マルチモーダル知覚に関するメディア心理学の研究(2)

学長特別研究費豊かさ、美しさ、快適さ、心地良さを付与する文化・芸術・技術の探求本研究は、平成17年度デザイン学部長特別研究「マルチモーダル知覚に関するメディア心理学の研究」の継続研究として、応用領域:メディア造形(コンテンツデザイン)をターゲットとして行った。当初の研究目的としては、平成17年度デザイン学部長特別研究「マルチモーダル知覚に関するメディア心理学の研究」において整備した実験システムを発展させ、研究「コンテンツクリエイターのための著作権フリー音楽クリップ生成システム"FMC3"」において完成したシステムをベースとして、マルチメディア・コンテンツデザインのための支援システム、さらに身体動作/身体表現と同期したビート感覚についての基礎研究を進めるものとした。また、これと合わせて、エンタテインメントコンピューティングのシステム開発(一例：体験参加型パブリック・インスタレーション)という応用領域への展開を実験・検討する。映像と音楽と身体動作との関係についてのメディア心理学的なモデルと仮説を構築して、学会発表などを行い、教育的・産業的な応用可能性についても検討を進めることを目的とした