国際PBL(Problem Based Learning)実験 : NIME-Stanford共同研究の一環として(2.3 日米協調学習実験 スタンフォード大学との共同研究(2001),2. 共同研究成果報告,多文化共生社会における国際遠隔教育交流に関わる諸課題 : 共同研究成果・公開研究会実施報告書)

本論は、科研費による日米共同研究(研究代表者:永岡慶三)の一環として実施したサブプロジェクトの研究報告である。スタンフォード大学が同大学の日本センター(SJC)で工学部学生に提供しているデザインコースの受講生と大阪大学工学部大学院生の協調学習の一形態であるPBLについて日米双方の目標、参加学生の異文化インターアクションにおけるコミュニケーション能力および利用したネットワーク技術の効果についての研究を目的として行った。本論では、日米双方の参加学生の事後面接から特に日本人学生のコミュニケーション過程における課題に焦点を当て論じている