奄美大島産ミカンコミバエ蛹を岡山で羽化させ,トウモロコシ粉を主体とする半合成飼料を用いて飼育し,蛹化2日前の蛹へ137Csガンマー線を4,6,8KR照射して各種の実験を行なった. (1)4,6,8KRを照射した蛹は,正常のものと大差なく高い羽化率を示し,奇型の出現も少ない. (2)羽化2日前の蛹へ8KRを照射すると雄・雌成虫とも完全不妊となる. しかし,それらは正常雄・雌より生存日数がやや短かい傾向を示す. (3)10個の正常雌に対して正常雄10個とその20倍の8KR不妊化雄200個を組み合わせるとほとんど完全な不妊効果が示される. 15倍の150個以下では若干の孵化幼虫が発育して次代の成虫となる. (4)上記雄・雌成虫は正常の雌・雄と組み合わされたとき,比較的高い不妊を示す. (5)生存日数がやや短かいという欠点を補正するために,6KR不妊化雄をつくると,もちろん完全不妊ではない. また次代に発育ができた成虫も不妊性があまり期待できない. しかし6KR不妊化雄を正常雄の20倍,すなわち200個以上組み入れると比較的に高い不妊が得られる. (6)我が国における他の研究と比較して,X線,60Coおよび137Csガンマー線は実用的には大体おなじ線盤8KRでミカンコミバエを完全不妊にできることがわかった. (7)なお解剖観察によって8KR不妊化雄の不妊原因は精巣そのもの,精子の雌への移動,精子の活動力などの異常によるよりも優性致死変異に起因するものと推察された
ハスモンヨトウを完全不妊にする線量よりも低い2Krと16Krの137Csガンマー線を蛹化7~9日目に照射し,羽化した雄を無照射雌と交尾・産卵させ,それから発生したF1およびF2世代の個体を飼育して,幼...
ハスモンヨトウを完全不妊にする線量よりも低い2Krと16Krの137Csガンマー線を蛹化7~9日目に照射し,羽化した雄を無照射雌と交尾・産卵させ,それから発生したF1およびF2世代の個体を飼育して,幼...
本研究は変態発生に伴なう精巣の発達とその中の生殖細胞の発達,精子形成の経過を観察したもので, 1.幼虫期では3令より7令まで脱皮に伴なう精巣の発達状態,前蛹期では左右1対の精巣が接近し1個となる前段階...
奄美大島産ミカンコミバエ蛹を岡山で羽化させ,トウモロコシ粉を主体とする半合成飼料を用いて飼育し,蛹化2日前の蛹へ137Csガンマー線を4,6,8KR照射して各種の実験を行なった. (1)4,6,8KR...
奄美大島産ミカンコミバエ蛹を岡山で羽化させ,トウモロコシ粉を主体とする半合成飼料を用いて飼育し,蛹化2日前の蛹へ137Csガンマー線を4,6,8KR照射して各種の実験を行なった. (1)4,6,8KR...
本研究は137Csガンマー線によって半不妊化したミカンコミバエとその子孫の雌生殖系の異常を観察すると共に,それらの産卵数や孵化率の低下を調べ,また唾腺染色体の調査をも実施して半不妊の原因を考察し,さら...
本研究は137Csガンマー線によって半不妊化したミカンコミバエとその子孫の雌生殖系の異常を観察すると共に,それらの産卵数や孵化率の低下を調べ,また唾腺染色体の調査をも実施して半不妊の原因を考察し,さら...
ミカンコミバエの蛹へ照射した137Csガンマー線2.4KRの低い線量でも,T♂×T♀の子孫からは,その飼育系統内の雄と雌を組み合わせると4世代の間毎代,かなり明瞭なInherited Sterilit...
ミカンコミバエの蛹へ照射した137Csガンマー線2.4KRの低い線量でも,T♂×T♀の子孫からは,その飼育系統内の雄と雌を組み合わせると4世代の間毎代,かなり明瞭なInherited Sterilit...
ミカンコミバエの羽化2日前の蛹に137Csガンマー線7.5KRを照射し,羽化した雄成虫と無処理の雌成虫とを交配し,次の代に得られた成虫の雄・雌(F1♂・F1♀)からF1♂×F1♀,とさらにF1♂・F1...
本研究は変態発生に伴なう精巣の発達とその中の生殖細胞の発達,精子形成の経過を観察したもので, 1.幼虫期では3令より7令まで脱皮に伴なう精巣の発達状態,前蛹期では左右1対の精巣が接近し1個となる前段階...
本研究は変態発生に伴なう精巣の発達とその中の生殖細胞の発達,精子形成の経過を観察したもので, 1.幼虫期では3令より7令まで脱皮に伴なう精巣の発達状態,前蛹期では左右1対の精巣が接近し1個となる前段階...
137Csの放射線を蛹に照射したハスモンヨトウの雄蛾は3~5匹の雌へ次々と交尾し,その卵を孵化させなかった. 放射線を照射した雄と交尾した雌の産卵曲線は,正常雄と交尾した雌のそれとかなり異なり,産卵開...
137Csの放射線を蛹に照射したハスモンヨトウの雄蛾は3~5匹の雌へ次々と交尾し,その卵を孵化させなかった. 放射線を照射した雄と交尾した雌の産卵曲線は,正常雄と交尾した雌のそれとかなり異なり,産卵開...
137Csの放射線を蛹に照射したハスモンヨトウの雄蛾は3~5匹の雌へ次々と交尾し,その卵を孵化させなかった. 放射線を照射した雄と交尾した雌の産卵曲線は,正常雄と交尾した雌のそれとかなり異なり,産卵開...
ハスモンヨトウを完全不妊にする線量よりも低い2Krと16Krの137Csガンマー線を蛹化7~9日目に照射し,羽化した雄を無照射雌と交尾・産卵させ,それから発生したF1およびF2世代の個体を飼育して,幼...
ハスモンヨトウを完全不妊にする線量よりも低い2Krと16Krの137Csガンマー線を蛹化7~9日目に照射し,羽化した雄を無照射雌と交尾・産卵させ,それから発生したF1およびF2世代の個体を飼育して,幼...
本研究は変態発生に伴なう精巣の発達とその中の生殖細胞の発達,精子形成の経過を観察したもので, 1.幼虫期では3令より7令まで脱皮に伴なう精巣の発達状態,前蛹期では左右1対の精巣が接近し1個となる前段階...
奄美大島産ミカンコミバエ蛹を岡山で羽化させ,トウモロコシ粉を主体とする半合成飼料を用いて飼育し,蛹化2日前の蛹へ137Csガンマー線を4,6,8KR照射して各種の実験を行なった. (1)4,6,8KR...
奄美大島産ミカンコミバエ蛹を岡山で羽化させ,トウモロコシ粉を主体とする半合成飼料を用いて飼育し,蛹化2日前の蛹へ137Csガンマー線を4,6,8KR照射して各種の実験を行なった. (1)4,6,8KR...
本研究は137Csガンマー線によって半不妊化したミカンコミバエとその子孫の雌生殖系の異常を観察すると共に,それらの産卵数や孵化率の低下を調べ,また唾腺染色体の調査をも実施して半不妊の原因を考察し,さら...
本研究は137Csガンマー線によって半不妊化したミカンコミバエとその子孫の雌生殖系の異常を観察すると共に,それらの産卵数や孵化率の低下を調べ,また唾腺染色体の調査をも実施して半不妊の原因を考察し,さら...
ミカンコミバエの蛹へ照射した137Csガンマー線2.4KRの低い線量でも,T♂×T♀の子孫からは,その飼育系統内の雄と雌を組み合わせると4世代の間毎代,かなり明瞭なInherited Sterilit...
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ミカンコミバエの羽化2日前の蛹に137Csガンマー線7.5KRを照射し,羽化した雄成虫と無処理の雌成虫とを交配し,次の代に得られた成虫の雄・雌(F1♂・F1♀)からF1♂×F1♀,とさらにF1♂・F1...
本研究は変態発生に伴なう精巣の発達とその中の生殖細胞の発達,精子形成の経過を観察したもので, 1.幼虫期では3令より7令まで脱皮に伴なう精巣の発達状態,前蛹期では左右1対の精巣が接近し1個となる前段階...
本研究は変態発生に伴なう精巣の発達とその中の生殖細胞の発達,精子形成の経過を観察したもので, 1.幼虫期では3令より7令まで脱皮に伴なう精巣の発達状態,前蛹期では左右1対の精巣が接近し1個となる前段階...
137Csの放射線を蛹に照射したハスモンヨトウの雄蛾は3~5匹の雌へ次々と交尾し,その卵を孵化させなかった. 放射線を照射した雄と交尾した雌の産卵曲線は,正常雄と交尾した雌のそれとかなり異なり,産卵開...
137Csの放射線を蛹に照射したハスモンヨトウの雄蛾は3~5匹の雌へ次々と交尾し,その卵を孵化させなかった. 放射線を照射した雄と交尾した雌の産卵曲線は,正常雄と交尾した雌のそれとかなり異なり,産卵開...
137Csの放射線を蛹に照射したハスモンヨトウの雄蛾は3~5匹の雌へ次々と交尾し,その卵を孵化させなかった. 放射線を照射した雄と交尾した雌の産卵曲線は,正常雄と交尾した雌のそれとかなり異なり,産卵開...
ハスモンヨトウを完全不妊にする線量よりも低い2Krと16Krの137Csガンマー線を蛹化7~9日目に照射し,羽化した雄を無照射雌と交尾・産卵させ,それから発生したF1およびF2世代の個体を飼育して,幼...
ハスモンヨトウを完全不妊にする線量よりも低い2Krと16Krの137Csガンマー線を蛹化7~9日目に照射し,羽化した雄を無照射雌と交尾・産卵させ,それから発生したF1およびF2世代の個体を飼育して,幼...
本研究は変態発生に伴なう精巣の発達とその中の生殖細胞の発達,精子形成の経過を観察したもので, 1.幼虫期では3令より7令まで脱皮に伴なう精巣の発達状態,前蛹期では左右1対の精巣が接近し1個となる前段階...