本稿は日本語母語話者及び非母語話者がどのようなストラテジーを用いて留守番電話にメッセージを残すタスクを行っているかを検証した。分析に用いたのは複数の家庭の留守番電話に残された38のメッセージである。その結果、以下のことがわかった。(1)開始部において、母語話者は自己提示の後すぐに用件に入るが、非母語話者は一般電話会話で使用される相手認定、自己名乗りの後用件に入ることがわかった。また(2)主要部において、非母語話者による使用はなかったが、母語話者では「わび表現」を用いタスクを滑らかに遂行しようとしていた。さらに、(3)母語話者はメタ言語表現を有効に使用することによって話の冗長性を軽減していることが明らかになった。このように限られた時間内で用件をまとめて論理的に話すことを必要とする留守番電話におけるストラテジー使用を検証した
I. 論文日本語で「結果残存のテイル」とブラジル・ポルトガル語(以下BP)の「estar+過去分詞」は基本的に対応する。そのため、「結果残存のテイル」は比較的に習得が困難ではないと思われるが、日本語母...
本研究の目的は,日本に在住する留学生が用いた交渉スタイルと日本人学生が用いた交渉スタイルを比較・分析し,その相違と理由を解明することである。日本のある大学で行われたこの究は,日本人学生,インドネシア人...
中国語話者は漢語の知識があるために習得が容易な場合もあるが、日中両言語の間の「ズレ」のために習得が阻害される場合もある。本稿では漢語サ変動詞のうち、非対格自動詞の場合について、アンケート調査を用いて中...
本研究の目的は、日本人が何を手がかりにどのように間接的断りを理解しているのかを談話レベルで探ることである。依頼に対する応答の会話3例を談話の展開によって数段階に区切り、そのテープを日本人31名に聞かせ...
[[abstract]]本研究では、日本語母語話者と台湾人日本語学習者による接触場面での自然会話を取り上げる。分析に用いた対面接触場面での会話は、人間の相互作用としての「言語運用」の分析に適した形で文...
埼玉県越谷市本稿以拒绝的语言表达方式为中心,对中日两国的语言交流方式的差异进行了考察。本次通过对日本的已走上社会参加工作的人,大学生,非学习日语的中国人,学习日语的中国人进行问卷调查,就拒绝的语言表达...
神奈川県茅ヶ崎市第2 言語学習者たちの言語運用力の差異は、言語学習環境を取り巻く様々な要因とともに、学習動機、言語への関心度や必要度、言語能力、適正など多様な学習者の個々の要因に帰することが多いと考え...
国外の日本語学習者を対象として、多変量解析の手法により、学習者の発音学習動機と発音学習ストラテジーを分類し、学習者の発音能力との関係について検討した。その結果、発音学習ストラテジーの中でもモデル発音や...
本稿では、第三者の利害関係と関わりがある場面に着目して、日本語母語話者(以下JNS)とタイ語母語話者(以下 TNS)の不満表明ストラテジーとそれに対する応答の特徴を明らかにすることを目的とする。分析の...
本研究では日本語学習者によくみられる「の」の過剰使用の要因のひとつとして、学習者の言語処理のストラテジーが関与しているかどうかを検討した。調査は上級学習者を対象に、「の」の過剰使用に関する即時的な文法...
本研究は、接触場面における中日母語話者の話題転換に違いがあるかどうかを探るため、日本語による初対面の自由会話(20分×14組)をデータに用いて、話題転換のパターンと話題転換ストラテジーという二つの観点...
本論文は、日本の人々と日本以外の人々との間でコミュニケーションを効率的におこなうためには、文化に意識的であることが重要であることを強調する。いくつかの日本文化の型を分析し、そのユニークさが、世界の他の...
本研究では,日韓接触場面のLINE チャットの会話における日本語母語話者と韓国人非母語話者の相づちの表現形式について分析した。その結果,概念的表現(その他)は日本語母語話者の方が多いのに対して,感声的...
上級レベルの学習者は、自己の学習ストラテジーを構築している。それゆえ、授業中に間違えたところが概ね自己修正され、復習型テストが有効に機能している。しかし、漢字の読み仮名テストに限ると、中国人学習者の中...
本研究では、日本語母語話者・韓国人日本語学習者・韓国語母語話者を対象として、三者の不満表明における特徴を探るため談話完成テストによる調査を行った。三者の不満表明ストラテジーの使用と言語形式に見られる間...
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