家庭科の問題解決的な学習の展開において, 課題設定を学習者自身で行うことの困難さが指摘されている。本研究では, 生活課題を見いだすための指導方法の課題を追究し, 高等学校「家庭基礎」の生活設計の学習内容の中で, 生徒にとって身近であり日常生活で利用することの多いコンビニを題材に取り上げ, 自己のよりよい生活, 将来像をイメージし, 現在の生活課題と結びつけて学習できる授業を提案し効果を検証した。その結果, 授業後には個人の生活だけでなく, 社会との関わりに対する意識が広がり, 健康管理や生活リズムの確立などの意識が高まっていた。また, コンビニ題材の学習やKJ法によって思考を整理することを通して, 生活に必要な様々な能力を想起し, 自己の生活と向き合い, 多様な生活課題を見出していることが見て取れた。生徒の自己評価は全体として高かった。さらに, 学習を実生活に生かそうとする意欲が高まったことは, 生活課題を見出す授業として効果があったものと考える
本研究は、中学校技術・家庭科、家庭分野の「B 家族と家庭生活」の指導において、高齢者理解をめざした 2 回の交流会を取り入れ、各体験後の感想から、生徒の内面にどのような変化がみられるかを検討したもので...
本研究では, 家事労働の理論の検討をもとに授業実践を行い, 生徒の家事労働の認識構造をとらえ, 授業のねらいがどのように達成されたか検討することを目的とした。授業後のワークシートの記述内容を分析した結...
NEETや753現象に象徴されるように,今日の若者を取り巻く雇用情勢は極めて厳しい。大学生を対象としたキャリア教育全般について検討した本研究では,以下の2つの観点から考察を加えた。研究1では,アメリカ...
家庭科の問題解決的な学習の展開において, 課題設定を学習者自身で行うことの困難さが指摘されている。本研究では, 生活課題を見いだすための指導方法の課題を追究し, 高等学校「家庭基礎」の生活設計の学習内...
本研究では、今後のライフキャリア教育の実践をめざし、具体的な教材である日米家庭科教科書を分析し、その結果をもとに授業プログラムの枠組みを構築することを目的とする。具体的には、日米の中等教育家庭科教科書...
はじめに 1.教育・保育における計画性と評価 2.学童保育型PDS の可能性 3.「かなえば」における生活体験 おわりに本稿では、小規模な学童保育「かなえば」を事例として、計画性と評価という観点から、...
主体的に社会事象を考察し, 問題解決方法などを考えていくためには, 物事をより客観的に理解し, 把握することが求められる。そのために必要なスキルとして, 批判的思考力が挙げられる。そこで, 社会系教科...
高等学校の「家庭総合」において福祉複合施設を題材とし、(1)高齢者・子ども・高校生、それぞれの立場に立ち、お互いのためにできることをディスカッションし、立場を入れ替える場面を仕組み、異世代が関わる事の...
家庭生活の合理的な経営において、生活情報は効率よく処理される必要があるだけでなく、適切な選択・収集が不可欠である。そこで、一定の目的を持った主体的な情報の選択・収集を経験する手段として新聞記事のスクラ...
2020年より,教育現場でのがん教育が制度上本格的にスタートすることになった。だが,新型コロナウイルス感染症の拡大のタイミングとも重なった現在,学校ではそのことを考えるゆとりさえ奪われている。国民の2...
2017(平成29)年4月に文部科学省より告示された特別支援学校小学部・中学部学習指導要領においては,総則のみならず,様々な項目において,学校が家庭や関係機関等との連携を図ることの必要性が示された。そ...
平成10年に改訂された学習指導要領に基づき、意思決定力の育成を分析の視点として、小中5年間を連係させた家庭科カリキュラムを検討した。分析の対象は、平成14年度の附属新潟小学校及び附属新潟中学校の年間指...
近年の学習指導要領の改訂により、「技術・家庭」の授業数は大幅に縮減された。その一方で、指導にあたっては一教科であるのも関わらず2名の教員によって分担されている可能性が高い。このような背景から、「技術・...
本年度は, これまでに蓄積されてきた研究成果を踏まえて, 生活科学習において「キャリア」という視点からの単元開発の可能性について研究を進めた。そのために, これまで同様, 提案授業を基に協議・考察をし...
中学校において家庭科を指導する教員は、臨時免許状教員が多い。そこで、本研究では臨免教員の指導は学習者にどのような影響を与えているのかを検討するために、保有教員と臨免教員に指導されている学習者を対象に学...
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