コンピュータと情報通信技術による高度情報社会の到来は,社会のあらゆる分野に大ぎな変化を持ってきて,多くの附加価値の創出と共に多様な便益を順機能として提供している。反面,これに伴うたくさんの逆機能も現れているのも現実である。そのなかで特にコンピュータ関連犯罪による被害が次第に増加している。コンピュータ犯罪とは,このような逆機能の一つとして登場した情報社会の新種犯罪で,情報化が進展すればするほど色々な分野で発生して,その犯罪の様相も次第に深化している実情である。このような状況は,コンピュータ犯罪に関する研究とその制御のための努力がより一層必要な時期ではないかと考えられる。本稿では,情報社会の明と暗の部分として情報社会に伴う逆機能の中でコンピュータ犯罪に対して,特に日本と韓国の現状を考察しながら,その拡散防止のための管理方案を提示することにする。それによって,コンピュータ犯罪に対しての研究と対策樹立に参考になるように進めようとする。There happened many changes in various fields, such as the administration, the industry, the finance and the national defense and the medical treatment in the information society. Also, the information society is providing various conveniences with production of a lot of additional values (Eufunction). On the other hand, the dy...