本学学生534名を対象に食物摂取状況の調査を行い,特に今回は栄養素摂取量および食品群別摂取量について検討した。1)栄養摂取状況は,男女とも三大栄養素についてはおおむね好ましい摂取傾向であったが,ミネラル,ビタミン類は著しい摂取不足であった。2)動物性たん白質比は,女性48.4%,男性41.5%,植物性脂肪と動物性脂肪の割合は,男女とも1.5:1.0であった。また,PECエネルギー比は,女性13.1%,27.0%,58.0%,男性12.6%,25.3%,61.9%でいずれも適正比率であった。3)食品群別摂取状況は,男女とも肉類,魚介類,砂糖類は基準に達しており,その他の食品群は不足傾向であった。特に果実類,いも類,緑黄色野菜の摂取量が極めて少なかった。4)住形態別では,居住の違いが大きく影響することが示された。下宿生,寮生は自宅生に比べてかなりの摂取不足が認められた
執筆者が携わる古代日本語文法の研究成果を,大学教育の場でどのように活用するかという課題について,「動詞の活用」の教育実践を踏まえた報告を行う。まず,教員養成のための文法教育は学校文法に基づいて行うべき...
Wistar系雄ラット(生後6〜7週齢)の上顎臼歯部歯肉組織について,とくに歯に面する上皮を中心に電顕的に観察した.歯に面する部分の上皮は,1)歯肉溝上皮,2)付着上皮,3)歯肉溝上皮と付着上皮の移行...
アマランサス実粉の利用法を種々試験した結果, 新たな調理特性すなわちクッキーのショートネス改良効果を発見したので, その成果を報告した.ショートネス判定は, レオメーターによる脆さと測定値によった.標...
高齢化社会の到来に伴い,心身機能や社会的適応力の衰えた高齢者(=生活者)のための住環境整備が急務とされている.従来は住宅と家族が担っていた高齢期居住も,住宅整備による自立生活,社会サービスによる在宅支...
くわいの加熱時間の差異により破断応力に及ぼす影響を検討し, 併せて同一条件で同じでんぷん質のさつまいも, じゃがいも, くりについても実験を行い, その差異をしらべた, 1)くわいの加熱時間が10分,...
この論文では,人びとの間にコミュニケーションが成り立つことの意味を,やや過剰に形式的に扱おうとすることを目的としている。最初に提示される架空の書評は,書評対象となる半ば実在しているけれど,書評自体は公...
長い間, 指図されなくても自分で判断し行動する, 気の利いたコンピュータが求められている。人間のように思考する人工知能は, まだ夢の世界の存在である。他方, 最近のソフトウェア製品は, その多機能を簡...
卒業論文text今日,いろいろな現象をモデル化し,その現象を微分方程式などの基礎方程式で解析する研究が進められてきた.したがって,微分方程式を解いたり,積分を計算したりするなどの連続数学の問題を解くこ...
インターネット上の通信を使ったアプリケーションが一般化し,遅延やパケットロスなどの通信品質への要求水準が高まる一方,そのようなアプリケーション自身を使った通信品質計測が可能になってきた.本論文ではその...
本論文の目的は,介護保険制度を実際に運用するケアマネジャーに注目し,ケアマネジャーの制度や役割,おかれている状況に対する意識を検討することを通して,介護保険制度の意義について考察することである.福岡・...
リーマン対称空間論において, コンパクト型リーマン対称空間(の局所同型類)と非コンパクト型リーマン対称空間(の局所同型類)の間には双対性が成り立つことが知られている. 本研究の目的はその一般化として可...
本研究では, ケーソン護岸連結目地内の水面変位に関する流体共振スペクトルを新たに誘導する. さらに, 目地幅を変化させて流体共振スペクトルを系統的に計算し, 目地幅の変化に伴う流体共振の発生条件を明ら...
出版社版症例は38歳男性で,9ヵ月ほど前から特に誘因なく顔面に?痒を伴う紅色皮疹が出現し,徐々に体幹,四肢へと拡大し,近医にてステロイド内服と外用による治療を受けたが,寛解・再燃を繰り返すため来診した...
本研究では, 中学校「被服」領域の製作題材であるパーカーベストに, パーソナルコンピュータを用いてデザインした手芸(ワンポイント品)を取り入れた, オリジナルパーカーの製作を試みた。生徒たちの衣服を着...
タンパク質を過度に加熱すると,その消化性は失われていく。今回はアルブミンを用いて,人工消化試験を行った。その結果を前報のカゼインの場合と比較しながら,焙焼温度と消化率との関係を検討してみた。1.180...
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