全学教職コア・カリキュラムの入門科目に位置付けられている「教職論」の授業については,継続的にその内容や手法に関して改善が図られてきた。平成28 年度についても,過去5年間の取組の成果を踏まえながら,特に次の4つの視点から改善内容を模索し,より実践的で参加型の授業になるように工夫をした。①全学で導入された「60 分授業・4 学期制」に対応し,その利点を生かす。②ワークシートの活用により,個々の受講生が個人で思考する時間を確保する。③ペア学習・グループ学習の時間を設定し,可能な限りアクティブ・ラーニングを導入する。④様々な課題の解決を目指して学校現場で実際に行われている取組を出来るだけ多く紹介する。これらの改善により,学習意欲の向上と学習内容の確実な定着を図った。その結果,受講終了時に実施したアンケート調査では,多くの受講生から授業の意義について肯定的な評価が得られた
教育学部から教育地域科学部への改組にともなう全般的なカリキュラムの改変の中で,福井大学では 教育実習に関わる諸科目を再編し統合した教育実践研究(Ⅰ~Ⅵ)を中軸に据えた教職カリキュラムの 改革を進め...
教育改革は、初等・中等教育と大学教育の両者を見据えたものでなければならない。とりわけ、教育学部は新時代の初等・中等教育の担い手を養成するという社会的責務という観点からも、学生が自らの興味・関心を基に自...
現在、通常学級の担任にも、特別支援教育に関する専門性が求められている。一方で、通常学級において「特別支援教育の視点を生かす」ということの内実は曖昧である。そこで、本研究では、特別支援学校での勤務経験を...
岡山大学では,平成25年度後期より本格実施する教職実践演習に向けて,独自で通年開講する教育学部を除く7課程認定学部と教師教育開発センター(以降,センター)が協同して準備を行っている。平成24年度後期...
岡山大学教師教育開発センター(以下,センター)は,全学教職コア・カリキュラム(以下,全学コア・カリ)の研究・開発と運営を行っている。教職実践演習については独自で開講する教育学部を除く7課程認定学部と...
岡山大学における全学教職実践演習については,平成25年度の本格実施から,7課程認定学部(独自で開講する教育学部を除く)と教師教育開発センターが協働して取り組んでいる。平成28年度から岡山大学では,国...
近年の社会状況の急激な変化は,教員養成教育のカリキュラムについても大きな変革を求めている。特に,学校現場が求めているのは,学校が担っている今日的な教育課題を遂行していく実践的な指導力を備えた教員の養成...
教育学部を除く7つの課程認定学部(文,法,経,理,工,環境理工,農)とマッチング・プログラムコースに所属し,次年度(平成25年度)に「教職実践演習」の対象となる現3年生(平成22年度入学生)の,入学...
現在、道徳意識や規範意識の衰退、混乱が問題となっており、若者をはじめ社会全体に不安やストレスが増し、生きる指針が見出せず、社会に閉塞感をいだく若者が多くなっているという。理不尽な犯罪も増えているように...
本報告は,教職における「実践的指導力」と「学び続ける教員像」とは何かについて,と りわけ,教員養成課程において欠落しがちな思考力,探究心の育成の在り方について検討するこ とを目的とした基礎研究である....
本研究では,若年教師1名を対象に,走り幅跳び教材における「運動の構造的(技術的)知識」と「運動教材における児童のつまずきの類型とその手だてに関する知識」に介入し,被験教師の授業実践が従前に比してどのよ...
山形大学教育学部の地域教育文化学部への改組(注1)に伴い,アカデミックからプロフェショナルへというスローガンのもと,大学生の授業実践カの向上を目指した学部学科の授業内容の見直しが図られ,実践的な教材開...
教師は、自らが目標とする教育観と学習スタイルによって、独自のスタイルを形成している。それぞれの教師に 必要な姿を「Teacher」「Coach」「Facilitator」「Organizer」の4つ...
教師の職能の成長は今も昔も変わらず国の重要な課題の1つとなっている。これまで教師の職能成長に重要な役割を果たしてきたものの1つが授業研究であると言えるが、近年は教師の多忙さなどの理由で実施されにくくな...
本研究では,小学校高学年担当の2名の熟練教師の異なる指導プログラム(「課題解決型」と「課題選択型(めあて学習)」の学習)による授業実践を対象に,両教師の有する実践的思考様式の内実を検討することを目的と...
教育学部から教育地域科学部への改組にともなう全般的なカリキュラムの改変の中で,福井大学では 教育実習に関わる諸科目を再編し統合した教育実践研究(Ⅰ~Ⅵ)を中軸に据えた教職カリキュラムの 改革を進め...
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