1. サケ科魚類稚魚の内臓真菌症を病理組織学的に検討した。2. その結果2種の真菌感染が認められた。S.diclina感染症ではカビ菌糸は胃幽門部の胃壁から侵入し,その周囲の内臓諸器や腹腔内に伸長していた。未同定糸状真菌感染症ではカビ菌糸は鰾内で多量に発育し, 標壁から侵入して周囲の内臓諸器官に伸長していた。Histopathological observation was made on 20 diseased rainbow trout fry and 5 amago Salmon fry (O.rhodurus f. macrostomus).1) Saprolegnia diclina i infection : Fungal hyphae grew in the lumen of the pyloric region of the stomach. Hyphae extended from the gastric epithelium into the muscle layers in which they grew markedly. Further hyphae extended out from the stomach wall into the pancreas, pyloric caecae, spleen, abdorninal cavity, abdominal musculature and visceral blood vessels in which hyphal emboli were formed frequently.2) Infection with an unidentified fungus which had thin septat...
1. この報文は、琉球列島内の奄美群島に属する与論島のサビ菌についてまとめたものである。因に本島は未調査のままになっていた。2. 与論島には層生サビ蘭科3属5種、柄生サビ菌科7属37種、合計10種42...
1) ニホンウナギの血管の分布および血管壁の組織構造を調べた。 2) 特徴的な動脈の走行は上鰓動脈にみられた。第1・第2上鰓動脈はともに分枝し, 第1上鰓動脈の1分枝は頚動脈となって前走し, 第2上鰓...
中華人民共和国の種苗生産施設で生産された孵化7-45日齢のチャイロマルハタとキジハタに異常遊泳を特徴とする大量死が発生した。病魚の脳および網膜組織には空胞形成が認められ, 神経細胞などに直径25-28...
1. ニジマスおよびアマゴのVibrio sp. RT 群感染症の病理組織学的検討を行った。2. その結果, 初期感染病巣は皮膚に現われ, 増大した病巣は皮膚から体側筋組織を巻き込んでいた。感染病巣に...
1) ブリ稚魚, クロダイ, ニホンウナギ, ニジマスのイクチオフォヌス症を病理組織学的に比較検討した。 2) 4魚種ともイクチオフォヌスは全身感染しており, 感染病巣には繁殖性炎と肉芽腫性炎が起こっ...
1) ブリ稚魚, クロダイ, ニホンウナギ, ニジマスに感染したイクチオフォヌスの形態と生活史を比較検討した。 2) これら4系のイクチオフォフスの形態と生活史は基本的に共通していた。 3) しかし,...
1) 養殖ハマチに滑走細菌の感染による潰瘍病が発生し, その感染病巣を病理組織学的に検討した。2) その結果, 一種の滑走細菌が真皮に侵入して増殖し, 感染局所の組織は壊死・崩壊していた。3) 以上の...
1. 徳島県下の養殖場で発生したニホンウナギのビブリオ病を病理組織学的に観察した。2. 本病の主要病巣は, 皮膚から体側筋組織を巻き込んだ感染病巣であった。その病変は漿液性-出血性-組織壊死性炎で特徴...
1) 濁療病, すなわちA. salmonicida 感染症のなかでも鯉に多数の点状充出血が認められるが頭著な外部病徴を示さない病魚の病理組織学的検討を行なった。 2) その結果, この型の病魚は経鯉...
1) アマゴの癤瘡病について, 体軀に膨隆患部を発現する例について病理組織学的に検討した。 2) その結果, この型の病魚では, 経皮感染によって感染が成立し, 真皮, 皮下脂肪組織, 筋肉組織に病巣...
川崎医科大学附属病院開設以来12年間に7例の胃内寄生虫を経験した.6例はアニサキスで,穿刺部位は胃体部大彎でびらんを伴っていた.全員鯖を摂取しており11月に多発していた.内視鏡的に虫体を摘出した.1例...
1) スッポンに全身の脂肪組織が黄土色ないし黄褐色を呈する疾病が発生し, それを病理組織学的および組織化学的に検討した。 2) その結果, 本症は脂肪組織の壊死とそこにおける激しいセロイド沈着を主微と...
1 . 1974 , 1975 , 1976 年に香川水産試験場でトラフグの種苗生産過程に,魚体の痩削を示す疾病が多発し,これらを病理組織学的に検討した。 2 . その結果,この疾病は軀幹筋線維の著し...
ワムシの増殖を阻害するツリガネムシの駆除法について,ホルマリン,次亜塩素酸ソーダ,マラカイト・グリーンの3試薬および高塩分濃度海水を用い,それぞれの濃度を変化させて試験を行った。いずれの試験区において...
1. アユの人工種苗生産の過程で異常斃死した群の病稚魚を病理組織学的に検討した。 2. その結果鰾内への餌の誤嚥と誤嚥によってひき起こされたと思われる細菌・真菌の鰾感染が認められた。In the pr...
1. この報文は、琉球列島内の奄美群島に属する与論島のサビ菌についてまとめたものである。因に本島は未調査のままになっていた。2. 与論島には層生サビ蘭科3属5種、柄生サビ菌科7属37種、合計10種42...
1) ニホンウナギの血管の分布および血管壁の組織構造を調べた。 2) 特徴的な動脈の走行は上鰓動脈にみられた。第1・第2上鰓動脈はともに分枝し, 第1上鰓動脈の1分枝は頚動脈となって前走し, 第2上鰓...
中華人民共和国の種苗生産施設で生産された孵化7-45日齢のチャイロマルハタとキジハタに異常遊泳を特徴とする大量死が発生した。病魚の脳および網膜組織には空胞形成が認められ, 神経細胞などに直径25-28...
1. ニジマスおよびアマゴのVibrio sp. RT 群感染症の病理組織学的検討を行った。2. その結果, 初期感染病巣は皮膚に現われ, 増大した病巣は皮膚から体側筋組織を巻き込んでいた。感染病巣に...
1) ブリ稚魚, クロダイ, ニホンウナギ, ニジマスのイクチオフォヌス症を病理組織学的に比較検討した。 2) 4魚種ともイクチオフォヌスは全身感染しており, 感染病巣には繁殖性炎と肉芽腫性炎が起こっ...
1) ブリ稚魚, クロダイ, ニホンウナギ, ニジマスに感染したイクチオフォヌスの形態と生活史を比較検討した。 2) これら4系のイクチオフォフスの形態と生活史は基本的に共通していた。 3) しかし,...
1) 養殖ハマチに滑走細菌の感染による潰瘍病が発生し, その感染病巣を病理組織学的に検討した。2) その結果, 一種の滑走細菌が真皮に侵入して増殖し, 感染局所の組織は壊死・崩壊していた。3) 以上の...
1. 徳島県下の養殖場で発生したニホンウナギのビブリオ病を病理組織学的に観察した。2. 本病の主要病巣は, 皮膚から体側筋組織を巻き込んだ感染病巣であった。その病変は漿液性-出血性-組織壊死性炎で特徴...
1) 濁療病, すなわちA. salmonicida 感染症のなかでも鯉に多数の点状充出血が認められるが頭著な外部病徴を示さない病魚の病理組織学的検討を行なった。 2) その結果, この型の病魚は経鯉...
1) アマゴの癤瘡病について, 体軀に膨隆患部を発現する例について病理組織学的に検討した。 2) その結果, この型の病魚では, 経皮感染によって感染が成立し, 真皮, 皮下脂肪組織, 筋肉組織に病巣...
川崎医科大学附属病院開設以来12年間に7例の胃内寄生虫を経験した.6例はアニサキスで,穿刺部位は胃体部大彎でびらんを伴っていた.全員鯖を摂取しており11月に多発していた.内視鏡的に虫体を摘出した.1例...
1) スッポンに全身の脂肪組織が黄土色ないし黄褐色を呈する疾病が発生し, それを病理組織学的および組織化学的に検討した。 2) その結果, 本症は脂肪組織の壊死とそこにおける激しいセロイド沈着を主微と...
1 . 1974 , 1975 , 1976 年に香川水産試験場でトラフグの種苗生産過程に,魚体の痩削を示す疾病が多発し,これらを病理組織学的に検討した。 2 . その結果,この疾病は軀幹筋線維の著し...
ワムシの増殖を阻害するツリガネムシの駆除法について,ホルマリン,次亜塩素酸ソーダ,マラカイト・グリーンの3試薬および高塩分濃度海水を用い,それぞれの濃度を変化させて試験を行った。いずれの試験区において...
1. アユの人工種苗生産の過程で異常斃死した群の病稚魚を病理組織学的に検討した。 2. その結果鰾内への餌の誤嚥と誤嚥によってひき起こされたと思われる細菌・真菌の鰾感染が認められた。In the pr...
1. この報文は、琉球列島内の奄美群島に属する与論島のサビ菌についてまとめたものである。因に本島は未調査のままになっていた。2. 与論島には層生サビ蘭科3属5種、柄生サビ菌科7属37種、合計10種42...
1) ニホンウナギの血管の分布および血管壁の組織構造を調べた。 2) 特徴的な動脈の走行は上鰓動脈にみられた。第1・第2上鰓動脈はともに分枝し, 第1上鰓動脈の1分枝は頚動脈となって前走し, 第2上鰓...
中華人民共和国の種苗生産施設で生産された孵化7-45日齢のチャイロマルハタとキジハタに異常遊泳を特徴とする大量死が発生した。病魚の脳および網膜組織には空胞形成が認められ, 神経細胞などに直径25-28...