本研究では, 斉唱時における子どもの歌唱実態に着目し, 異なる伴奏条件でどのように子どもの歌唱が変化するのか, また自分の声をイヤホンでモニターするのとしないのではどう違うのかについて明らかにすることを目的とした。調査は小学校1年生を対象として行い, 「きらきら星」を次の条件で斉唱させ, 個々の子どもの歌声を録音した。条件は, ①イヤホン・ピアノ伴奏条件, ②イヤホン「大きく元気に」ピアノ伴奏条件, ③イヤホン・アカペラ条件, ④ピアノ伴奏条件, ⑤「大きく元気に」ピアノ伴奏条件, ⑥アカペラ条件であった。評価項目は, 全体の音高の正確さ, どなり声で歌っていないか, 最初の2小節の8つの音高である。分析の結果, イヤホン有りとイヤホン無しの条件では, 音高の一部を除いて, 他のすべての項目においてイヤホン有りの方が得点が高かった。イヤホンによって自分の声をモニターすることによって, どなり声になることが避けられ, 音高も正確になることがわかった。伴奏条件では, すべての項目において, ピアノ伴奏条件>アカペラ条件>「大きく元気に」ピアノ伴奏条件, の順序で得点が高った。1年生では, 歌唱時に主旋律が聞こえる方が正確に歌えることがわかった
COVID-19による教育への影響はとてつもなく大きなものとなっている。特に音楽科教育の授業は扱いにくく、マスクを外すことができないことから、リコーダーや鍵盤ハーモニカ等の演奏が事実上不可能である。ま...
今回の一連の研究では、偶然性にのみ依拠した「音楽づくり(創作)」ではなく、自らが表したいイメージを定め、そのイメージに向かって試行錯誤しながら音楽づくりを創意工夫する活動を、南山大学附属小学校(河田愛...
本研究では, 音楽科の学力向上を目指し, 学習者の自己評価・相互評価による音楽科授業の改善を試みた。第1の実践では, アルトリコーダーの指導に自己評価表・相互評価表を取り入れ, 器楽の基礎練習に有効で...
本研究は, 一斉歌唱時の子どもの歌唱能力の実態と発達の様相に着目し, 伴奏の有無や, イヤホンで自分の声を聴きながら歌うか否かなど, 伴奏やフィードバックの条件を変えて斉唱することによって, 子どもの...
本研究では, 我が国の小学校音楽科教科書『小学生の音楽』の題材構成と, 教育内容の系統性を明らかにすることを目的とした。その結果, 以下のことが明らかとなった。第1学年ではリズムの学習が, 第2学年で...
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言葉だけでは表現しつくせないものを表現できるものが音楽である,という概念は多くの人が有していることであろう.平成20年3月に告示された新学習指導要領では,言語活動の充実が掲げられ,音楽科においてもその...
P(論文)"音楽的感覚は幼児期から児童期にかけて顕著に発達するため,その時期の音楽教育は重要である。それにもかかわらず,音楽教育に対して多大な関心が寄せられている今日,充分な指導技術や指導力を持たない...
本研究の目的は,児童一人ひとりの自発的な音楽表現を起点として音楽科の特性に応じた思考を発展させ,さまざまな音楽文化に能動的・主体的にかかわっていけるような,音楽科における次世代のカリキュラムの開発を行...
音楽科授業においては, 「わかる」(認知)「できる」(スキル)「感じる」(情意)ことによって学習が成り立っている。本研究では, 対照的な3つの授業を取り上げ, 「わかる」「できる」「感じる」がどのよう...
現行の学習指導要領の中で, 「確かな学力」の育成ということが掲げられているが, 実社会・実生活に「生きる力としての確かな学力の育成」にまで到達していないことが課題としてあげられている。つまり, 各教科...
本研究の目的は,児童一人ひとりの自発的な音楽表現を起点として音楽科の特性に応じた思考を発展させ,さまざまな音楽文化に能動的・主体的にかかわっていけるような,音楽科における次世代のカリキュラムの開発を行...
The article addresses one of the most significant issues of musical abilities development – the prob...
情報化時代といわれる現在、児童をとりまく音楽的環境は、マスコミを通してあらゆる種類の音楽で満ちている。また、両親の音楽的関心も高まりつつあるし学校における音楽科教育も、戦後急速に進歩し、児童の音楽性も...
P(論文)"音楽教育はともすると技術の習練一返倒になりやすく,習いだした技術のみを進歩,向上させる事がその教肯の主目的とたる傾向が強い。教員養成大学および小学校などにおける音楽教育は,専門家をつくる場...
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