々46｡5%, 56.7%, 70･3%で耕作面杭の増加と共にその率は増加し,8.Oa以下と16･1a以上の2mの口71jには5 %の危険率で明かな有意の差がみられる･即ち鈍虫感染は制作面杭,ひいては畑地-の山入回数とも関連性のあるflが窺われる｡培養　E.P.G.及び市　　　ft~=二二sしjjj n;隻:-:i<中l戸当り面前[ I人当り面杭ll総　画　砧水ITl　　　加1112　　149∈主372　　3141136　　154二L620　　618C印5同　　緋作一山軒wと純血櫨牡との関係普テ喜O-8阜ち臥1-1.6　　　16,1-　:中主を′｣ミしている･従!-J堵を故に従｣i:Eし　∃r｣の多-J&によって観察すると,A〕 83.3%,B〕 72.1%,C)63, 6%を′｣l-し,従r川上州のJふ.もの柑･R染率がIi'.'i <なっていろ･これを95%CD信矧眼捌I'Mで/I(したOjが06何である･文1:.としてfr価菜園にOjみ,'!!入する馴､仁に]]会いてほ作業従川､州が少いにもかゝわらずそのJ山如上･_ほ751即/oを/｣1し, A抑こ次ぐ山車三が認められる_r｣;JはHi｢二∴:/∴三二い｡ Kin-c/D.U､し人し･-〕:･ニ戸r;J,o土63. 6^v-A I)]]法米人PCD年令仙戊とf/山:米叫Ill｣:.　　: ∴･､　　　　　　　　　,メ-　67-158015ユ16-20　　　　2812上　-30　　　　5C3l′-40 ;　7163lO〔35.7〕巳IO〔35.7)13ユ〔62白O〕 l 6〔12.0〕158〔81. 'プ〕　　4〔 5y6〕47(76. 6〕　　Al〔 6. 3〕51ぺノ60 !　48 ; 22〔45什8〕　　8〔16.7〕61-ノ山Hi84 ! 12〔14｡3〕 ■ Il〔13｡1〕.　　　　　　　　　　　ll　　　　　　　1575　ユ8しn〔31.3〕 1 43〔7｡5〕先に述べた上う･に&Jll地染oj]山.A/て>7>11!..は16才【#*し戸ら川-して40,tu^捌イ′ば従｣¥-o〕;^f>ときd〕てⅠ舶1なfitJ13山-j傾が^w¥¥t¥2tめられろ忘ji甜一従']山片Å'DJflf-と非従]j山片別､細〕)･朗と中をii:校してみると白描はr19ご1%で徳一丹o)それ33,7%ゥ約2{^rme問出井従'JTの4rtJI(=とSnj山Ill族L]七とom擁′　ノl＼ヽ｢∃〔二､EIL(.～Jl＼呂　: ((巨)#-;｣臓Je土J=表誌ニィ1'串ノ哨I E韮掛こ従叫しなりキ(955^レ)lE欄脈'Ph･亡　1lllC　　　　　　　且) E 山戸..し/180〔l口0〕 l 〔7.3〕151〔lOO〕 l 〔344〕2〔7甲1〕 i 4〔14.3〕 ≡ 2〔7.1〕4〔8.O〕　　6〔12.0〕昌　3〔6.O〕3〔 4･2〕4(" 6. 3'〕lll3〔 4.2〕　　3〔 4.2〕16〔9.5〕 ≡ 2=2〕3( 6. 3)　　8(16.?)　　7(14. 6)(53. 6)〔68. 0〕〔83ゥ0〕(87, 7)〔83｡ 3〕6〔7b1〕･ 6〔7.1〕 ≡　49〔5日｡3〕〔70,2〕122〔　33〔5.7)戸97(51｡7〕 ≡ 〔55∴プ〕し'〕 :%#12ぶ　　　　jfnj　山　oij　川　棚丁　　⊥-:1--･-一一--J　･　---一　　　　　　　　　　丁=T　†　=T-r‥丁■¶丁■_.仙==≡亡た　rL■肌･LJヽ:　　　　l　　　　･.検雅人Ii lし　　　　　N.しモ.･DK2961>:62130〔43. 9〕　148〔5〔〕. O〕59〔22.5〕 i 45〔17.6〕仰と大差Ojないm七率がJLIられ-/o｡これは拙｣こにJ)会し.て]i之,I州こ従IJI二して米た人辻で,611`以｡山｣>j;望滋の泣入がその人郎分をL[描)ていろことに起[叶r^とJFしiしわれる申次にm判虫の抑Siを出るとA-D粁亡､はiJも.〔143.9%,N.a50.0%,でN｡aが多く,I工相田ま人々22.5%,17.即右で逆にA,dの仙ミ什打が多くttoている早計∃hるに堤排従^者珊こ断然I'M]し^f三上ヰミが山られ′7.田3〕肥料oj偵川状況特に玩ミ!/]<;人参,ゴボー等をあげる三i相*f]'l来る.甘藷はそujうちでも姑も_中要な作物であるが,廿静床は直接輯｣し:を畑に伏せ宙IIJする方はがとられる･ 6-8J^　にかけて/本脚こ格納されるが,荘†昧の畦問を利用して南123)rし,茄子等の野菜が同時に栽培され,これを止棺畑とこの地方では呼んでいる.第7図　　　主な野菜の種軸と]栽培時拙叫苗床-ホ胸毛川5〕施肥の状況08トキl-r.-l-.^ai]一三糾し‖I-.>J-し').!;しI.;]H!しD.旨∴叶寸蚊::ごEl;vの柾ヨ頚をあげておいた申これを見ると最も多い0_)か山iー諸味で,日{I-i)矧冠がこれに次ぎ,大槻凪R菜,瓜南瓜茄子畑のJEしriとなっていろ9ことに白家菜園では媒尿ojみの施肥が捉も多くなっている.甘藷味ほ先に述べたように北柏畑として,｢湖寺に瓜培される野菜oj=･mttミ多く,多量の肥料が頻F利こ施されるCDT'屯斐である宙Fi嫁菜園は必ず住家の側に設けられ,3.としてn:束で消山itされる純々Oj野菜が1年を旭じて絶えず北*s-さ礼,頻回に肥料が施され,しかも立入の頻度が員も|'r一右端8図-上な野菜の肥料拙布状況3官　　　　^J　　　白　　　　　　　　　　　　　　加　　　　a　　　　*H　　　｣　　　　〕　　　E3諦　　凝　　-　　　,A　　7　　皿　　j[1　草　　笛　Jp珠　　　　地　　　　価　　　　地　　　　価　　　id]　　　地124 ttiLiw.'¥二∴い伊　苧壇な'K-f之J束近くにあるせいでしばしば便所の:a収[抄ら掛吏他山叫散布されることがあるとOjことであ<｡甲汁捌)と｣t)-に崩もI"]中-に打ォセされるもOjと巧.え､　-f　　ー7レ)'lし′)忠6〕山mt某と純血什収w炎fU｣ii及び班子V.&を脚fして過去3年h"l]に肘ナる鈍山の;～-C-..^-;別七を.ELしわせる1之]Erし-i炎〔肥かぶれ〕の発′い状況キン一j 7.し,イ｣-市郎M87f,^子E､比重これ′封ま総て別Tl従i-汚から雅/上していろ①a〕 ′i之排従⊥JHl抑はの供=系1/牌馴はOjt矧操を見ると�"ffin 6 -8 HS戸Ilj^st一従i--拝,即ち終丁川甥するものが71^81.6%を占め, 3～5F‥･∴.抑もの10f, 〔Il.5ワ,b〕 , 1一　時戸i"ij6手/丁〔7日〇,,b戸D lは^-⊃ている甥即ちf[-:某帖HL[｣｣>&しlもoj杜･}]三上vH度が戸1>Jし､f>-になる,jL戸14よ　別卜従仰rli'ijと｢かぶれi発/-上とom(莱Im　放l思川州l什棚放;　ヲ,;,lll6-88了713-5　　　　　10111-281. 6ll.!7.O叫かぶれ雅/1-cO李HOと以所xp,如L雅/上を｣j別に比ると5-6｣156れ　9-10｣j2一戸',, 7-8｣｣10:f-, 11JJから;lT単年の4｣｣までは頼んごit三′ :｣&ていないモ,卜　丁咋.｣｣Mじてかぶれuj雅/上した脚〕抑%拓.且るとけ汁.こ41R皿肘3O帆が損も多く,次いで鵡菜馳西]l…,ノ上捕薯,即二の仙′はなっているo即ち5-6｣｣では言上譜J/iv,爪他出某拙がそOj大部分を占め, 9-ニ0ノ･｣/jJ肘⊂は航他1判克服銃先仙　7-8｣｣では瓜;t;B上ミその雅/山城所となっている詔M5 9同　　　tm炎fE/山60JS三諸C±:二≠±∃山__!聖±≒空盲　　J且　　　琉　　　西　　　繭　　　馬　　　里　　　そ詣　　　　濫　JH　/H　雷　寄　の旋　　　之ffl　　*･　　m　　　畑　　　畑　　　畑　　　地fti'is去　　鈍w上皮店先の発/上状打【Ll戸1S　州l糾ヒ｣fift省　5　7･.去孟IUl]l156　　　!16止■一罪/山. 0)似けJII拙榊戸M >!三F‡1そ譜　菜瓜LFしn　の.抹仰川日脚加mi¥¥l仙51 36 14　9　3 2　3　1　387　　　10　　　　101 2　6 1 1ユ■; 2戸21310562　1!　　　　;r汁!　ミ1782蔓413015105314c〕 ~卜Jj凹散布とかぶれ雅/I:.とomi系･11'.]を出じてOjJm什物の中TI:剃と施]]山rIJの〕Ⅰ大洲こついてほ先に述べたが,かぶれ飛/山_とtoi一州系を-;｣ミした0)が節1咽である①施肥Oj什敗は什物のm係でイほ枇に2っの山が見られる･かぶ/iyしの雅/山.は什L.純利心とした古拙阿散Oj多い5-6,丁度抑上l/0朋｣に-一一放してその大部分93例oj光/山-/カ鳴り,次いでtj戸-一に｡-jikして†′牒,大山等の秋野菜栽上州�":｣> 9-1〔))jがこれに次いでいる. 7-8｣]｣>｣号;MSには比脚'.J少く, ll-3)]は施HMI耶生も少いが,かぶれの発/]:はIiられない･ノト山な1/戸4^coI肥料Ojf肺[nl放をJl&と什tM,菜固カミ下肘散布の鼓及びl叶数共に&も多く,人肌Irl荒畑がこれについでいる①殊にけ永漢耐では卜肥0)み抑IC周　　下1M比布とかぶれ?｣'上と｣>Uリ悌ou嶺ou葛≡;(7遷G:≡う　,,5%1　り　1　4　　コ　〔弔綿嘗H西　′南　′ユ甘　藷サ?5か>;Kto 5やノりti18:B41L L7　　ft　　9　10　王I 12IH :VI.--･･･　　　　　---I.加.に--.･-･-I-.作/物故培軍師■血-由iS nこ･　F肥撒布鴫桝･M'rjし'上｣歓自活･拒増大栂魯軒川LIr)O農村に於ける鉤虫症の調査研究の施肥及び以所が住家に近接しておる関係から便所の性'illェカ〕ら直接あるいほ火二jSいの採尿が撒布される機会が多く,又多数の人々がHI入する回数も多いので屯要でお,疾'..-J･(1)i:る1.:るる:≡;; l-iミ疾f.岨抑こ　　　Vir Kj喜HJ -I;亡/-1〕手｢1:軸87｣と･こついて行った臆紙培養の結果から寄生鉤虫の相知をI1るとAqd主吉i祉.乍/];者16名18.　N.a ll名〔12.6%〕 ,脱付乍生58宕'.66.7ォ　で特に混(uるT盛染が多くILられるが, A･d朝出^'kがかえってN.aのそれを填る;L/ている■Ji疾は注目される･即ちN･aのみならずA･dの綿侶感常こよる皮膚炎の発/i:.が想像される.第16太　かぶれ経験者と溝/卜鈎虫の柿兜て■二■■二二■二■･二■二　　　　　　　二　　　　　　　　　　二■■■二-一二-一二二　　　二二二二　　　　　二■二■二I疾, r二:疾　　　''! ;jヅ　ビ　ニ　鈍　山ア　メリ　カ的山;.第二､三吉.　二/る｢ ]よ､ /:,る:一汁ミィる二･::∴/'有訴者数!　　%16ll5828718. 412. 66.72･3c〕理)⊥の>高fttェi｢とかぶれ発/;]-J別卜Jf廿1捕261^について作業時の服装の潤査を行ったが,そのうちの205#ェ74.7%は常時裸足にて農耕に従1!疾していろ申常IfJ子出物を用いるものほ僅かに31#第17去三]l寒脚る!f｣>#ji口の習慣と｢かぶれ｣発′iiの関係二■二二二m間　瀬Iui主､=-ミ■　疾H ffiiLl li'J　｣る二人　　　　日賦　　　　計%かぶれ右前者｢二二二二二nllに祝凪常時励物h~二]｢被検者数常時祉)良l曙65　　　　6113了　　　10559　　　　39261873141188　　　　12205　　　　25　　　　31〔78二5〕 i 〔9･6〕78〔89･フ〕〔11. 9〕∈｡78.0〕j｡2･≡〕(.)�"�"%125ll.9%に過ぎない.即ちこの部落では大部分のものがL]常船足で働く習慣が強い.かぶれの有経験者87#,のうち85創ま裸足常習-擱があり,常時庖物を使用する者は2#.〔2･3%〕であった.即ち祉足常習者から高率にかぶれの発/卜が見られている.皮膚炎発生の部位は足部82名,で大部分を占め丁･17｣であった.祝J住の習慣が鉤虫感染成立に_FT疾要な役割を米していることが窺われる･総　括　及　び　考　案本邦に於ける鉤虫感染状況は多数の研究者によって広範に調査が行なわれ次第に授淫の状況が明かにされて来た.九州各地に於いてても宮t晴ら(1948〕 ,間邦ら(1952),有円(1955),早出口(1957),永吉(1951-1955〕 ,新門〔1959) ,佐藤ら(1958) ,阿部ら〔1958〕 ,佐々ら(1958〕 ,その他多数の報告があるが,これらの成績を見ると高批多るI二る間,.で^Ti熱帯JIる/ト環境要素を多分にもっている九州各県では全般的に/'長子かキミが高く30-50%,所によってはこれをはるかに上7関る浸揮を示すところも少くない｡同じく九州でfto虫の種筋を見たものに岡部ら(1952,1953) ,牟ml:] (1955〕,永吉(1955〕 ,小牧(195了) ,新門(1959) ,不川〔1961〕等があるが.その報告についてみると全般的に北部九州にほA.dが多く,宮嶋･県南部や産児ftの--捕で明かにN.aの優位が見られるようである中上訓･W<ではこの種ojまとまった調査硯暗に乏しいが苛って間部(1953)は佐々町でA･dの優占を報じている〇　この度調査の対象となった外平部落の器4:虫桐を見ると,鉤虫感リヒ率は55.7%を示し九州でも上位に位するものと思われる.しかもA･dとN.aが殆んど平:る引こ分布し,混常長染が意外に多い.又鈎虫に比べ附虫'l']-4-の少いのも一つの特徴と考えられる.地域別に見て栴岸近くの平坦地にある大間也Ⅰ哀のみに明かにN･aの優位が見られている屯有川(ー1961〕は虎児馬の調査に於いて盆地を含んだti"るLl山地帯ではN.aが多く,砂硬質の斜面耕作地帯ではAbdの僅占がある1拝を報じているが両種の分布と地熱　jT.地条伶との関係については今後更に検討が必要であろう.年令別に感染状況を見ると鉤虫の場常ま肘虫や鞭虫とは異なり年代による格差が甚だしい.感染率は年令の増加と共に上昇して40-50才台に87･ 7%に達する由50才,60才台になると再び低下の傾向がみられる.これは人口の年令構成から見た畑作某社事率と全く併行の関係にあり,如実に感染の成立が農耕作業と密接な関係がある事を示している.この地区では中学年業后残126 敗　亡]祐　二付するもojは満ちに農1/山:業に従�"Kするaになるが,棚ね15才上Iriから感染率は&?.故に増加し,1H中畑川･:濫に･JAii'J'二する20才-5O才までの年代に最もIl-tlしl･--/族僅巾a)互LP.G.伽虫による排出数も鼓も多く濃厚な感染がみられる由61才以上の;a-人になると触仕'Sから引退すもし0/,戸;N-j--;iしxi'.i上にプ,_k�"'"--.'かI;,-§子･もt､:くイ甘卜してい･)二し一1も.d,N.a60j両和光怖々同様0)/山twft舵移を'｣けが,どちらかとよえばN｡aの感染率は[山]I半枚牛業后から17才-I9)山一3O才迄Oj上山Il-がよりこけ放で,2O才付こy.:,Ir)瓜及び駆虫によるN･aの排出放も最も多い･16-/山を境としてそれより年少二捌こほA･〔1が多く,年1三抑こはN.aoyftf山-_率がrSし¥)｣繕がみられる日r"iyj止別による][生染^-｣>差は殆んど認められないが,二∴-¥G∴;･)什よ;<山-'-}:一十巧ノ主･心して//十■1:.''∴:-∴･･､一J-'I二一√:L＼l∴＼?,(/')土rしられ�"Qe当地区では感卿)家族′獅L竹上は殆んど認められないが,この様に感染率のI'n'jし.地方では純血感染があまり1｢一山;Wtiである汽でむしろ当然のことかと,1iしわれる･鈍iiIノの軌態は気性や,v/-.t出条件の他に,農菓形態やこれにともなう′上浦環境の追いによって変化を受けるち(Dと巧-える缶従って鉤虫感染の要田や,ォJ祐'･その他これを乱造する貝脚/1]の酎′/は各地によって夫JJ5特へ･｣-,･-:し･･-･-･二iう′-)-'>^y;i¥く'-[ヾ一､て∴f¥.-^純血oj感染と毘1/F業のt封係について二三の山求を行っプこ¢農耕従--K都ま繰入P575手叩4B弓3%に当る278名であるが,その凱虫卵保有率ほ79中1ワ'oで非従�"}i;者の33-7%に比べると格段に拭く,明かに有意の差が認められる◎しかし非従Ll横の成人だけを取けIしてみると63｡6a/oの山卵保有率があり,従中二都洋のそれとあまり大きな差がみられない◎従'｣者群のなかではflJ別田作業帖=jのI這い‡馴こ最も痛い感染率が見られる･又I人当り‥,I'll'∴8V-'レ'V..戸t!6い'一一JしI､]tしu):=′^')l'｣にはよ染率の有意の差が見られ,'ifiBiの多いもの程感染率が満くなっている∋芸排従･｣一堵と非従~r｣堵について鈍虫の柿封偉見ると前部こはA･d后者ではN･aのJ別二率がわずかではあるがⅠ.'古い数値を&山･た②この様に鈍虫の感染率は畑地での豊洲｢某社中,:の石綿と¥L入回数,接触時Il'fiがm係をもっているヰ･,:が頒われる･次にこの地区では鈍虫感染の以がどOjはに1上S備され,いかなるf山Ij-川jに,いかなる以所･にIS*fcが)&"1'r_しているかを観察してみよう･/]tづ媒拭の肥料としてOj使川状況であるが,松戸放110;oj総てに])一会いて^戸j田山o^で咋吊がTT･川さn.なかには卜に上し/_)み与イ馴トトミJ4^i-もし;t>'?>.揖.ilitiiニトニ'.'ilftl'IJまでOj淵川Efjを調べたところでは1rけTj草7II以付こ使川するものが人榔分であったo勿‖^xK:H*し卯刑は咋く使川されておらず,火S分の)仙i伯允/jT隙てご&さ/1Lず主i'Jl上和上/しだ¥j:＼ii'Xl|jさ:山山:二戸)戸y)>ノ!こり､,戸:iiZ.野淵の設備は概ね,帯J生'J生にそなえてあろがそ0〕S｣も少く,以:Iによれば新しいもOjを帥7/iして仙/I;さjしf''戸二も伴撫ではない様に現わ/iしる.こ0)ようにして榊什mは[Hi度にVI放され]i)く,J山生{L上のiijIがm指されろもo)と鮫促される.學r-h'flを出じての抽イ川可敬は4-6｣jと枇に2つ0)山がみられ,7-8｣]の摘立と,冬にほtli^Jの阿ヲ封ま少い◎作物及び畑Oj柿&iを拙ft何故の多いもo)からあげると,†卜掛｣<:,f-¥'永漢巨乱ついでrr戊II,JJl仙茄チ,l有瓜のIll/Iとなる,秋ほ人脈とIri菜がトなものである.殊に-け諸味は｢)亡柵馴｣とも呼ばれ什⊥tfiYiの他にfflMfiにほ同相に茄~｣∴,捕)Ti其の他の野菜が｣况J'ftされる,,',戸V:ir.ミ･ま口田:-:戸1ftfl山f60仁山,什肘f-Ir-["Iu-JI*も与くo,さに打;�"i^されているものとALU?れる②又iViのT入,稗机収入等により¥r.入回数も揮柴な耕作Jtiiであろ①rT'家光閑ほ次々と和々の野菜が脚vr-iiされすJ山l不を応じてn仰山が拙布され,文相訂-に近い扶j係から下肥の施さカ1ろ糊代いも多い,しかもF[]家川野菜の使川Oj圧何にj′-tlし=,老人をI!'.]わず-¥r.入る機会の多い特殊什があf'⑳従｢てこの班-)｣ては｢ノ亡栢朋｣,｢什京菜固｣が的inしm上con.上lとして最も弔要な位芸yLをTIfめているものと抑止される申卦こ明かに｣j虫件皮侶炎と治定されろ過｣3年!i]｣>かぶれOj経験者87#をW-,値*fc)戎Vr.ョーつの]田としてその究/上状況を調べてみると,その締順抑ま総て]l望緋従･｣楢で,その81%はFミ常'8H附帯nl出で捌く出耕専従者から発/I:.している･発/I:.の季節としては5-6川こ56例で最も多く,これについで-10｣]21イ札･8J-]の10例となっている･感*のf山S州として小等〔1953)は埼:tilで5)はり9)]上佃,~E山,TI-I(1956〕ほ芥川!!H-で10-12ノ｣,4-6J]の山を認めている唾又鈴木(1959〕は東荊祁の-c-t-K-I--^t出講,7(A125-30,1958.30)佐々学他:)>i人^lil汀.71の打′上山卜l,21-TT!f'一�"'-.�"/".-.t

Studies on the Sedimentation Rate of Red Cells

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