著者は主として琉球の住民を対象として仔虫検索,FPT皮内反応を行ない,その成績から琉球に於けるフィラリア蔓延の現状を把握すると共に広くバクロフト糸状虫の疫学相について追究を行なった。主な知見をあげると,1)琉球列島に於けるフィラリア症は宮古群島で最も濃厚活発で上昇期にあり,次いで沖縄本島の離島,沖縄本島,八重山群島の順となる.2)学校集団の検診成績はその居住地一般住民の浸淫度を代表する質料として有効である.3) FPT抗原を用いた皮内反応を応用することによって詳しいフィラリア症の感染の動態や疫学相を把握することが出来る.The author aimed to clarify the local variations of epidemicities of bancroftian filarisis within the archipelago of the Ryukyus and further to see the dynamic aspects of prevailing filariasis in each community. With these two aims, mass blood surveys f
A serial survey on the ecology of Japanese encephalitis (JE) virus was made in 1968. Virus isolation...
近年,トウゴウヤブカが東南アジアで採集されるようになったが,これは日本から運ばれたものではないかとの説もあるので,この点を明らかにするためタイ国チャンタブリと長崎で得られたトウゴウヤブカを同一条件で飼...
日本脳炎(JE)ウイルス抗原に対する抗体レベルを酵素免疫測定法(ELISA)により,JE流行地(熊本県)と非流行地(北海道及びケニア共和国)の健康人について測定した.流行地における総免疫グロブリン(I...
近年,免疫不全症例における終末期感染症の一つとしてトキソプラスマ感染症が注目されている.そこで,健康人におけるトキソプラスマ抗体陽性率を地域別ならびに年令別に検討した.抗体測定用の血清は長崎県五島列島...
長崎県下の長手,鐙瀬両部落で, 1960年来,バンクロフト糸状虫症の疫学,特に伝播蚊との関係について一連の調査研究を行なっているが,本報では主として糸状虫症の浸淫状況について述べる. 1)長手部落: ...
前報で沖繩本島では豚血清及びコガタアカイエカから日脳ウイルスが分離される期間は例年4月上旬か5月上旬から9月下旬あるいは10月中旬までであって,ウイルス撒布期間は著しく長期に亘ることを明かにした.この...
著者は主として琉球の住民を対象として仔虫検索,FPT皮内反応を行ない,その成績から琉球に於けるフィラリア蔓延の現状を把握すると共に広くバクロフト糸状虫の疫学相について追究を行なった。主な知見をあげると...
Anopheles (Cellia) tessellatus is a common and zoophilic mosquito in the Oriental region, but it has...
This paper is a report on the collection and conservation of wild relatives of leguminous crops on O...
長崎地方における日本脳炎(日脳)ウイルスの生態学的研究のうち1964年から1973年に至る10年長間の調査成績を総括し解析を加えた.日脳ウイルスの主媒介蚊であるコガタアカイエカのウイルス感染の拡がりは...
ビルハルツ住血吸虫症の流行地であるケニア国クワレ地区ムワチンガ村において,住民によく利用されている水系から,特に利用頻度の高い2ケ所(Site 6,Site 19)を選び,水中のセルカリア密度を,Pr...
A field survey was conducted on Tsushima island, Nagasaki prefecture, Japan, from 20^ to 23^ October...
Sixteen populations of Cycas revoluta(Cycadaceae), covering almost all distribution areas on the Ryu...
北海道東部にある野付湾のクロガシラガレイPleuronectes schrenkiには皮膚偽腫瘍と呼ばれる病変が見られることが知られているが,魚種の同定に問題があることが指摘されていた。そこで,野付湾...
昭和36年10月,琉球宮古島の久松部落でバンクロフト糸状虫症の疫学調査を実施した.本部落は旧平良市の西南4km地点にある海岸近くの農村部落で戸数約560戸,人口約3560名で,生徒数650名の小学校と...
A serial survey on the ecology of Japanese encephalitis (JE) virus was made in 1968. Virus isolation...
近年,トウゴウヤブカが東南アジアで採集されるようになったが,これは日本から運ばれたものではないかとの説もあるので,この点を明らかにするためタイ国チャンタブリと長崎で得られたトウゴウヤブカを同一条件で飼...
日本脳炎(JE)ウイルス抗原に対する抗体レベルを酵素免疫測定法(ELISA)により,JE流行地(熊本県)と非流行地(北海道及びケニア共和国)の健康人について測定した.流行地における総免疫グロブリン(I...
近年,免疫不全症例における終末期感染症の一つとしてトキソプラスマ感染症が注目されている.そこで,健康人におけるトキソプラスマ抗体陽性率を地域別ならびに年令別に検討した.抗体測定用の血清は長崎県五島列島...
長崎県下の長手,鐙瀬両部落で, 1960年来,バンクロフト糸状虫症の疫学,特に伝播蚊との関係について一連の調査研究を行なっているが,本報では主として糸状虫症の浸淫状況について述べる. 1)長手部落: ...
前報で沖繩本島では豚血清及びコガタアカイエカから日脳ウイルスが分離される期間は例年4月上旬か5月上旬から9月下旬あるいは10月中旬までであって,ウイルス撒布期間は著しく長期に亘ることを明かにした.この...
著者は主として琉球の住民を対象として仔虫検索,FPT皮内反応を行ない,その成績から琉球に於けるフィラリア蔓延の現状を把握すると共に広くバクロフト糸状虫の疫学相について追究を行なった。主な知見をあげると...
Anopheles (Cellia) tessellatus is a common and zoophilic mosquito in the Oriental region, but it has...
This paper is a report on the collection and conservation of wild relatives of leguminous crops on O...
長崎地方における日本脳炎(日脳)ウイルスの生態学的研究のうち1964年から1973年に至る10年長間の調査成績を総括し解析を加えた.日脳ウイルスの主媒介蚊であるコガタアカイエカのウイルス感染の拡がりは...
ビルハルツ住血吸虫症の流行地であるケニア国クワレ地区ムワチンガ村において,住民によく利用されている水系から,特に利用頻度の高い2ケ所(Site 6,Site 19)を選び,水中のセルカリア密度を,Pr...
A field survey was conducted on Tsushima island, Nagasaki prefecture, Japan, from 20^ to 23^ October...
Sixteen populations of Cycas revoluta(Cycadaceae), covering almost all distribution areas on the Ryu...
北海道東部にある野付湾のクロガシラガレイPleuronectes schrenkiには皮膚偽腫瘍と呼ばれる病変が見られることが知られているが,魚種の同定に問題があることが指摘されていた。そこで,野付湾...
昭和36年10月,琉球宮古島の久松部落でバンクロフト糸状虫症の疫学調査を実施した.本部落は旧平良市の西南4km地点にある海岸近くの農村部落で戸数約560戸,人口約3560名で,生徒数650名の小学校と...
A serial survey on the ecology of Japanese encephalitis (JE) virus was made in 1968. Virus isolation...
近年,トウゴウヤブカが東南アジアで採集されるようになったが,これは日本から運ばれたものではないかとの説もあるので,この点を明らかにするためタイ国チャンタブリと長崎で得られたトウゴウヤブカを同一条件で飼...
日本脳炎(JE)ウイルス抗原に対する抗体レベルを酵素免疫測定法(ELISA)により,JE流行地(熊本県)と非流行地(北海道及びケニア共和国)の健康人について測定した.流行地における総免疫グロブリン(I...