63歳,男性.主訴は2か月前からの体重減少と腹部腫瘤.腹部エコーで著明な後腹膜リンパ節腫大を認め,悪性リンパ腫の疑いで血液内科を受診.頸部及び鼡径部などに腫大したリンパ節を触知.左鎖骨上窩リンパ節針生検では転移性腺癌の診断.原発巣検索目的で施行したprostate specific antigen(PSA)1827 ng / ml と異常高値を認めた.当科依頼となり,前立腺針生検を施行.病理診断はadenocarcinoma,rt 0/3,lt 3/3,Gleason score :4 + 4 = 8.同時に行った左鎖骨上窩リンパ節生検でPSA染色は陽性,前立腺癌転移と診断.Computed tomography及び骨シンチグラフィーでT3aN1M0.Combined Androgen Blockade(CAB)療法を開始.治療開始後,PSAは順調に低下し,3ヶ月後の腹部CTでリンパ節腫大は縮小していた.今後もCAB療法を継続し,定期的なPSA測定を中心とした経過観察が必要である
60歳代男性.受診1週間前から発熱が持続し,精査の結果,血液腫瘍が疑われたためステロイド投与と抗DIC 薬で加療開始された.その後,意識障害と著明な乳酸アシドーシスが進行し,第6病日に死亡に至った.剖...
症例は60歳代女性.前医で肝細胞癌と診断され,TACE を複数回施行されたが再発を繰り返し,分子標的治療目的に当科紹介.レンバチニブによる治療で約1年間腫瘍の増大なく経過し,一部腫瘍縮小もみられていた...
研究種目:基盤研究(C)研究期間:2018~2020課題番号:18K06870研究代表者:山田 充彦研究者番号:10263237Other2018~2020年度科学研究費助成事業(基盤研究(C)研究成...
従来、滋賀県においては等脚目を初めとする大型陸産甲殻類は殆ど調べられていなかった。この度、滋賀県生きもの総合調査委員会からの依頼で、土壌動物相の調査が京大名誉教授渡辺弘之氏を中心に行われ、その一環とし...
70歳代女性.農薬散布中より倦怠感と嘔吐を呈し近医へ救急搬送され,発症4日目に血漿コリンエステラーゼ(ChE)の低値を認め当院へ転院となった.縮瞳と唾液過多,頸部の筋力低下の所見から有機リン中毒による...
症例は3ヵ月女児、左下肢を動かさない事で近医受診後、精査目的で来院した。血液検査では軽度の炎症反応を認めた。単純股関節レントゲンでは左大腿骨近位骨幹端に骨吸収像と不整像を認めた。超音波で左股関節裂隙の...
症例は70歳代女性.腰痛を契機に精査したところ,多発性骨髄腫と後腹膜腫瘍(形質細胞腫)が発見され,ステロイド,分子標的薬等で治療を行ったが,意識障害と感染症のために治療に難渋し,治療開始から1か月半程...
症例は月齢8の男児である.発熱,右頸部と側胸部の腫脹を主訴に当院に紹介された.造影CTで輪状の造影効果を伴うリンパ節が左顎下部,右頸部,右側胸部に多発しており,化膿性リンパ節炎が示唆されたが,cefa...
骨髄間葉系幹細胞(MSC)を海綿体神経損傷前に静脈投与することで,神経損傷後の勃起機能が温存された.投与された MSC は骨盤神経節や海綿体神経に分布しており,神経栄養因子の発現が亢進することが神経保...
「植物地理・分類研究」第59巻第2号(pp.145-147)(2012))掲載追録(8)の続編(都道府県レヴェル及び市町村レヴェル等のレッドデータブックとその関連資料
自然免疫応答に関する受容体TLR7はHICの膀胱粘膜組織で過剰発現し,マウス膀胱でのTLR7活性化は膀胱痛をともなう炎症を惹起した。よってTLR7を介した反応はHICの病態生理に関与している可能性が示...
日本の人口移動統計には住民基本台帳と国勢調査報告によるものがあるが,いずれも配偶関係別の集計はなく,有配偶,未婚,離別,死別ごとの相違や地域の人口構造に与える影響は殆ど解明されていない.本研究は科学研...
症例は81歳女性.肝S7の腫瘍精査のため当院紹介となった.腹部超音波,腹部CT,腹部MRI,腹部血管造影にて肝adrenal rest tumor(HART)が疑われた.131I-アドステロールを用い...
蘚類57種類、苔類23種類を報告した。その中に、環境省の絶滅危惧Ⅱ類に指定されるジョウレンホウオウゴケが含まれていた。本調査地に近い上市町大岩千巌渓の蘚苔類相に比べ蘚類の種類数が多かったが、開けた明る...
症例は43歳,女性.前医で右乳癌に対し右乳房部分切除術を施行.病理診断で非浸潤性乳管癌(Ductal Carcinoma In Situ:DCIS)と診断され,術後補助放射線療法後に外来経過観察されて...
60歳代男性.受診1週間前から発熱が持続し,精査の結果,血液腫瘍が疑われたためステロイド投与と抗DIC 薬で加療開始された.その後,意識障害と著明な乳酸アシドーシスが進行し,第6病日に死亡に至った.剖...
症例は60歳代女性.前医で肝細胞癌と診断され,TACE を複数回施行されたが再発を繰り返し,分子標的治療目的に当科紹介.レンバチニブによる治療で約1年間腫瘍の増大なく経過し,一部腫瘍縮小もみられていた...
研究種目:基盤研究(C)研究期間:2018~2020課題番号:18K06870研究代表者:山田 充彦研究者番号:10263237Other2018~2020年度科学研究費助成事業(基盤研究(C)研究成...
従来、滋賀県においては等脚目を初めとする大型陸産甲殻類は殆ど調べられていなかった。この度、滋賀県生きもの総合調査委員会からの依頼で、土壌動物相の調査が京大名誉教授渡辺弘之氏を中心に行われ、その一環とし...
70歳代女性.農薬散布中より倦怠感と嘔吐を呈し近医へ救急搬送され,発症4日目に血漿コリンエステラーゼ(ChE)の低値を認め当院へ転院となった.縮瞳と唾液過多,頸部の筋力低下の所見から有機リン中毒による...
症例は3ヵ月女児、左下肢を動かさない事で近医受診後、精査目的で来院した。血液検査では軽度の炎症反応を認めた。単純股関節レントゲンでは左大腿骨近位骨幹端に骨吸収像と不整像を認めた。超音波で左股関節裂隙の...
症例は70歳代女性.腰痛を契機に精査したところ,多発性骨髄腫と後腹膜腫瘍(形質細胞腫)が発見され,ステロイド,分子標的薬等で治療を行ったが,意識障害と感染症のために治療に難渋し,治療開始から1か月半程...
症例は月齢8の男児である.発熱,右頸部と側胸部の腫脹を主訴に当院に紹介された.造影CTで輪状の造影効果を伴うリンパ節が左顎下部,右頸部,右側胸部に多発しており,化膿性リンパ節炎が示唆されたが,cefa...
骨髄間葉系幹細胞(MSC)を海綿体神経損傷前に静脈投与することで,神経損傷後の勃起機能が温存された.投与された MSC は骨盤神経節や海綿体神経に分布しており,神経栄養因子の発現が亢進することが神経保...
「植物地理・分類研究」第59巻第2号(pp.145-147)(2012))掲載追録(8)の続編(都道府県レヴェル及び市町村レヴェル等のレッドデータブックとその関連資料
自然免疫応答に関する受容体TLR7はHICの膀胱粘膜組織で過剰発現し,マウス膀胱でのTLR7活性化は膀胱痛をともなう炎症を惹起した。よってTLR7を介した反応はHICの病態生理に関与している可能性が示...
日本の人口移動統計には住民基本台帳と国勢調査報告によるものがあるが,いずれも配偶関係別の集計はなく,有配偶,未婚,離別,死別ごとの相違や地域の人口構造に与える影響は殆ど解明されていない.本研究は科学研...
症例は81歳女性.肝S7の腫瘍精査のため当院紹介となった.腹部超音波,腹部CT,腹部MRI,腹部血管造影にて肝adrenal rest tumor(HART)が疑われた.131I-アドステロールを用い...
蘚類57種類、苔類23種類を報告した。その中に、環境省の絶滅危惧Ⅱ類に指定されるジョウレンホウオウゴケが含まれていた。本調査地に近い上市町大岩千巌渓の蘚苔類相に比べ蘚類の種類数が多かったが、開けた明る...
症例は43歳,女性.前医で右乳癌に対し右乳房部分切除術を施行.病理診断で非浸潤性乳管癌(Ductal Carcinoma In Situ:DCIS)と診断され,術後補助放射線療法後に外来経過観察されて...
60歳代男性.受診1週間前から発熱が持続し,精査の結果,血液腫瘍が疑われたためステロイド投与と抗DIC 薬で加療開始された.その後,意識障害と著明な乳酸アシドーシスが進行し,第6病日に死亡に至った.剖...
症例は60歳代女性.前医で肝細胞癌と診断され,TACE を複数回施行されたが再発を繰り返し,分子標的治療目的に当科紹介.レンバチニブによる治療で約1年間腫瘍の増大なく経過し,一部腫瘍縮小もみられていた...
研究種目:基盤研究(C)研究期間:2018~2020課題番号:18K06870研究代表者:山田 充彦研究者番号:10263237Other2018~2020年度科学研究費助成事業(基盤研究(C)研究成...