Curing Acceleration of The Epoxy Resin Systems Using Environmental Correspondence Alkyl Phenol Catalysts

内分泌撹乱物質として指定を受けたノニルフェノールに代替する反応促進剤を得るために、アルキル鎖の炭素数が異なる二種のアルキルフェノール（エチルフェノール及びドデシルフェノール）が混合された。それらの混合比は、ノニルフェノールのアルキル鎖の炭素数９と等価になるように設定された。混合物系の促進効果および物性がノニルフェノール系と比較・検討された。その結果、この混合物を一定モル数添加した系において、ノニルフェノール系と同等の反応促進効果・可塑化効果が得られることが明らかとなった。また、希釈剤を加えたときにはノニルフェノールで促進した系に比べて混合物の系が引っ張り試験において優れた伸びを示した