『早期教育』に対する保護者の意識調査 平成10~12年度文部省委嘱研究「生涯学習活動の促進に関する研究開発」 研究課題「『早期教育』の実態に関する総合的な調査研究」

  • 山田  兼尚
Publication date
February 2015
Publisher
大塚 尚子

Abstract

本報告書は、文部省生涯学習局より委嘱を受けた「生涯学習活動の促進に関する研究開発」の一環として行われた研究課題「『早期教育』の実態に関する総合的な調査研究」の研究報告である(委嘱期間平成10~12年度)。 早期教育についての定義は明確ではないが、本研究においては、乳幼児期を対象として広く行われている種々の学習活動をいわゆる『早期教育』としてとらえ、その『早期教育』についての実態を把握・分析するとともに、それら『早期教育』が保護者の養育態度や子ども自身の日常生活などに及ぼす影響を調査・分析し、『早期教育』について検討するための基礎資料を作成することを目的としている。本調査は、平成12年2~3月に、東京都、愛知県及び名古屋市の保健所/保健センター等の協力を得て、1歳6ヶ月児及び3歳児の子どもをもつ保護者約22,600人を対象に質問紙調査を実施した。 本報告書は、この調査結果についてまとめたものである。 また、本調査を行うにあたり、事例研究(所外の研究協力者を中心に、『早期教育』に関わると思われる臨床事例を収集、分析)、外国調査(韓国及び中国における『早期教育』の実態についての聞き取り調査)、文献解題(本研究に関する図書・雑誌に見られる先行研究調査を行い、100点を超える文献をリストアップし、検討を加え、「『早期教育』関連専門雑誌論文集」を作成し、主たるものについて行った「解題」)も行い、別冊にとりまとめた

Extracted data

We use cookies to provide a better user experience.