天然林の成長動態の解析は、天然林資源を管理する上で不可欠である。 北海道有林北見経営区内に天然林を対象に設定した固定標準地を40年ぶりに調査を実行し、針広混交天然林の成長動態を解析した。解析の結果、樹木本数が大幅に減少している反面で蓄積が大幅に増加していることがわかった。本数が減少したのは主として広葉樹である。一方、林分の材積成長にはエゾマツ、トドマツが大きな影響を与えるため、本数が減少したにも係わらず、林分材積成長量は40年間で大きくなったことが分かった。材積の40年間の粗成長量は326.1m3/ha、純成長量は243.8m3/haである。The analysis of growth dynamics in natural forest is indispensable for managing natural forest resources. Growth dynamics was analyzed for the permanent plot of natural forest for forty years in the Hokkaido Prefectural Forest of Kitami district. The result of analysis showed that stand volume was increasing sharply, while the total number of trees were decreasing for forty years. Main decreasing species were broadleaf trees. Volume of spruce and fir was shown a accounts ...
近世期における今須村は, 宿場町であるとともに, 林産物の農民による小商品生産が進んだ村であった。明治に入って, 宿駅制の廃止とともに, 今須村の宿場依存経済は破壊され, 上層農民の支配的秩序も, 今...
1.イヌブナ(Fagus japonica MAXIM)実生の更新実態を明らかにする目的で,秩父山地のイヌブナ天然林2ケ所に設けた調査区(Fj-1,Fj-2)において,1988年から3年間にわたって堅...
(1)国頭村の民有林は林野総面積の57%を占め, そのうち村有林が42%, 私有林は15%となっている。村有林の伐出・造林面の林業的利用は進められており, 同林の村民経済に果たす役割は大きいと言える。...
北海道東部に位置する九州大学北海道演習林内の3地点(拓北,美盛,花輪)の落葉広葉樹林において最長11年間の毎木調査を行い,直径階分布,新規加入率と死亡率,地上部現存量を比較した。拓北および美盛プロット...
京都大学北海道演習林白糠区固定プロット14箇所計2.8haについて、1976年の設定時から1997年の第5回測定時にかけての21年間の成長率の平均と分布を検討した。その結果、haあたり平均蓄積は261...
2006年3月31日付けで定年退職するにあたり、「苫小牧研究林409林班を歩き回りながら見たこと」という題で苫小牧研究林に長年通い続けて調査した台風被害跡の天然生落葉広葉樹林での仕事と北海道ライラック...
本論文では,アカエゾマツを植栽する上での適地を明らかにするため,地形,特に斜面方位,斜面傾斜角に対する反応性についての解析を行っている.調査地は九州大学北海道演習林内の10,11年生アカエゾマツ人工林...
北海道大学農学部森林科学科とソウル大学校農業生命科学大学山林資源学科との合同学生実習として、2003年より実施され3回行われた。2006年は両校の日程が合わず、別れて実施された。その間、ソウル大学校南...
地球温暖化自体注目され始めたのが1980 年代に入ってからであるため,気候変動の研究に資する長期データは世界的にも限られている。東京大学北海道演習林では1930 年から樹木のフェノロジーを調査してきた...
東京大学北海道演習林の針広混交林に設置された36.25haの大面積プロットにおける5年の間隔をおいた2回の胸高直径測定の結果から樹木の個体数と現存量の変動を解析した。個体数は針葉樹が増加し,広葉樹が減...
九州大学農学部附属演習林宮崎演習林では,3ヵ所(合戦原,丸十,広野)に森林動態モニタリングプロット1ha(100m×100 m)が設定され,100年を超える長期的な計画のもと,胸高周囲長が15cm 以...
天塩研究林は2001年から(独)国立環境研究所、ならびに(株)北海道電力と共同で「カラマツ林の炭素循環機能に関する観測研究」を行っている。このプロジェクト研究の目的は、カラマツ若齢林の育林過程における...
九州大学北海道演習林における天然生落葉広葉樹林について,種組成に基づいた群落分類がなされた.代償植生としての植生タイプはシラカンバ―ミズナラ群落,自然植生としてのサワシバ―ミズナラ群集,アサダ―ミズナ...
富良野盆地東部の東鳥沼と山地の東大演習林上湿原について,年代測定と花粉分析学的研究を行なった。盆地における森林の主構成種は,Abies,Picea,Betula,Juglans(9~8 ky BP)~...
本報告は東京大学北海道演習林山部樹木園(標高230m,43°13′N,142°23′E)において1953年以来約35年間実施されてきた北海道産広葉樹の実生育苗の実践を整理し,各樹種の育苗要点を述べた。...
近世期における今須村は, 宿場町であるとともに, 林産物の農民による小商品生産が進んだ村であった。明治に入って, 宿駅制の廃止とともに, 今須村の宿場依存経済は破壊され, 上層農民の支配的秩序も, 今...
1.イヌブナ(Fagus japonica MAXIM)実生の更新実態を明らかにする目的で,秩父山地のイヌブナ天然林2ケ所に設けた調査区(Fj-1,Fj-2)において,1988年から3年間にわたって堅...
(1)国頭村の民有林は林野総面積の57%を占め, そのうち村有林が42%, 私有林は15%となっている。村有林の伐出・造林面の林業的利用は進められており, 同林の村民経済に果たす役割は大きいと言える。...
北海道東部に位置する九州大学北海道演習林内の3地点(拓北,美盛,花輪)の落葉広葉樹林において最長11年間の毎木調査を行い,直径階分布,新規加入率と死亡率,地上部現存量を比較した。拓北および美盛プロット...
京都大学北海道演習林白糠区固定プロット14箇所計2.8haについて、1976年の設定時から1997年の第5回測定時にかけての21年間の成長率の平均と分布を検討した。その結果、haあたり平均蓄積は261...
2006年3月31日付けで定年退職するにあたり、「苫小牧研究林409林班を歩き回りながら見たこと」という題で苫小牧研究林に長年通い続けて調査した台風被害跡の天然生落葉広葉樹林での仕事と北海道ライラック...
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九州大学農学部附属演習林宮崎演習林では,3ヵ所(合戦原,丸十,広野)に森林動態モニタリングプロット1ha(100m×100 m)が設定され,100年を超える長期的な計画のもと,胸高周囲長が15cm 以...
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九州大学北海道演習林における天然生落葉広葉樹林について,種組成に基づいた群落分類がなされた.代償植生としての植生タイプはシラカンバ―ミズナラ群落,自然植生としてのサワシバ―ミズナラ群集,アサダ―ミズナ...
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近世期における今須村は, 宿場町であるとともに, 林産物の農民による小商品生産が進んだ村であった。明治に入って, 宿駅制の廃止とともに, 今須村の宿場依存経済は破壊され, 上層農民の支配的秩序も, 今...
1.イヌブナ(Fagus japonica MAXIM)実生の更新実態を明らかにする目的で,秩父山地のイヌブナ天然林2ケ所に設けた調査区(Fj-1,Fj-2)において,1988年から3年間にわたって堅...
(1)国頭村の民有林は林野総面積の57%を占め, そのうち村有林が42%, 私有林は15%となっている。村有林の伐出・造林面の林業的利用は進められており, 同林の村民経済に果たす役割は大きいと言える。...