完熟サトウキビの搾汁液より硫安塩析した酵素蛋白画分を, インベルターゼ酵素標品として用い, その諸性質をしらべた。本酵素は, 最適pHを7.0附近にもつ中性インベルターゼであって, 最適pH5の酸性インベルターゼを, ほとんど含まなかった。本酵素はKm値が9.5mMで, シュクロースの分解率を1.0としたときにラフィノース, マルトースに対して, それぞれ, 0.24,0.11であった。本酵素はpCMB, 水銀イオンおよび銅イオンにより著しく阻害され, 搾汁中の耐熱性物質によっては中程度の阻害をうけた。またEDTAあるいはマグネシウムイオン, マンガンイオンなどの二価イオンは, 酵素活性にほとんど影響を及ぼさなかった。最適温度は35℃∿40℃にあって, 温度に対する安定性では, 15分間保持の45℃までは安定であった。The neutral invertase prepared from the mature sugar cane stalk by ammonium sulfate fractionation had Km value for sucrose of 9.5mM, a pH optimum of 7.0 and a low activity at acidic areas. It was completely inhibited by the presence of 10μM of PCMB or Hg^ and 0.1mM of Cu^ and was not affected by 1mM of EDTA, Mn^ or Mg^. The enzyme was inactivated in as much as 40% by the thermal-...
粉砕バガスの酵素分解反応を行ない,酵素分解生成物の紫外部吸収値とフェノール化合物について調べた。酵素分解生成物をNaOH溶液で前処理すると280nm吸収値が著しく増加した。NaOH処理した酵素分解生成...
各種微生物起源酵素剤(セルラーゼ標品)による無処理, アルカリ処理バガスおよびバガス構成成分の分解性について調べた。各種酵素剤による無処理バガスの分解性は極めて低く, アルカリ処理することによって分解...
インドネシア産含蜜糖のヤシ糖および甘蔗糖に関する成分組成をしらべ、沖縄産黒糖と比較した。ヤシ糖と甘蔗糖のショ糖、還元糖および水分含量は、試料間に差異が認められた。これらの成分は黒糖とも異なっていた。含...
完熟サトウキビの搾汁液より硫安塩析した酵素蛋白画分を, インベルターゼ酵素標品として用い, その諸性質をしらべた。本酵素は, 最適pHを7.0附近にもつ中性インベルターゼであって, 最適pH5の酸性イ...
成長期の甘蔗幹茎搾汁より, 硫安飽和沈澱法により, 酸性インベルターゼを調製した。その調製粗酸性インベルターゼを用いて, その酵素活性測定条件を検討した。本酵素反応のpHは, 5.5であり, 温度は,...
14-3-3蛋白是一種鷹架蛋白,在阿拉伯芥中可以調控許多蛋白質的功能,例如酵素的活性,還有影響蛋白質在細胞內的分布。在前人的研究中,藉由雙重性親合純化發現了14-3-3蛋白跟中性蔗糖轉化酶有交互作用。...
クワズイモ葉のインベルターゼの調製方法としては, 硫安塩析よりもアセトン沈澱法が効果的であった。そこで, 20∿40%アセトン濃度で沈澱した, 部分精製の蛋白画分を, インベルターゼ酵素標品と...
サトウキビ汁液を脱色したのち, 70%飽和硫安で沈澱させて得られる粗酵素液を用いてβ-グルコシダーゼの酵素学的基礎的性質を調べた。本酵素の至適温度は, 50℃であり, 至適pHは, 5.5であった。p...
1.本研究はポット試験と現地調査によりサトウキビの初期シオレ点について検討したものである。2.ポット試験の結果, 島尻マーヂ土壌, ヂャーガル土壌, 国頭マーヂ土壌, ニービ土壌および砂質土壌における...
用いた若いサトウキビの茎の直径, 重さ, 糖度を各節ごとに調べた結果, 基部では, すべてその数値が大きく, 頂部にいくにつれ小さくなった。その長さは, 第3節で最も長かった。ヘキソース濃度は, 第4...
沖縄産甘蔗バガスを用いてマッシュルーム栽培用合成コンポストを作成し, それをクロロホルム殺菌, 蒸気殺菌を行った後, マッシュルームを栽培した。その結果, クロロホルム殺菌合成コンポストを用いた方が蒸...
サトウキビ葉・梢頭部を酵素糖化したのち糖化液を発酵原料に供することを目的として,サトウキビ葉・梢頭部の化学的前処理と酵素糖化性等について調べた。サトウキビ葉・梢頭部を5%NaClO,5%NaClO_2...
1.本研究は, 九州大学生物環境調節センターのファイトトロンにおいて, 制御環境下で測定したサトウキビの蒸散量と気象要因との関係を調べたものである。2.拱試体としては, ポット栽培したサトウキビ「N ...
本研究は,ポット試験によってサトウキビに対するかんがい開始時期について検討するものである。上記の目的を達成するために,サトウキビの蒸散流速,蒸散量,土壌水分および土壌の水分張力(pF)を測定し,これら...
1)本研究は沖縄の畑地かんがい事業に資料を供する目的で行った。2)実験圃場は琉球大学農学部附属農場に設置した。3)供試品種はN : Co.310,ライシメーター内の土壌は糸満町米須の石灰岩土壌(マージ...
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各種微生物起源酵素剤(セルラーゼ標品)による無処理, アルカリ処理バガスおよびバガス構成成分の分解性について調べた。各種酵素剤による無処理バガスの分解性は極めて低く, アルカリ処理することによって分解...
インドネシア産含蜜糖のヤシ糖および甘蔗糖に関する成分組成をしらべ、沖縄産黒糖と比較した。ヤシ糖と甘蔗糖のショ糖、還元糖および水分含量は、試料間に差異が認められた。これらの成分は黒糖とも異なっていた。含...
完熟サトウキビの搾汁液より硫安塩析した酵素蛋白画分を, インベルターゼ酵素標品として用い, その諸性質をしらべた。本酵素は, 最適pHを7.0附近にもつ中性インベルターゼであって, 最適pH5の酸性イ...
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1)本研究は沖縄の畑地かんがい事業に資料を供する目的で行った。2)実験圃場は琉球大学農学部附属農場に設置した。3)供試品種はN : Co.310,ライシメーター内の土壌は糸満町米須の石灰岩土壌(マージ...
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インドネシア産含蜜糖のヤシ糖および甘蔗糖に関する成分組成をしらべ、沖縄産黒糖と比較した。ヤシ糖と甘蔗糖のショ糖、還元糖および水分含量は、試料間に差異が認められた。これらの成分は黒糖とも異なっていた。含...