イオン会合を利用する新しい分離法と分析法の開発に関する研究を行った.イオン会合の概念をより明確にするための基礎検討を行い,イオン会合のしやすさ,抽出のされやすさについて考察した.イオン会合の様式を静電引力型と疎水構造型に分け,それぞれ静電引力型イオン会合性試薬と疎水構造型イオン会合性試薬を対応させた.疎水構造型イオン会合性試薬を用いる抽出分離法において,イオン会合体の抽出性に及ぼす抽出溶媒の影響,イオン会合性試薬の影響について検討し,それらを基に抽出定数(log K(ex))の推算法について考察した.四塩化炭素を基準にした場合の溶媒の抽出能(イオン会合体の抽出のしやすさ)はE(T)値と良好な直線関係を示す.抽出定数はlog K(ex)=C+A(C:対陽イオンの抽出性の尺度,A:対陰イオンの抽出性の尺度)で表されるものとし,各種陽,陰イオンのC値,A値を決定した.又イオン骨格と置換基の寄与(π値)を用いるC値,A値の概算法も示した.log K(ex)を推算し,あるいは実測値を用いて,新しい抽出分離法と吸光光度法を設計し,実際にも有用な方法多数を開発した.溶媒抽出を用いない方法についても検討した.水溶液での疎水構造型イオン会合体生成に基づく新規定量法として,酸-塩基反応を伴う吸光光度法2方法を検討した.一つはイオン会合体の可溶化現象を用いるもので,リン,ケイ素の定量例が示された.もう一つはイオン会合体のミセル抽出現象を用いるもので,アルキルアミン,第四級アンモニウムイオンについての検討例を示した.更に,イオン会合の概念が適用できる例として,逆相分配クロマトグラフィー及びイオン交換クロマトグラフィーによる疎水構造型イオンの分離定量例も示した.Methods for the sepa...
キノア果皮を70℃温水,50%エタノール,メタノールでそれぞれ抽出し,また,70℃温水で抽出した抽出液を透析した。これら4種類のキノア果皮抽出液を凍結・凍結乾燥し,タウロコール酸を用いて胆汁酸吸着活性...
融液から等温結晶化したナイロン11の融解挙動とその微細構造をDTA法とX線法を用いて研究した.その結果, 高分子の融液結晶化物に対して一般的に知られているように, ナイロン11についても融解にあたり2...
背景:鼓膜穿孔の閉鎖のために様々な手術が開発されてきた.一般に普及した方法として,湯浅によって開発された鼓膜形成術接着法(以下接着法)がある.穿孔縁を新鮮化したのちに結合組織を中耳側から組織接着剤で固...
イオン会合を利用する新しい分離法と分析法の開発に関する研究を行った.イオン会合の概念をより明確にするための基礎検討を行い,イオン会合のしやすさ,抽出のされやすさについて考察した.イオン会合の様式を静電...
有機物の無機化に伴う草類への窒素 (N), リン (P), イオウ (S) 供給を添加有機物の N, P, S 利用率の有機物間,要素間差異とその化学肥料対照区 (対照区) に対する割合から解析するた...
歯科補綴学の分野で従来行われてきた咀嚼機能評価の多くは,咀嚼後の試料を口腔外に取り出して評価するため,咀嚼・嚥下という一連の運動としての評価は困難であった.本研究では,摂食・嚥下障害の分野で咽頭期嚥下...
本研究は,極低出生体重児を出産した母親の愛着の形成過程を明らかにし,それに関連する要因を検討し,母親の愛着を促進させる看護援助を考えることを目的とした. 在胎週数26w~35w,体重886g、148...
本研究では, 早産児の痛みのアセスメントがベッドサイドで容易にできるよう, 上部顔面表情運動の定量に基づいたフェース・スケールを開発することを目的とした. 対象者は, 在胎32週未満で出生した早産児...
科学研究費補助金[基盤研究C](課題番号11650144)研究成果報告書交流電流パワーアンプおよび周波数発振器,微小電圧増幅器,超高速ADコンバータ,解析用パソコンからなる高精度交流電位差評価システム...
【目的】ラジウム温泉に入浴した時の上腕動脈血管内皮機能, 生理学的検査値および自覚的体感の変動を, 入浴中および入浴終了後2時間まで測定し, 入浴がこれらに及ぼす影響を評価することを目的とした. 【方...
科学研究費補助金研究成果報告書研究種目: 基盤研究(C)研究期間: 2000~2001課題番号: 12670038研究代表者: 尾松 万里子(滋賀医科大学・医学部・助教授)容量性Ca^<2+>流入は,...
キイロショウジョウバエDrosophila melanogasterのゲノムに,jump-start法を用いて,レポーター遺伝子として大腸菌のβ-galactosidase遺伝子(lac-Z)を組み込...
茨城県産米は従来より,整粒歩合,千粒重,粒厚,1等米比率が低いことが指摘され,改善が要望されていた.そして,茨城県等では2004年から「買ってもらえる米づくり」運動(以下「運動」)を展開している.本研...
ナス科果菜類のF_1採種の能率化をさらに進めるためにはそれらの生殖に関する生理学的究明が基礎的に重要である。その研究の一環として, まずナス花粉の発芽生理を明らかにするために人工発芽床に種々の物質を添...
血液瓦斯像の変化は,分裂病に特異というわけでなくて,躁うつ病に於ても矢張り種々の変化を見せた.すなわち躁状態にあつては特に炭酸出現量が少いこと, R. Q. <0.9なること,脳内炭酸分圧の差が4mm...
キノア果皮を70℃温水,50%エタノール,メタノールでそれぞれ抽出し,また,70℃温水で抽出した抽出液を透析した。これら4種類のキノア果皮抽出液を凍結・凍結乾燥し,タウロコール酸を用いて胆汁酸吸着活性...
融液から等温結晶化したナイロン11の融解挙動とその微細構造をDTA法とX線法を用いて研究した.その結果, 高分子の融液結晶化物に対して一般的に知られているように, ナイロン11についても融解にあたり2...
背景:鼓膜穿孔の閉鎖のために様々な手術が開発されてきた.一般に普及した方法として,湯浅によって開発された鼓膜形成術接着法(以下接着法)がある.穿孔縁を新鮮化したのちに結合組織を中耳側から組織接着剤で固...
イオン会合を利用する新しい分離法と分析法の開発に関する研究を行った.イオン会合の概念をより明確にするための基礎検討を行い,イオン会合のしやすさ,抽出のされやすさについて考察した.イオン会合の様式を静電...
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