平成3年度文部省科学研究費補助金(一般研究C)研究成果報告書研究概要:本研究の目的はサンゴ礁域の底生貝形虫の生態分布を明らかにし、未記載種の分類学的記載を行う事にあった。従来、サンゴ礁域の貝形虫の分布はドレッヂにより採取された表層堆積物試料からの主に遺骸(殻)標本を基にする事が多く、その場合、殻は潮流等により容易に本来の生息域から運ばれる事から、生態分布については大まかな結果しか得られなかった。本研究では堡礁型サンゴ礁の石西礁において、1990年9月、SCUBAを用い、15m以浅の海域で実地に海底の様子を確認しつつ、調査、試料採取を行い、礁湖および礁斜面の10地点より合計30サンプルを採取した。各サンプルについて、貝形虫'生体'、200個体以上を目処に拾い出しを行い、結果として、Podocopa目40属76種、Myodocopa目2属2種を同定した。さらに、出現頻度の高いPodocopa目30種については、その分布と底質の種類との関連より、3つの貝形虫種群に大別した。即ち(1)砂底に特有な貝形虫種群(2)岩礁やレキ上に生育する藻類(大型,微小)に特有な貝形虫種群(3)底質の種類に関係なく出現する貝形虫種群の3つである。底質以外の環境要因の内、海水の水温、塩分濃度、溶存酸素量については調査域内の変化の幅が小さい事もあり、貝形虫種の分布との関連ははっきりしないが、水深や水塊が外洋水の影響を受けているかどうか等との関連で分布パターンが変化する種がいくつか認められる。未記載種は50以上あり、その分類学的記載は進行中である。種レベルの記載については化石化しにくいため、通常、古生物研究者が扱わない、いわゆる軟体部-付属肢や雄性生殖器-についても殻とともに検討した。その成果の一例として、石...
本稿は、現在の山陰地方に分布する四隅突出型墳丘墓が当時の社会においてどのような役割を果たし、共有されていたのかについて明らかにすることを目的とする。この課題に対し、墳丘の突出部の形態と器台を中心とする...
絶滅危惧植物ユビソヤナギの保全方法の検討資料とするため,ユビソヤナギの潜在生育域を推定し,その結果を踏査により検証した。推定は東北地方から中部地方にかけての地域において,気候,地形,地質などの環境要因...
本稿では、これまでの複合生業論と漁村の生業分析をより精激化させるために、一漁村集落(ムラ)における複合生業形態の歴史的変遷と、集落内部の戸別(イエ)の生業形態の差異について、計量分析を試みた。事例は、...
平成3年度文部省科学研究費補助金(一般研究C)研究成果報告書研究概要:本研究の目的はサンゴ礁域の底生貝形虫の生態分布を明らかにし、未記載種の分類学的記載を行う事にあった。従来、サンゴ礁域の貝形虫の分布...
平成9年度~平成11年度科学研究費補助金(基盤研究(C)(2))研究成果報告書研究概要:本研究では琉球列島の浅海性の現生および化石貝形虫の殻に見られる捕食痕の形態の特徴と貝形虫種の生態との関連を明らか...
平成7年度文部省科学研究費補助金(一般研究C)研究成果報告書研究概要:本研究では琉球列島のサンゴ礁海域の海底洞窟中の貝形虫群集の特性、さらには‘生きている化石'の洞窟特有の貝形虫「新属」(以下、「新属...
平成12年度~平成14年度科学研究費補助金(地域連携推進研究費)研究成果報告書研究概要:攪乱を受け続けている琉球列島の島嶼生態系の実態と動態を解明し、修復のための方策を探るために研究を行った。特にサン...
平成12年~平成14年度科学研究費補助金(基盤研究C)研究成果報告書研究概要:1.沖縄島周辺におけるサンゴ群集回復調査:1998年大規模白化後のサンゴ群集の回復過程を追跡するために、沖縄島西岸中部に1...
遠江国松尾神社領池田荘に関する嘉応三年の立券状は、散居景観の起源を知るうえできわめて重要なものである。このことはすでに故藤田元春博士によって指摘された。ここは天龍川下流の乱流地域に属し、しばしばはんら...
平成9年度~平成10年度科学研究費補助金(一般研究(C)(2))研究成果報告書研究概要(和文):沖縄に産するマングローブ構成樹種の中でオヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギと、マヤプシキを研究材料として(...
平成4年度~5年度科学研究費補助金(一般研究C)研究成果報告書研究概要:本研究は、イシサンゴにおいて機能的な組織適合性がいつ発現するのかを明らかにすることを主な目的とした。ハナヤサイサンゴの幼群体間の...
平成15年度~平成17年度科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書研究概要:本研究は熱帯サンゴ礁の起源とされるインドネシアジャワ島中部沿岸(ジェパラ及びカリムンジャワ)に生息する魚類を定期的に...
昭和63年度~平成2年度科学研究費補助金(一般研究(B))研究成果報告書研究概要(和文):研究代表者と研究分担者は、琉球列島に分布するマングローブ林の主要構成樹種であるオヒルギ(Bruguiera g...
平成10年度、平成11年度科学研究費補助金(基盤研究(C)(2))研究成果報告書研究概要:本研究は沖縄の集落を対象として空間の共有性と環境保全規範の変遷および再構築の展望について実態調査にもとづき考察...
拙論「エミリ・ディキンスンと日本の花」(2-1)、(2-2)、および(2-3)において、彼女の標本帳にある植物と日本遠征隊が採取した植物の内、15種が共通であることから、それらの植物について検討した。...
本稿は、現在の山陰地方に分布する四隅突出型墳丘墓が当時の社会においてどのような役割を果たし、共有されていたのかについて明らかにすることを目的とする。この課題に対し、墳丘の突出部の形態と器台を中心とする...
絶滅危惧植物ユビソヤナギの保全方法の検討資料とするため,ユビソヤナギの潜在生育域を推定し,その結果を踏査により検証した。推定は東北地方から中部地方にかけての地域において,気候,地形,地質などの環境要因...
本稿では、これまでの複合生業論と漁村の生業分析をより精激化させるために、一漁村集落(ムラ)における複合生業形態の歴史的変遷と、集落内部の戸別(イエ)の生業形態の差異について、計量分析を試みた。事例は、...
平成3年度文部省科学研究費補助金(一般研究C)研究成果報告書研究概要:本研究の目的はサンゴ礁域の底生貝形虫の生態分布を明らかにし、未記載種の分類学的記載を行う事にあった。従来、サンゴ礁域の貝形虫の分布...
平成9年度~平成11年度科学研究費補助金(基盤研究(C)(2))研究成果報告書研究概要:本研究では琉球列島の浅海性の現生および化石貝形虫の殻に見られる捕食痕の形態の特徴と貝形虫種の生態との関連を明らか...
平成7年度文部省科学研究費補助金(一般研究C)研究成果報告書研究概要:本研究では琉球列島のサンゴ礁海域の海底洞窟中の貝形虫群集の特性、さらには‘生きている化石'の洞窟特有の貝形虫「新属」(以下、「新属...
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平成12年~平成14年度科学研究費補助金(基盤研究C)研究成果報告書研究概要:1.沖縄島周辺におけるサンゴ群集回復調査:1998年大規模白化後のサンゴ群集の回復過程を追跡するために、沖縄島西岸中部に1...
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平成4年度~5年度科学研究費補助金(一般研究C)研究成果報告書研究概要:本研究は、イシサンゴにおいて機能的な組織適合性がいつ発現するのかを明らかにすることを主な目的とした。ハナヤサイサンゴの幼群体間の...
平成15年度~平成17年度科学研究費補助金(基盤研究(B))研究成果報告書研究概要:本研究は熱帯サンゴ礁の起源とされるインドネシアジャワ島中部沿岸(ジェパラ及びカリムンジャワ)に生息する魚類を定期的に...
昭和63年度~平成2年度科学研究費補助金(一般研究(B))研究成果報告書研究概要(和文):研究代表者と研究分担者は、琉球列島に分布するマングローブ林の主要構成樹種であるオヒルギ(Bruguiera g...
平成10年度、平成11年度科学研究費補助金(基盤研究(C)(2))研究成果報告書研究概要:本研究は沖縄の集落を対象として空間の共有性と環境保全規範の変遷および再構築の展望について実態調査にもとづき考察...
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本稿は、現在の山陰地方に分布する四隅突出型墳丘墓が当時の社会においてどのような役割を果たし、共有されていたのかについて明らかにすることを目的とする。この課題に対し、墳丘の突出部の形態と器台を中心とする...
絶滅危惧植物ユビソヤナギの保全方法の検討資料とするため,ユビソヤナギの潜在生育域を推定し,その結果を踏査により検証した。推定は東北地方から中部地方にかけての地域において,気候,地形,地質などの環境要因...
本稿では、これまでの複合生業論と漁村の生業分析をより精激化させるために、一漁村集落(ムラ)における複合生業形態の歴史的変遷と、集落内部の戸別(イエ)の生業形態の差異について、計量分析を試みた。事例は、...