視覚障害学生に対する鍼灸手技教育に電子カルテを導入し、その効果と課題について検討した。結果、模擬患者から得られた情報を電子カルテに記載する学習により、医療情報の整理や治療計画の見直しが可能となり、教育効果が高まると考えられた。しかしながら、全学生が電子カルテを利用するには学生、教員双方に入力および指導時間の負担について課題が残ると思われた
本学附属診療所鍼灸治療部門において発生した過誤は,鍼の抜き忘れと温灸などによる熱傷であった。鍼灸師の晴眼対視覚障害の割合を考慮に入れて検討した結果,鍼の抜き忘れと熱傷の発生頻度に視覚障害の有無は関与...
視覚に障害を有する鍼灸学生に対し,病理学の重要単語で構成された替え歌をパソコン上のWave データで再生する替え歌自主学習用教材を利用した取り組みを行った。単語は,あん摩・マッサージ・指圧師,はり師,...
解剖学を理解する上では、まず組織や器官の概ねの形を理解した上で個々の名称などを覚えていくことが重要なのではないかと考えられる。自分の身体を使ったもの、または身近にある道具を用いて組織や器官の概ねの形を...
視覚障害学生に対する鍼灸手技教育に電子カルテを情報共有ツールとして導入し、その効果と課題について検討した。結果、カルテの記載の学習に加え、教員によるチェック&コメントをフィードバックすることで、臨床に...
本学において視覚障害ならびに聴覚障害を重複する学生が、鍼灸・手技療法を修得して、卒後において一医療人として社会に貢献していくためには、従来の教育方法に加えて個々の学生の障害特性に応じた補完法と既存メデ...
この度、画面読み上げソフトや拡大表示機能を持たせた、視覚障害を持つ教員にも使いやす いWeb 教材作成ソフトを開発した。このソフトを使用して、これも視覚障害を持つ生徒向けに問題集 としてだけではなく、...
本研究は、客観的臨床能力試験(Objective structured clinical examination; OSCE)のビデオ映像を利用した教育活用手法(OSCE‐Reflection Met...
視覚に障害を有する鍼灸学生の自主学習教材として,ペン型録音再生レコーダー(以下 Touch Memo®)を経穴暗記カードに応用させた取り組みを行った。Touch Memo®は,ドットコードにより認識す...
理学療法教育において臨床実習は専門分野として非常に重要な要素を占めている。本学学生は視覚障害を有しているため,臨床実習指導者の負担は多くなっていたといえる。そこで,指導者の負担軽減のために臨床実習対応...
鍼施術や手技療法を安全かつ効果的に行うために身体の立体的なイメージを持つことは重要である。しかしながら,視覚障害学生は身体を構成する筋を立体的にイメージすることが難しいと思われる。そこでペン型タッチ式...
近年のIT 技術の発達から,多くの場合,講義でパワーポイントなどの資料を活用した教育が実施されている。視覚障がい者への教育においても,講義資料の呈示には,IT 技術を活用した情報補償を活用しつつ,主に...
視覚部では、新入生が大学生活に円滑に適応するための科目として、平成14年度から1学期にフレッシュマンセミナーを新規に開設した。「大学での学習」、「自立生活」、「視覚障害」の理解やお互いのコミュニケーシ...
視覚障害のある理学療法学生の臨床能力向上を目的として、筑波技術大学附属東西医学統合医療センターにリハビリテーション科を新設した。リハビリテーション科を用いた臨床教育を導入することで基礎医学から理学療法...
医療技術を学ぶ視覚障害学生の自主学習教材の一つとして,音声対応触図教材を作成した。科目は授業で触図を多用している解剖学とした。教材に適した単元を抽出するため,はり師,きゅう師,あん摩・マッサージ・指圧...
全盲や弱視といった視覚障害を有する学生用の国家試験対策とCAI を平成5 年から開発し、運用を重ねてきた。年次が進むに従って、より高機能化し、最新の国家試験対策CAI では、様々な弱視の眼疾に対応した...
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