遠隔情報保障システムの研究を行っている中で,専門的な分野では情報保障者の確保が困難であり,また専門的内容を指文字等で示された場合に,聴覚障害者からもわかりにくいという問題があった。このような問題を解決する一つの方法として,キーワード付き手話通訳映像を用いた遠隔情報保障システムについて述べる。本システムは専門用語や人名などをキーワードとして手話通訳者の映像に重ねて表示することにより,講義における聴覚障害学生の理解を助けようとするものである。このシステムのプロトタイプを筑波技術大学の聴覚障害学生に提示する試みを行った。キーワード付き手話通訳映像と字幕を用いた遠隔支援の結果,キーワードを有効活用できるかどうかは手話使用歴に関係すること,手話通訳者の指差しが重要であることが確認できた。本稿では実験システムの概要とアンケート結果について述べる
聴覚障害学生支援のニーズが高まりを見せる今,高等教育場面における手話通訳を実現するための体制,及び手話通訳者養成に必要なプログラムを明らかにすることは,我が国にとって急務である。このため,先進的な取り...
本学大学院情報アクセシビリティ専攻では,平成29 年度に入学した先天性全盲ろう学生への情報保障支援体制を構築し,支援を実施している。授業支援においては,学外の登録通訳者の協力を得ながら,学生本人のニー...
交信関係を確立することが困難であった一重複障害児が食事場面をきっかけとし、食べ物とのかかわりを深めていった。指導者は本児と経験を共有するなかで本児が食べ物の移動を認知することを基盤として交信関係を確立...
(問題・目的) 文部省(1993)は、ろう教育の現場では「国語に対応した」手話を用いる必要があるとしている。しかし、実際に聴覚障害者が使用している手話には日本語にとらわれない手話独自の特徴を有しており...
学生数約2 万人のロチェスター工科大学では,約1,100 名の聴覚障害学生がインテグレーション環境で学んでいる。彼らの情報アクセスを支えるために,質の高い手話通訳サービスが提供されていることから,手話...
近年、伝送技術や画像圧縮技術の進歩に伴い、遠隔地コミュニケーションが可能になってきた.しかし円滑なコミュニケーションを行うためには、画像品質の向上だけでは解決できない様々な問題がある.このような問題を...
聴覚障害者の遠隔コミュニケーションが実用的なものとなってきている。しかし、日常的に用いている手話を2次元画面上で見た場合には、手話が平面的になりわかりにくいという問題点があった。このため、本研究では遠...
手話を使用する教員が増加している聾学校や手話通訳者養成の場において,手話評価のニーズが高まってきている。欧米ではすでに様々な観点から手話評価法が開発されており,それらをまとめたレビューも存在する。しか...
手話による遠隔コミュニケーションでは,テレビ会議等の映像を通信する手段が用いられる。通信速度が十分ではない場合は,映像の遅延や切断が発生して手話の読み取りが困難になる可能性がある。本報告では,手話映像...
平成28年度~平成29年度 厚生労働科学研究費補助金(障害者政策総合研究事業(身体・知的等障害分野))課題名:意思疎通が困難な人に対する人的及びICT技術による効果的な情報保障手法に関する研究聴覚障害...
本学では、平成2年度から平成7年度にかけて専門用語手話動画像を作成した。この動画像はビデオテープに記録され利用してきた。これらの情報をコンピュータに取り込み、手話映像を単語単位のファイルに分け、画像圧...
聴覚障害者のアイデンティティ形成に関する研究は,我が国でも多く行われてきた。これまでの研究より,聴覚障害者が形成するろうアイデンティティは,健聴者と聴覚障害者との世界の葛藤や混乱,聴覚障害者の世界への...
聴覚障害学生を対象とした授業で利用するため、教員のニーズをもとにコンピュータ操作を教示する教育支援ツールソフトウェア、SZKIT(SynchroniZed Key points Instrution ...
ギャローデット大学は,聴覚障害を有する学生のための大学として世界で唯一のものである。ここには,障害学生支援室が置かれ,障害学生に対する個別的,包括的なサポートサービスとプログラムを提供している。また教...
大学等の高等教育における講義において、専門用語等のキーワードを随時学生に提示することにより聴覚障害学生を支援するシステムについて検討を行っている。講義中にキーワードを表示することで、手話や指文字と専門...
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