肝臓の炎症性発がん初期段階を構築するoncomiR分子の同定と治療応用

  • 中本 安成
  • Nakamoto Yasunari
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Publication date
May 2010

Abstract

金沢大学附属病院慢性肝炎から肝がんに至るがん化のイニシエーション過程に作用するマイクロRNA分子[oncogenic micro RNA ; oncomiR(s)]を同定することを目的とした。これまで確立したB型肝炎ウイルス(HBV)トランスジェニックマウスを用いた炎症性発がんモデルにおいて、経時的な遺伝子発現および酸化ストレスと相関する8個のoncomiR分子を明らかにした。これらの分子は、肝臓における前がん状態で悪性転化を制御する標的となる可能性が示唆された。研究課題/領域番号:19390198, 研究期間(年度):2007-2009出典:研究課題「肝臓の炎症性発がん初期段階を構築するoncomiR分子の同定と治療応用」課題番号19390198(KAKEN:科学研究費助成事業データベース(国立情報学研究所)) (https://kaken.nii.ac.jp/report/KAKENHI-PROJECT-19390198/19390198seika/)を加工して作

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