A Study of Viorence as Present Topic in School Education - Focus of Comparison of Analytical Frameworks of Relation for Violence and Education -

  • Ojima, Taku
Publication date
February 2009
Publisher
岡山大学大学院教育学研究科
Journal
issn:1883-2423

Abstract

社会問題としての子ども・青年の暴力は,近年,新たな局面を迎えている。本研究は,これら「暴力」が学校教育における現代的課題であることを,以下の論考を通じて論証することを目的としている。まず第1に, ドイツとわが国における理論的枠組みの比較検討を通して,1990年代までの両国における暴力把握のあり方の共通点を明確にする。次に,90年代以降わが国において急速に拡大したサブカルチャーの影響と子ども・青年の暴力の関係を検討する。これらの結果から,わが国における子ども・青年における「暴力」の捉え方を見直すことを通して,主体形成の新たな疎外形態として暴力を捉え直す

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