現行の学習指導要領の中で, 「確かな学力」の育成ということが掲げられているが, 実社会・実生活に「生きる力としての確かな学力の育成」にまで到達していないことが課題としてあげられている。つまり, 各教科における基礎・基本を習得させるとともに, それらを知識・技能として活用できるレベルにまで底上げするともに, 子どもたちの個性や思いを尊重した探求活動にまで発展させていく力の育成が必要とされるであろう。 そこで, 音楽科では現行のカリキュラムの中で課題とされる「創作」の領域に重点をあて, 活用能力(キーコンピテンシー)を育成することで, 習得から探求までの学習マネージメントサイクルの開発を試みた。そのために, 本学園で培っている国際的コミュニケーション能力を活かして, PCを活用した「和声を含む音と音とのかかわり方」を習得させ, 活用・探求させるための研究を図った。そうすることで, 知覚から感受へと発展させ, 「創作」に焦点をあてた探求型学習マネージメントサイクルの確立を目指したものである。本学園ならではの, 小中合同授業の中で, 子どもたちの力が発揮出るように仕組んでいったのも特徴のひとつである
本研究では, 斉唱時における子どもの歌唱実態に着目し, 異なる伴奏条件でどのように子どもの歌唱が変化するのか, また自分の声をイヤホンでモニターするのとしないのではどう違うのかについて明らかにすること...
情報化時代といわれる現在、児童をとりまく音楽的環境は、マスコミを通してあらゆる種類の音楽で満ちている。また、両親の音楽的関心も高まりつつあるし学校における音楽科教育も、戦後急速に進歩し、児童の音楽性も...
P(論文)"音楽的感覚は幼児期から児童期にかけて顕著に発達するため,その時期の音楽教育は重要である。それにもかかわらず,音楽教育に対して多大な関心が寄せられている今日,充分な指導技術や指導力を持たない...
現行の学習指導要領の中で, 「確かな学力」の育成ということが掲げられているが, 実社会・実生活に「生きる力としての確かな学力の育成」にまで到達していないことが課題としてあげられている。つまり, 各教科...
音楽科では, 今後, 日本音楽を学習内容としてとりあげていくことに改善の余地がありそうだ。また, 昨年度までの研究成果として, 「異校種異学年交流」の学習によって, 他者を意識する思いが培われ, それ...
音楽科授業においては, 「わかる」(認知)「できる」(スキル)「感じる」(情意)ことによって学習が成り立っている。本研究では, 対照的な3つの授業を取り上げ, 「わかる」「できる」「感じる」がどのよう...
本研究では, 我が国の小学校音楽科教科書『小学生の音楽』の題材構成と, 教育内容の系統性を明らかにすることを目的とした。その結果, 以下のことが明らかとなった。第1学年ではリズムの学習が, 第2学年で...
本研究では, 音楽科の学力向上を目指し, 学習者の自己評価・相互評価による音楽科授業の改善を試みた。第1の実践では, アルトリコーダーの指導に自己評価表・相互評価表を取り入れ, 器楽の基礎練習に有効で...
本研究では, 我が国の小学校音楽科教科書『小学生の音楽』の題材構成と, 教育内容の系統性を明らかにすることを目的とした。その結果, 以下のことが明らかとなった。第1学年ではリズムの学習が, 第2学年で...
言葉だけでは表現しつくせないものを表現できるものが音楽である,という概念は多くの人が有していることであろう.平成20年3月に告示された新学習指導要領では,言語活動の充実が掲げられ,音楽科においてもその...
本研究は, 一斉歌唱時の子どもの歌唱能力の実態と発達の様相に着目し, 伴奏の有無や, イヤホンで自分の声を聴きながら歌うか否かなど, 伴奏やフィードバックの条件を変えて斉唱することによって, 子どもの...
本研究では我々がこれまで開発してきた「子どもの音楽における発達と評価に関するツール」について、健常乳幼児に対してツールの試用を行い、設定項目が実際の発達段階に相応しい項目であるのか否かを検証するために...
本研究は,筆者がこの10年間5つの小学校で行ってきた50グループの創造的音楽づくりの事例をコミニュケーションの観点から分析する。最初バラバラの状態にあった子どもがいかにお互いの関連付けを計りながら曲を...
P(論文)"音楽教育はともすると技術の習練一返倒になりやすく,習いだした技術のみを進歩,向上させる事がその教肯の主目的とたる傾向が強い。教員養成大学および小学校などにおける音楽教育は,専門家をつくる場...
今回の一連の研究では、偶然性にのみ依拠した「音楽づくり(創作)」ではなく、自らが表したいイメージを定め、そのイメージに向かって試行錯誤しながら音楽づくりを創意工夫する活動を、南山大学附属小学校(河田愛...
本研究では, 斉唱時における子どもの歌唱実態に着目し, 異なる伴奏条件でどのように子どもの歌唱が変化するのか, また自分の声をイヤホンでモニターするのとしないのではどう違うのかについて明らかにすること...
情報化時代といわれる現在、児童をとりまく音楽的環境は、マスコミを通してあらゆる種類の音楽で満ちている。また、両親の音楽的関心も高まりつつあるし学校における音楽科教育も、戦後急速に進歩し、児童の音楽性も...
P(論文)"音楽的感覚は幼児期から児童期にかけて顕著に発達するため,その時期の音楽教育は重要である。それにもかかわらず,音楽教育に対して多大な関心が寄せられている今日,充分な指導技術や指導力を持たない...
現行の学習指導要領の中で, 「確かな学力」の育成ということが掲げられているが, 実社会・実生活に「生きる力としての確かな学力の育成」にまで到達していないことが課題としてあげられている。つまり, 各教科...
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