本稿は, 日本の数学教育学における近年の研究動向をレビューし, 今後の研究に対する展望を述べようとするものである。日本数学教育学会の数学教育論文発表会において発表された近年(1991~2000)の論文と課題別分科会の取り組みをレビュー及び考察の対象とし, 日本の数学教育学における研究動向をまとめた。そして, 数学教育学の多くの研究領域に共通する展望を「統合」「共同」「批判」という3つのキーワードを用いて述べ, それらが今後の日本の数学教育学研究と教育実践の発展に大きく寄与し得ることを主張した。The aim of this paper is to review the recent trends and to suggest some prospects in the research on mathematics education in Japan. Based on the works of specialists in each research domain/area in mathematics education, the reviews of the recent (1991-2000) research papers presented at the Annual Meeting of Japan Society of Mathematical Education for the ten years were summarized to show the recent trends, including results and issues. Then, the common prospects for some research domains/areas...
東京考へ方研究社の出版された数学の図書は読者が自分のペースで自学自習が出来るように作られているのが特徴である。しかも内容は解析幾何とか射影幾何とか, 当時でも大学の専門の水準の数学の内容であった。本稿...
日本の算数・数学の授業は、おもに一斉授業での問題解決学習の形式をとる。この授業内で、具体的にどのような「個に応じた指導」がなされているかを明らかにすることは、重要な課題であろう。そこで本稿は、授業にお...
カメラのファインダーの両端にちょうど2本の木が入るような場所を探していくと、それらの集合は何になるかという課題を生徒に与えた。生徒たちは様々な予想をし、実際に作業する中で仮説を立て、やがて円の一部にな...
本稿は, 日本の数学教育学における近年の研究動向をレビューし, 今後の研究に対する展望を述べようとするものである。日本数学教育学会の数学教育論文発表会において発表された近年(1991~2000)の論文...
本稿では, 本学会の機関紙である「日本教科教育学会誌」のVol.1~Vol.25(1976~2003)に掲載された理科教育学に主たる視点を置いた論文を中心に抽出し, 教科教育学という視点から整理を行っ...
本稿の目的は,諸外国のカリキュラムの動向や特徴を概観した上で,比較教育的視座から新しい算数・数学科学習指導要領を考察し,カリキュラムに関する今後の研究課題を提案することにある。具体的には,2007年に...
本研究は日本・中国・韓国の高校数学の教育課程及び教科書を基に目標や内容の取扱いについての比較を行い,それぞれの特徴を明確にするための調査研究である.その結果,中国や韓国は教育の目的を人材養成におき,国...
日本の子どもたちの認知的学力としての数学の到達度は高いが数学へのアフェクトは低いことをTIMSSやPISAという国際的調査の結果から示している。日本の数学教育政策にアフェクトが扱われてきたかについて、...
博士(政策科学)同志社大学日本の子どもたちの数学へのアフェクト(意欲、価値意識、不安などの心的要因)は、国際的な調査結果では最低レベルである。明治から戦前までは数学へのアフェクトは扱われず、前後の学習...
本研究の目的は,RME(Realistic Mathematics Education)理論の特徴を明らかにして,具体的な実践例の分析を踏まえ,日本の数学教育への導入の可能性について考察し,示唆を得る...
MI: Global COE Program Education-and-Research Hub for Mathematics-for-IndustryグローバルCOEプログラム「マス・フォア・イ...
埼玉県越谷市 全国学力・学習状況調査において,これまでに中学校数学科で出題された記述式の問題のうち,特に「見いだした事柄や事実を説明する問題」に注目し,調査結果を基に今後の指導の改善の方向性を探った。...
本稿では, 昭和43年度(1968年度)から平成12年度(2000年度)までに提出された, 広島大学大学院教育学研究科の教科教育学専攻数学教育学(数学内容学は除く)修士論文64編を対象にして, 各論文...
本稿では, 全国大学国語教育学会誌『国語科教育』に掲載された1998年から2002年までの論文を中心として, 国語教育学の研究動向を把握し, 研究の展望を行った。研究動向の特徴としては, 1)国語教育...
現代社会における科学の急速な進歩などを考えると、数学的な知識や技能も大切であるが、思考、判断、表現などの能力の育成も極めて重要である。また自ら学ぶ意欲をもつとともに生涯学習という点においても、「数学的...
東京考へ方研究社の出版された数学の図書は読者が自分のペースで自学自習が出来るように作られているのが特徴である。しかも内容は解析幾何とか射影幾何とか, 当時でも大学の専門の水準の数学の内容であった。本稿...
日本の算数・数学の授業は、おもに一斉授業での問題解決学習の形式をとる。この授業内で、具体的にどのような「個に応じた指導」がなされているかを明らかにすることは、重要な課題であろう。そこで本稿は、授業にお...
カメラのファインダーの両端にちょうど2本の木が入るような場所を探していくと、それらの集合は何になるかという課題を生徒に与えた。生徒たちは様々な予想をし、実際に作業する中で仮説を立て、やがて円の一部にな...
本稿は, 日本の数学教育学における近年の研究動向をレビューし, 今後の研究に対する展望を述べようとするものである。日本数学教育学会の数学教育論文発表会において発表された近年(1991~2000)の論文...
本稿では, 本学会の機関紙である「日本教科教育学会誌」のVol.1~Vol.25(1976~2003)に掲載された理科教育学に主たる視点を置いた論文を中心に抽出し, 教科教育学という視点から整理を行っ...
本稿の目的は,諸外国のカリキュラムの動向や特徴を概観した上で,比較教育的視座から新しい算数・数学科学習指導要領を考察し,カリキュラムに関する今後の研究課題を提案することにある。具体的には,2007年に...
本研究は日本・中国・韓国の高校数学の教育課程及び教科書を基に目標や内容の取扱いについての比較を行い,それぞれの特徴を明確にするための調査研究である.その結果,中国や韓国は教育の目的を人材養成におき,国...
日本の子どもたちの認知的学力としての数学の到達度は高いが数学へのアフェクトは低いことをTIMSSやPISAという国際的調査の結果から示している。日本の数学教育政策にアフェクトが扱われてきたかについて、...
博士(政策科学)同志社大学日本の子どもたちの数学へのアフェクト(意欲、価値意識、不安などの心的要因)は、国際的な調査結果では最低レベルである。明治から戦前までは数学へのアフェクトは扱われず、前後の学習...
本研究の目的は,RME(Realistic Mathematics Education)理論の特徴を明らかにして,具体的な実践例の分析を踏まえ,日本の数学教育への導入の可能性について考察し,示唆を得る...
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本稿では, 昭和43年度(1968年度)から平成12年度(2000年度)までに提出された, 広島大学大学院教育学研究科の教科教育学専攻数学教育学(数学内容学は除く)修士論文64編を対象にして, 各論文...
本稿では, 全国大学国語教育学会誌『国語科教育』に掲載された1998年から2002年までの論文を中心として, 国語教育学の研究動向を把握し, 研究の展望を行った。研究動向の特徴としては, 1)国語教育...
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東京考へ方研究社の出版された数学の図書は読者が自分のペースで自学自習が出来るように作られているのが特徴である。しかも内容は解析幾何とか射影幾何とか, 当時でも大学の専門の水準の数学の内容であった。本稿...
日本の算数・数学の授業は、おもに一斉授業での問題解決学習の形式をとる。この授業内で、具体的にどのような「個に応じた指導」がなされているかを明らかにすることは、重要な課題であろう。そこで本稿は、授業にお...
カメラのファインダーの両端にちょうど2本の木が入るような場所を探していくと、それらの集合は何になるかという課題を生徒に与えた。生徒たちは様々な予想をし、実際に作業する中で仮説を立て、やがて円の一部にな...